オーディオ彷徨録~JBL4331AからALTEC620A~

今までのオーディオの改良や音楽の遍歴に、今後の改善も紹介。いい音に繋がる方法を色々模索したことや、好きな音楽を紹介する。

JBL 2405Hのインパルス応答の極性

2017-09-13 11:14:08 | オーディオ
 これは、8/14、15にアップした、620Aに2405Hを追加する場合の2405Hの極性を見直して、理論とは逆の同相で接続した時に、疑問として残った2405Hの極性を再確認する意味で、データを詳細に取り直したことの話です。
 ■1)取り直しの理由
 これは、8/14、15のアップ分を見て頂ければ判りますが、2405HはJBLなので、ボイスコイルの巻き方がアルテックを含め他のスピーカーメーカーとは逆です。従ってインパルス応答が逆位相になるはずが、インパルス応答のオシロでは同相に見えたので、タイムアライメントを取り直した時に、同相で接続したが、本当にそうなのかの再検証をしたということです。
 ■2)実験風景
 先ずは、620Aのユニット604-8Gを採った時で、マルチセルラホーンの先端から10cmの距離にマイクを置いています。

 次は、JBL4331Aの上に置いているPE-20の前10cmにマイクを置いた写真。

 更に、2420の前10cmにマイクを置いた写真。

 最後は、2405Hの前10cmのデジカメの上にマイクを置いた写真。


 ■3)インパルス応答のオシロデータ (ALTEC 620A、パイオニア PE-20, JBL 2420)
 ※今回は、詳細に波形を見たいので、オシロの時間軸は、1ms/Div.⇒0.5msDiv.に拡大しており、従来よりパルス幅が広く見えます。又パルス周期は、100Hz。
 先ずは、+端子に+電位を与えて、コーン紙が前に動く通常メーカーの620AとPE-20分と逆の2420分です。

 ①は、ALTEC620Aで、②は、620Aの同軸ツイーターのみの波形、③はパイオニアのフルレンジのPE-20の波形、④は、逆巻きのJBLの2420の直結の波形、⑤は2420ですが、ネットワーク3131Aを繋いで駆動した波形です。
 これらは、全て理論通り、+端子に+給電で、JBLは、ー波形スタート、それ以外は、+波形スタートです。ここまではすっきりしたデータです。尚、④は+ー対称な波形ですが、⑤は、+側が潰れています。3131AのLF用2次フィルター(LPF)で800Hz以下をカットしていますので、+波は崩れてしまいます。

 ■4)インパルス応答のオシロデータ ( JBL 2405H )
 これは、以下です。

 ⑥は、2405Hの+端子にアンプの+を直結した場合です。最初少しーに振れていますが、主反応は+と見えます。⑦は、パスコン1.5μFを+側に挟んだものですが、波高は低下したものの、+スタートに見えます。⑧は、更にそれに5.2dbのアッテネーターを追加したもので、⑨は⑧の波高が低いのでPC側のヴォリュームを上げたものです。⑧⑨も+スタートです。

 ■5)2405Hが逆転している理由の考察
 これらから見ても、2405HはJBLですが逆巻きをしていないのではないかというのが、今日の推論です。もし何か知見をお持ちの方は、ご一報頂ければうれしいのですが。小さなー波が実は主反応であるという可能性もありますが、そうは考えたくは無い程小さい。2405H(左)と2420の(右)写真は下記。

 可能性の一つとしては、2420は上記右側ですが、通常のメガホン型のホーンでダイヤフラムも写真右下のようにドーム型を使っているが、2405Hはダイヤフラムが上記左下の写真のようにドーナツ状で、左上の写真の中央の黒い縦長になっている砲弾形の三角柱の拡散板の周囲から出た音が、その外側にある縦長の黒い長方形のスリットから放射されるという特殊なホーンですので、これがー波を弱めているということが考えられる。従って、この拡散板、長方形のスリットをひとつづつ外してみるという手がある。又、ダイヤフラム形状の差が原因かもしれない。これが原因の場合は、ツイーターを変更するしかないが、この音は捨てがたい。下のホーンとの繋がり(ex.リボン型はホーンとの繋がりが悪い)も考えると、音で対抗できるのは、ONKYO TW3001位と思う。これは、過去半年でヤフオクに1件出て、~4万円であった。これはネットで出ているカットモデルから見るとドーム状のダイヤフラムです。
 尚、インパルス応答が2420レベルに素晴らしい(位相は逆ですが)620Aの604-8Gのツイーターのダイヤフラムも2420と同じ形のドーム型です。やはり、ドーム型のダイヤフラムの方が、インパルス応答的には素性が良さそうです。
 2405Hがこのようなショートホーンになっているのは、推測ですが、メガホン型はホーン長が長く、ウーハーとタイムアライメントが合わないので、何とか工夫してウーハーのボイスコイル位置位に奥行き方向でボイスコイルが持って来れるショートホーンにしたのではないか(075時代から)と考えていますが、インパルス応答までは見なかったか目をつぶった。それとも高域は波長が短いのでホーンロードも短くていいのかな?でも、このツイーターのシンバルはジャズの雰囲気を醸し出します。
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