オーディオ彷徨録~JBL4331AからALTEC620A~

今までのオーディオの改良や音楽の遍歴に、今後の改善も紹介。いい音に繋がる方法を色々模索したことや、好きな音楽を紹介する。

インパルス応答の理想系応答との比較(620A系と4331A改系について)

2017-07-23 14:05:45 | オーディオ
 7/13にアップしたタイムアライメントの記事の中で、インパルス応答のWaveSpectraによるFFT波形を4331A改(2231AをPE-20に変更改造したもの)と620Aで比較したが、理想的なインパルスのFFT波形は、スピーカーを通さないループバックのFFT波形であるので、それは6/13にアップしていたのを思い出して、データを比較してみることにした。

 ■1)データ1 ループバックの理想応答
 先ずは、WaveGeneのパルス波形は、三角波でオシロ波形はパルス幅70μSと読み取った以下。

 両裾に2波位のサブローブを持った三角波である。これをループバックでWaveSpectraによるFFT波形を採ったのが以下で、これがスピーカーで再現できれば、理想的なスピーカーということになる。

 単発に近いのは、パルス周期が少ない数値である左上の10Hz(WaveGeneの最低周波数)です。これが目標となります。

 ■2)実際のスピーカーのインパルス応答自体の比較
 これは以下になります。

 左側が、620A(604-8G)で、右側が4331A改(2231AをPE-20に変更した物)です。上段が2Wayで下段がツイータのみです。両方インパルス応答は、素晴らしい応答ですが、主応答の1st波だけで見ると、③(620A)の+波よりも、④(2420)のー波の方が波高も高く綺麗です。これだけ見ると、2420に軍配が上がります。但し、2波目の+波を見ると、②④では波高も高く、パルス幅も①③の2波目(-波)に比べて広がっていますので、この辺りがFFT波形を悪くしている原因かもしれません。

 ■3)インパルス応答のFFT波形の比較
 インパルスの応答をFFT波形にしたのが以下⑨⑪で7/13にアップしたものです。

 ⑨が、4331A改(PE-20(最適タイムアライメント位置30cm)+2420:クロス800Hz)で、⑪は、620A(604-8Gユニット)です。目標であるループバックは、17KH位までは、フラットでそこから円弧状に落ちています。20KHz付近は明らかに⑪の620Aの方が、4331A改より優れていますし、それ以外も⑨では、1KHz~2KHz付近がディップしていますので、インパルス応答のオシロ波形の綺麗な2420が意外にも音のファンダメンタルが弱いと言うことが判ります。⑪もクロスオーバーの1.8KH付近がディップしていますのでここが弱点ですが、超近接でこうなりますが、マイクを遠ざけるとこれはなくなります。聴感上も現在の620Aは620A特有の刺激音の少ない楽器や声の音質感を再現できていると思います。

 やはり、スピーカーの特性を正確にに把握するには、単純な正弦波スイープやピンクノイズのF特より、インパルス応答のFFT波形を採る方がベターのようです。
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