オーディオ彷徨録~JBL4331AからALTEC620A~

今までのオーディオの改良や音楽の遍歴に、今後の改善も紹介。いい音に繋がる方法を色々模索したことや、好きな音楽を紹介する。

620Aのインパルス応答のアンプによる応答差

2017-07-07 09:51:29 | オーディオ
 今回は、インパルス応答で確認したいことの一つとして、アンプ(D級・アナログ)の差を見てみることにしました。

 ■1)実験風景
 以下のように、超ニアーフィールドで、マイク距離10cm、マルチセルラホーンの中心軸上から2cm上の84cmの高さです。これは、中央に横に引いている仕切り板の反射の無いところを狙ったためです。


 ■2)実験データ1  ”オシロのインパルス応答”
 先ずは、インパルス応答です。入力は、WGの+パルスです。

 上段は、+パルスで、①が、D級アンプ(LP-2020A+)、②がアナログアンプ(パイオニアA-J7予備機)です。下段は、+ーパルスで、③が、D級アンプ、④がアナログアンプです。この場合は、オシロの+スタート分のみを採っていますが、ースタート応答もオシロには出てきますが、波形は似たような形です。私は、+-パルスと言うので、+パルスの次にーパルスが来るものと思っていましたが、よく見たら、+パルスのパルス周期の間にーパルスが来ると言うもので、周期が1/2で+とーが交互に来るものでした。従って、-パルスを採るべきだったかもですが、まあ似たようなものですのでリピート評価と考えます。だから、50Hzにしないと同じ間隔にならなかった訳です。左側のD級アンプと右側のアナログアンプを比べると、ほぼ同じですが、+パルスの2番目と後に続く波高の小さい付帯波が、D級の方が少し小さいような気がします。大きな差はありません。

 ■3)実験データ2  ”インパルス応答のFFT波形”
 上記インパルス応答を採った時の、WSでのFFT波形を採ってみました。順番は、上のオシロと同じ順番です。

 ピークホールドは赤線ですので主に赤線で比較します。瞬時波形が緑線で、なるべくピークに近い所を取っていますが、ピークではありません。これもほぼ同じと言っても良いのですが、左側のD級アンプ側が、200Hz(水色の丸を付けています)、300Hzに小さなピークがあります。右側のアナログアンプには、このようなピークはありません。緑線の瞬時波形でもD級アンプでは、このピークが見えます。

 ⇒”オシロのインパルス応答”では、D級アンプの方が、付帯波が小さく若干良い。
  ”インパルス応答のFFT波形”では、アナログアンプの方が、D級アンプにあるような200Hz、300Hzのピークが無いので若干良い。
 総合的には、引き分けと言うところです。

 聴感上も、D級アンプも、POP音防止対策のジャンパー線への100Ω追加とかC29の1000μF化とかでアナログアンプに、ある程度の音圧以下では肉薄しています。

 ■4)パルス間隔について
 インパルス応答のオシロ波形を採るときは、なるべく波形がトリガーし易いように100Hz位の高い周波数を使います。波形的には、孤立パルスに近い10Hzが良いのですが、それだと画面内に見つけにくい。100Hzまでなら波形もそんなに直前の波形の影響は受けないと考えています。一方、インパルス応答のFFTを採る場合は、単発の無限大高のパルスなら出力はフラットになりますが、間隔が詰まって100Hzにすると、100Hzのピークとその高調波の集合波形になるので、ほぼフラットに近い応答が得られる10Hzにしています。まあ、トリガーも不要ですから、波形の良い10Hzが採れる。でも、エネルギーが低いので、レベルが小さく、100Hz以下はバックグラウンドノイズに負けています。もう少しアンプのヴォリューム(上記は9時で夜に聴く程度の音量)を上げたほうが実際の音に近い評価ができると思います。
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