cynthiaの夢

   

Diorissimo ディオリッシモ : CHRISTIAN DIOR-(12)

2005-05-25 | fragrance
Diorissimo ディオリッシモ(CHRISTIAN DIOR/クリスチャンデオール)


小説や雑誌を読んで香水を知るようになる。まだ子どものときだ。
これは一番初めにおねだりした香水。笑
この香りも優しくて母のような香り。
もし、つけているひとがいたらすぐわかりますね。でも最近売れているのだろうか?
あまりにも有名すぎかもしれませから。
わたしもこの香水がでてくる小説を読んだ・・・

以下長い説明です(HPより)

香水史上に残る名香の一つに数えられる、フローラル・フローラルの最高傑作。1956年発売以来、現在でも変わらない人気を保ち続けるこの香水が、ディオール自身の最後のプロデュース作品となりました。故ダイアナ妃が愛用していたことでも有名。小池真理子の小説の題材にもなっています。ちなみにディオリッシモとは、「いかにもディオールらしい」という意味の造語。

永遠のフローラル・フローラルはスズランの香りがベース。そこにボロニア、イランイラン、アマリリスなどが豊かに溶け合い、ラストはジャスミンがふわりと寄り添い、香りに一層の美しさを持たせます。スズランの香りは、今も昔も全て合成香料。これは花からの抽出段階で香りが失われてしまうことによります。シンプルで上品な甘さ、そしてどこかしら懐かしいような柔らかさ。最小限の原料で唯一の香りを紡ぎだした、奇跡的に完成された香水です。

スズランは、幸福と成功のラッキーフラワーとして、ディオールが常に身につけていたといわれています。調香を手掛けたエドモン・ルドニッカも生涯スズランを愛したといわれており、この二人の情熱が込められたからこそ、ディオリッシモは永く語り継がれる香水となり得たと言えるのではないでしょうか。

いい香りというものは色々ありますが、美しい香りとなるとなかなか存在しないもの。ディオリッシモは、その美しい香りの数少ない一つです。控えめなロマンチシズムを感じさせるこの香り、ぜひとも体験していただきたいものです。


母がいつものように編み物をしている。いつまでも長い針と毛糸球とを操る母に退屈を覚え、背中越しに遊んで欲しいと甘えてみる。しかし母は微笑んで、「もう少し編めたらね、もうちょっと待ってね」と、ゆらゆら背中をゆらしてあやしてくれた。 


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