オーディオ彷徨録~JBL4331AからALTEC620A~

今までのオーディオの改良や音楽の遍歴に、今後の改善も紹介。いい音に繋がる方法を色々模索したことや、好きな音楽を紹介する。

JBL 2405Hのネットワークの3次フィルター再確認

2017-03-06 14:22:37 | オーディオ
 3/5にアップした時にエンジニア魂に火が付いて、9KHzで2405Hをぶった切りたくなった。今回は、以前クロス6KHzで確認したが聴感でダメだし(元気が無い沈んだ音だったと記憶)した3次フィルターを周波数を9KHzに変えて、再トライした。

 ■1)2405Hのみに、9KHzクロスで3次フィルターを付けた場合のF特
 先ずは、F特をお見せします。尚、WSで前回はシグナルが下に偏って見難かったので、18dbのオフセットを乗せて見易くしました。①②は、③④より同じ音圧ですが18db分シグナルが上がっています。こういうところを、MY SPEAKERは自動で補正します。

 ①が全体で②は、2405Hのみ3次で切ったところです。③④が従来の、1次(1.5μF双信)の場合です。①と③の比較では、①の方が、フラットに近いです。②と④を比べると、②の方は、確かに9KHz辺りから-18db/OCTの3次フィルターが掛かっているのが判ります。グロスで見ると、-30db/OCTですが、これは本来の2405Hの減衰カーブとの合わせ技です。F特的には、合格です。

 ■2)2405Hのみに、9KHzクロスで3次フィルターを付けた場合のトーンバースト波形
 次に、トーンバーストが問題ないか、クロスより下の周波数で確認してみました。結果を下記に示します。

 ①が今回試作で用いた3次フィルターの回路です。実際には、これと2405Hの間に、L型のアッテネーター(抵抗2個)が入ります。今まで、散々と実験をしてきたので、こんなにパーツが無駄になっています。でも意味のある無駄です。これらを見ると、何かをしたくなるというのが、エンジニアの悪い癖です。
 ②が、3次フィルターで4KHzのトーンバースト波形、③④が、夫々6KHz、8KHzのそれです。3次フィルターは教科書的には、高低両方では270度位相がシフトするということになっていますが、間に入ったユニット自身のインピーダンスや遅延、F特によってはそれ以上・以下のこともあり得ます。②③④共に、本波形の1波目が潰れています。何か2つの波が位相差で合わさったような感じです。また②④を見ると、本波の約2ms後に、ゴーストのような付帯波形が乗っています。3/5アップ分を見ていただければ判りますが、1次フィルターでは、こんな波形は見られません。これを見れば、使う気は失せます。F特は良かったのですが、トーンバーストでNGで、聴感に移る前に止めておきます。

 次回は、これの対策になるかどうかは判りませんが、620A側も9KHzクロスで3次のフィルターを付けて実験してみす。お楽しみに。
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