浴槽に沈める青い愛のはなし

ゆうぎおう 海馬兄弟(モク瀬人)についての殴り書きです 腐ってます

瀬人くんが行きつく場所のこと

2017-04-22 04:56:37 | ゆうぎおう

もうこんな話、され尽くしてはいると思うのですが劇場版で次元領域エミュレータに乗った瀬人が、行き着く場所についてのはなしです。


これって、そもそも人により
『瀬人の身体ごと冥界に行くのか、それとも魂のみが冥界に行くのか』
意見の分かれる所で、どちらが正解だとか間違いとか、勿論そういう事ではないものの和希神が仰る 一つの未来 への一歩、瀬人がどの道を辿るかの大きな分かれ道だなとは思うのです。

わたしは魂の重さは21gである、という説に夢を見ているので瀬人は魂の質量を別の物質に変化、昇華させる事で魂のみを冥界に送り、身体は現世に残される派 で、地上にポッドが辿り着きモクバがそれを開けるとき、見た事ないくらい穏やかな顔で眠る瀬人が居る…という。
モクバはその兄を見て、どんな顔をするのか、、、話が逸れました。いつかここについても長くなりそうなので別で書こうと思いつつ。

身体ごと行くにせよ魂だけにせよ、瀬人は本当に死者の国、冥界に行くことが出来たのでしょうか。

闇遊戯くんは原作の中で勝負の勝敗よりルールを重んじる、勝敗以前にルールを破る人間は勝負するに値しない、同じ場所に立つことを許さない。例え勝負の途中であれ、相手がルールを破ったその時点で罰ゲームを与えてしまう厳しい人でした。
これは記憶を失った闇遊戯であり、完全な冥界の王アテムでは無いのですがやはり、生者の身で死者の国に足を踏み入れる、人として生きる上での重大なルールを侵した海馬瀬人を、アテムは許さないのでは無いかというのが個人の意見です。


では、ラストシーン瀬人が歩いていた砂漠は、あの玉座は何だったのか。

①次元領域エミュレータは確かに完成していたが、ルールを破る瀬人を許さないアテムの意識が介入し瀬人をブロックする。瀬人はアテムに会う夢を見ているだけ。首飾りが青いのは瀬人の夢だから。
実際には会えていない。(瀬人はその事に気付いていない)

②次元領域エミュレーターは確かに完成しており、無事冥界に辿り着きアテムと再会を果たし決闘するものの、ルールを破った魂をアテムは許さず、何かしらの罰を与える。首飾りが青いのは冥界の王になった証。
実際に会えている。

などを考えていました。
でも、それならば、モクバくんが口にした あまりにも危険だよ という台詞から、

③次元領域エミュレータの実験は失敗し、瀬人は命を失う。が、結果として、正しく 死んだ ので、その魂はアテムのいる冥界にたどり着くことが出来た。自分の生死について瀬人が理解しているかは不明。

の可能性もあるのだと気付いた時、これこそが最も現実的かつ自然じゃないか、とぞっとしました。
仮に自分が死んだとして、瀬人くんは狼狽えたり、泣いたりはしないだろうと言う確信があるからこそ、ラストシーンだけでは判断がつかない。

元より死ぬとか生きるとか、いのちの有無なんて瀬人にとっては些細な問題だったのかもしれません。
カードという武器を持ち、決着をつける為に自分の命含め全てを賭けたのだから、決闘の勝敗は兎も角アテムに会えた時点で冥界そのものに挑んだ瀬人の勝負は彼の勝利に違いないですよね。
だから、ここで言う最悪のバッドエンドは③ではなく、①なのかなあと。

ただ、わたしとしては生きてまた現世に立って欲しい。自分で造ったものを「あまりある可能性を秘めた失敗作」と認める中で、モクバが危険だと口にするほどの装置がどの程度、どう言ったリスクがあるかは分かりませんが、彼にはどこまでも真っ直ぐに未来へ突き進んでほしい。冥界は次のステージに繋がる、通過点であってほしい。(スフィアリウムの未来がここですよね、最高すぎて言葉にならない)
そして全てを賭け挑んだそこで、残される、傷つける、己の心のラストピースとした存在のことを考えなかったこの一点のみは、彼が背負うべき大罪なので償いをしてほしいのです。
この辺りモクセト、ファラセト的に最高のサビですがわたしが盛り上がりすぎるので割愛。


ここまで瀬人について書きましたが、彼が正しく実験が成功し冥界に辿り着けたとして、どこにも行けず死者の王として僅かばかりの幸福な記憶だけを抱き永遠を過ごす、孤独なアテムにとって瀬人の来訪は こんなところまで来てしまった という憐れみと悲しみを孕みながらも、その魂を慰める喜びになるんだろうなあ。
単純に嬉しいですよね、そこまでして自分を求めてくれるのって。同時に自分も国を守るために命を捨てた人間だから、何かのために自分を捨ててしまえた瀬人に悲しさを抱く気もするんですが。

結局ここまで書いても自分の中で、瀬人はどこにたどり着いたのか という疑問に答えはでません。多分ずっと悩むし、そこが楽しみでもあるんやろうなあ。すごいなあ遊戯王。
ただ、あの答えを持たないラストが最高だったことに変わりはなく、この記事はただのボヤキなので特に意味もないんですが。
でもこれからも頭悪いなりに悩み抜き、そこに散らばる複数の可能性の中、海馬兄弟が幸せになる未来を手繰り寄せたいと思います。


個人的な話ですが、エミュレータと聞くとやはりゲームを思い出してしまって ああ瀬人くんはどこまでもゲームが好きで、男の子で、そういう作りの脳なんだなあ、と。
キューブを解析し使用するのでは無く、エミュレータを造ってしまうという発想の転換は科学者というよりは、ゲーム好きの少年的なものを感じます。
藍神くんのキューブそのものがプラナというハードを失い使うことが出来ないのなら、新たに動作できるのもを作れば良い。ゲーセンのあらゆるアーケードゲームのランキングトップに君臨する、おもちゃ会社の社長らしいなと、そう思うのです。




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