Bloody Guy の恐怖の館

ホラー映画の感想をテキトーに書いたりします。

GOTH

2010-06-02 21:57:43 | Suspens
高校生の神山樹と森野夜は、人間の残酷的な面に異常なほど興味を抱いていた。
そんなある日、変わり者だけが集うという喫茶店で森野が1冊の手帳を拾った。
そこには、最近多発している猟奇殺人の一部始終が詳細に記されていた。
そしてふたりは、まだ発見されていない被害者の死体を見つけだすことにする。

実写化不可能と言われてきた人気作家の乙一の同名ミステリー小説を映画化。
人の暗黒面に異常な興味を持つ高校生の男女が、猟奇的な殺人事件にのめりこんでいく様子を描く。
監督は、『CHARON カロン』の高橋玄。
猟奇的な趣味を持つ二人の高校生には、『青い鳥』の本郷奏多と、高梨臨が扮する。
原作は第3回本格ミステリ大賞を受賞してる作品。
大岩ケンヂによるコミカライズ化もされているほか、20世紀フォックスでハリウッド映画化が予定されている。

“GOTH”とは人間の暗い面に異常な興味を持つ人のことを言うらしいです。
僕が見た限りでは、面白く感じました。
少し犯人は目星がついていたし、盛り上がりに欠ける感じはしましたが、視点が面白かったのと、誰しもが持っていそうなダークな部分をクローズアップしているように感じました。
しかし、原作や漫画をすでに読んでから観ている方には、もの足りない方が多かったようで、下馬評は酷評が多いです。
おそらくそれだけ原作が優れているということでしょう。
暇があったら、読んでみようかと思います。



『GOTH』(2008年日本映画/1時間36分)
【監督】高橋玄
【出演】本郷奏多/高梨臨/松尾敏伸/長塚圭史/柳生みゆ
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カタコンベ

2010-05-30 21:48:48 | Horror
内気なヴィクトリアにとって初めての海外旅行であるパリ。
ソルボンヌ大学に通う姉キャロリンが、妹にとって良い薬になってほしいと、誘ったものだった。
到着早々にヴイクトリアをパーティに誘う。
そこは華やかなパリに埋められた地下の闇、何世紀もの昔に張りめぐらされた300マイルに及ぶ地下の廃坑に700万体もの遺骨が捨てられた巨大カタコンベだった。
暗闇への恐怖と、キャロリンの仲間に馴染めない不安を抱えたまま、ヴィクトリアはパーティへ連れて行かれた。
精神安定剤と強いアルコールで混乱し、パーティの途中で迷路に迷い込んでしまうヴィクトリア。
キャロリンがヴィクトリアを見つけ出すが、そのとき突然何者かが現れた。

タイトルの“カタコンベ”とは地下墓地のこと。
実在する地下墓地を舞台に新たに仕掛けるサイコ・ハラスメントスリラー。
主演に『ロック・ユー!』『ホリデイ』などの若手スター、シャニン・ソサモンを起用し、グラミー賞受賞のロック界のスーパースター“PINK”ことアリシア・ムーアが共演。
本作でハリウッド・デビューとなる、元X-JAPANのYOSHIKIがメインテーマソングを手掛けているのも話題。
『ソウ』シリーズのプロデューサーが製作しているが、製作中に製作者のひとりグレッグイ・ホフマンが謎の病死をしているのが不気味。

前々から気になっていたので、レンタルしてみました。
ジャンルがサスペンスでもサイコでもパニックでもスプラッターでもよかったけれど、今一歩ぴったり来なかったのでホラーにしてしまいました(笑)。
正直なところ、ずっと地下をさまよっている感じで、1時間半が長く感じられました。
斬新だったのは、地下墓地の大規模な作りと絶望感、そして、あまり過去に例を見ない予想しにくい結末だとおもいます。
作りや設定は悪くないのに、ちょっと物足りなくて飽きてしまう、そんな感じの映画でした。



『カタコンベ』(2007年アメリカ映画:1時間34分)
【原題】Catacombs
【監督】トム・コーカー/デイヴィッド・エリオット
【出演】シャニン・ソサモン/アリシア・ムーア/カブラル・イバカ/ラデュ・アンドレイ・ミク/アシュレイ・レインズ
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テケテケ

2010-05-29 17:10:06 | Profile
綾花は可奈と喫茶店からの帰り道、歩道橋の上で“テケテケ”という不気味な音に振り返った。
翌日綾花は、下半身のない死体で発見された。
都市伝説「テケテケ」は小学生たちの噂話。
振り返って姿をみると猛スピードで追いかけられ、腹部で真っ二つに切断される。
たとえ逃げ切れても3日後には必ず殺される。
可奈は綾花との最後の日をたどるうちテケテケに遭遇してしまう。

冬の北海道で始まった都市伝説テケテケをモチーフに映像化した作品。
“口裂け女”“こっくりさん”“トイレの花子さん”に並ぶ都市伝説ながら、映画化はされてこなかった。
今回はAKIBA48の大島優子を主人公に、VFXと特殊造形に定評の鹿角剛司と西村喜廣の最強タッグが残酷妖怪を再現している。

個人的にはいまいちでした。
それなりに怖かったし、妖怪の造形は見る価値あるし、大島優子の演技もなかなかなんですが、何とか呪いの根源の追求に深みを出そうとするも呪いの対象が曖昧だし、タイムリミットにはらはらする切迫感も足りないような気がしました。
ただ、日本独特のホラーの雰囲気は出ていて、こういう内容のものは日本の映画が優れているなとも感じました。
この作品も続編が出ているようなので、いずれ観たら紹介します。
動画は『テケテケ2』と一緒になってます。



『テケテケ』(2009年日本映画/1時間12分)
【監督】白石晃士
【出演】大島優子/山崎真実/西田麻衣/一慶/阿部新之介
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クライモリ デッド・エンド

2010-05-28 21:46:20 | Monster
5日間のサバイバル・ゲームで、勝ち抜くと賞金10万ドルが得られるというTV番組の撮影。
「アポカリプス」という森の中に選ばれた若者たち6人の役者が集合する。
キンバリーもそれに参加するため森へ向けて車を走らせていた。
その時、突然何者かが飛び出してくる。
ブレーキをかける間もなく轢いてしまったキンバリーは、その生存を確かめるため、倒れた男に恐る恐る顔を近づける。
と、その男に一瞬にして噛み付かれ、さらには森の中から出てきたもう一人に、斧でカラダを縦に真っ二つに切り裂かれてしまう。
この森は人喰い一家の棲む森だった。
ゲームの参加者達は、何も知らないままその森へと入っていった。

傑作スプラッターホラー『クライモリ』の第2弾。
「アポカリプス」とは“黙示録”という意味。
ここで使われているのは、森の名前ではなく、TV番組の設定でつけられた名前だ。
監督はロブ・シュミットからジョー・リンチにメガホンが受け渡され、前作よりもコミカルな作りになっている。

前作から引き継がれているのは、フリークスのような人食い人種に次々登場人物が殺されていく点と、最後に逃げ出し生き残れる人間がいる点。
違うのは、少しコミカルになり、グロテスクさもレベルアップしているところ。
僕は正直言って前作の方が好きです。
ありきたりであったけれど、斬新な感じもしたからです。
今回のTV番組という設定が活きていない気がしたうえ、チープに見えました。
でも、フリークスたちが家族になっていて、女性のモンスターが出てきたり、モンスターのラブシーンがあるのは面白く見えました。
またモンスターの出産シーンもあり、赤ちゃんのグロテスクさもかなりきわどいです。
続編の新作がDVDで出ているので、また観て紹介したいと思っています。



『クライモリ デッド・エンド』(2007年アメリカ映画/1時間37分)
【原題】Wrong Turn 2 : Dead End
【監督】ジョー・リンチ
【出演】エリカ・リーセン/ヘンリー・ロリンズ/テキサス・バトル/ダニエラ・アロンソ/スティーヴ・ブラウン
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エスター

2010-05-23 20:30:32 | Psycho
3人目の子どもを流産で亡くしたケイトとジョン。
ふたりは悪夢とトラウマに苦しみ、夫婦関係も限界を迎えていた。
その苦しみを癒し、以前の幸せな日々を取り戻そうと、彼らは養子を取ることに決め、地元の孤児院を訪問する。
そこで出会ったエスターという少女を養女として迎え入れる。
少々変わってはいるが年齢の割にしっかり者であり、すぐに手話を覚えて難聴を患う義妹のマックスとも仲良くなるエスター。
しかし、やがて彼女は恐ろしい本性を見せ始める。

孤児院の少女を養子に迎え入れた夫婦が、その日以来奇妙な出来事に遭遇する恐怖を描くサスペンス・ホラー。
『蝋人形の館』のジャウム・コレット・セラ監督がメガホンを取り、実子を流産で亡くしたことへのトラウマと謎めいた養女に苦しめられる夫婦の姿を追う。
悪魔の形相を見せる少女役の子役イザベル・ファーマンの熱演、ダーク・キャッスル・エンターテインメントによる一流の恐怖演出が観る者を捉えて離さない。
製作にレオナルド・ディカプリオが参加しているのも話題。
難聴の少女マックスを演じたアリアーナ・エンジニアは、実際に聴覚障害を持っており、作中に披露する手話や読唇術も普段から使用している。

観客をとりあえず掴む定石のドッキリ場面はありきたりさを感じたけれど、次第に無垢な笑顔に潜む悪魔が正体を顕し始めると、どんどん引き込まれていきます。
大人も度肝を抜く怖さを演じるエスター役のイザベル・ファーマンの熱演は凄まじく、僕個人としては『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』で美少女ヴァンパイアを演じたキルスティン・ダンストの出現のような衝撃を食らいました。
結末で明かされる少女の真実や、クライマックスに至るまでの伏線は見せ方が巧く、『蝋人形の館』で基礎を築いた監督の手腕がモノを言ったように思いました。
そして、DVDジャケットの雰囲気、「この娘、どこか変だ」というキャッチフレーズなどは、なかなか内容を反映させていて素晴らしいと思います。
ちなみに原題の“Orphan”は「孤児」という意味だそうです。



『エスター』(2009年アメリカ映画/2時間3分)
【原題】Orphan
【監督】ジャウム・コレット・セラ
【出演】ヴェラ・ファーミガ/ピーター・サースガード/イザベル・ファーマン/CCH・パウンダー/ジミー・ベネット
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