Blueberry Lane ~ブルーベリーの小道から~

愛知県豊田市稲武地区「ブルーベリーレーン いなぶ」へようこそ。
ブルーベリー畑から見えるあれこれをお届けします。

門松来たる

2009年12月26日 | 稲武まるごと
 今年も事務所前に「made in 稲武」門松が並びました。

 

 ここ三河地域で見る門松は、松、竹、梅、それと真っ赤な南天に、赤紫と白の葉牡丹が入ります。

 家や建物の門前に松を立てることから「飾り松」「立て松」とも言われるそうですが、私にとって関東地方のそれはまさに「立ってる松」の印象です。
 以前関東に住んでいた頃、三河生まれ三河育ちの私の目には、松と竹が立っているだけのとってもシンプルなものに(というか今年も不況で各社一斉に質素にしたのねと・・・勘違い)映りました。
   
 この門松、稲武地区内においてその多くは、シルバー人材センター稲武支所の精鋭部隊「門松班」によって設置されています。
 この時期、数台の軽トラがそれぞれ松、竹、南天に葉牡丹、杉皮、しめ縄等々の材料を積んで稲武地区内を走り回っている光景を目にします。
 あぁ今年もこの時期が来たなぁと感じる、私にとっての稲武風物詩の1つです。

 国道153号線沿いの各店舗、またどんぐりの湯から稲武商店街の通りも門松が並んでいます。どんぐりの里いなぶ 道の駅に車を止めたら、お散歩がてら「稲武門松巡り」はいかがでしょうか。
 「ホテル岡田屋には高ーいの立ててきたあ」 (門松班T隊長談)

 お正月に飾った門松やしめ縄などを持ち寄って焼く、稲武地区の恒例行事「どんど焼き」は、2010年1月16日(土)午前10時より、どんぐりの湯 東側の田んぼにて。
 
 それまでに稲武の門松、堪能ください!

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霜の柄

2009年12月21日 | 畑しごと
 今日はこんな柄でした。

  

 ビニールハウスのビニールは一面、毎日いろいろな柄の霜で覆われています。

 雪の結晶に関して言えば、その形は降る時の気象条件によって変わるのだそうです。
 北海道で雪の結晶を調べ続けたある研究者によると、「結晶の形や模様には、降雪時の上層から地表までの大気の状態が刻まれている」のだそうです。

 今日はマイナス5℃、積雪あり。
 風はなし、手袋無しではぴりぴりと指先がいたい。
 
 ビニールハウスの霜の柄には、その周囲の空気の状態が映し出されているのでしょうか。

 

 
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冬至の夜のあかり展

2009年12月18日 | お知らせ・イベントごと
 「日南の限りを行て、日の短きの至りなれば也」
 (暦便覧より)

 冬至の夜、間伐材で作られた丸太のランプシェードが、稲武の町を灯します。

 

 『冬至の夜のあかり展』
  日時: 平成21年12月19日(土)暗くなる頃~午後8時頃
  場所: 豊田市稲武町 稲武商工会館~古橋懐古館周辺
      木製ランプシェードの展示
      音楽会(午後6時30分から懐古茶屋にて。入場無料)
      バザー(たこ焼き、フランクフルト、チヂミ、工芸品など予定)
      パンプキンスープ(無料。数に限りがあります)
  主催: 木製ランプシェード「中馬のあかり」を灯す会
      いなぶ観光協会
  問合せ:いなぶ観光協会(TEL:0565-83-3200)

   チラシはこちら

 「冬至」とは、北半球では太陽が最も低く、夜が最も長くなる日。日本では毎年12月22日頃がその日にあたります。
 この日に柚子湯に入り、かぼちゃや小豆粥を食べると、風邪をひかないと言われています。

 稲武のランプシェードは丸太に彫られた絵も様々に、桜、紅葉、朝顔、鶴、またホタルや野菜、四字熟語や詩まで・・・
 色とりどりの和紙からやさしい明かりが漏れる、丸太のランプシェード。
  
 中にはこんな柄も↓

  

 ぜひ厚着で(!)お出かけ下さい。

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イチョウのフレディ

2009年12月08日 | ひとりごと
 「あそこに1つ・・・あっ2つ、葉っぱがついてるよ」

 2日前の強い風ですっかりその葉を落とした、畑の脇のイチョウの木。
 Mさんの言葉に目を凝らして見上げると、なるほど、大きな木の上で1枚の葉っぱのなんと小さいこと。
 たしかに枝にしがみついているその葉に、心に浮かんだのはレオ・バスカーリアの「葉っぱのフレディ」。

 そんなことを思いながら畑の外の水溜めをのぞくと、厚さ約1cmに張った氷の中にすてきなものを見つけました。

 

 木の上に残っている葉がフレディなら、これはさながらダニエルでしょうか。

 そして、アルフレッドやほかの葉っぱたちも。

 

 
 「葉っぱのフレディ」 レオ・バスカーリア作
 おとなもこどもも一緒に読める絵本です。


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霜解け

2009年12月07日 | 畑しごと
 -2℃。
 朝のブルーベリー畑は地面ごと霜に覆われています。

 8時を過ぎ、山の間から陽が差してくると、ブルーベリー畑は次第に霧立ち始めます。

 

 霜で真っ白に凍った木から、葉から、草から、チップマルチから、一斉にまるで湯気が立っているような。
 枝葉の霜はやがて水滴となって、陽の光にキラキラしはじめます。
 晴れた冬の朝のいつものことですが、それでもふと足を止めてしまう光景です。

 

 これも、朝の短い間だけ。
 いつの間にか、車の行き交う道路沿いのブルーベリー畑に戻っています。

 さあ、今日もブルーベリー畑の1日の始まりです!
 (遅い?)


 


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