小さい頃、アイスといえば
夏の暑い日に、近所のばあちゃん店で買う「おやつ」であった。
重いアイスストッカーの扉を開き・・・
カップやコーン、そしてバーのアイスを一つだけ選ぶ。
1個100円以下で買えたけど、いわゆる「値引き」という考え方がなかった時代。
胃腸の弱い私にとっては
たとえ1個であっても
最高の「おやつ」だった。
・・・・
ある夏の日のこと
近所にオープンした地元スーパーマーケットのアイス売り場。
ちいさなアイスストッカーが2台。
夏だから売れていたのかもしれないが、残りはわずかだった。
・・・けれど、そのなかに
私の心をわしづかみにする、珍しいアイスがあった。
その名も・・・「カレーアイス」
横長のオーバル型のパッケージ。
本物のカレーは入っていないが、チョコやバニラを駆使して「カレーライス」らしい見た目をした珍品だった。
当時はインターネットもデジカメも無い、アナログな時代。
フィルム写真といえば、フィルム代、現像代、プリント代がかかり
撮るものといえば、24枚撮り1本に
「人物」や「美しい風景」を撮るもの・・・って限られていた。
カレーアイス・・・そんな時代にあって、食べた、という記録はまったくありません。
次の機会に同じスーパーマーケットに出向いた時には
もう、その姿もありませんでした。。。
目の前にアイスがあれば、もちろん甘いものは好きですから食べましたけど
「マニア」と言えるほど、アイスにこだわりはありませんでしたから
社会人になっても、ほとんどアイスの話題で盛り上がることはありませんでした。
・・・・そんななか
ツイッターで彼女がチェックしていたのが
アイスクリームの情報でした。
最近、道の駅で一般的になった「ジェラート」はなんとか私もついて行っている感じですが
アイスクリームまでは及びません。
「あいぱくって知ってる?」
知るわけがありません。
でも、アイスクリームのイベントで今夏、宇都宮で開催される・・・
そこまでの話が出れば・・・「行きたい」というメッセージであることは確かです。
調べました。
そして、行くことを決めました。
・・・話題が出たのは、いまから1か月前のことでした。
そして、出店者の情報なども彼女が見つけてくれました。
すると・・・
以前からチェックしていた某アイスが出店されえることを知り・・・
「これは手に入れるチャーンス!」
私も「乗り気」になったわけです。
「あいぱく」は昨年からスタートしたアイスクリームマニア協会が主催するアイスクリームを販売するイベントで
2年目の今年、栃木県には初めて出店することになったため
彼女は特に注目していたわけです。
幸い、開催期間は仕事が休める「お盆」。
スケジュールを調整し、8月13日に「参戦」することを決定。
いざ、宇都宮へ・・・
2017年8月13日。
朝から暑い日の始まり。
会場は「東武宇都宮百貨店」。
オープンは10時であるが、さすがにそこから「スタートダッシュ」する必要はなかろう・・・
いつしか「言い出しっぺ」の彼女よりも
結果として、私のほうが「10時に行かないと売り切れてしまうかもー」って積極的になってしまいましたが・・・・
ゆっくり出かけ、それでも11時過ぎには到着。
5階の催事場。
エレベーターを介して
5階のフロアを右から左へ・・・
動き出したら、突進する私に
いたって冷静な彼女(笑)
「あっ、これこれ!」
SNSでよく見かけたパネルをまず撮影。
「あいぱく」とともに同時開催は「チームラボアイランド」
チラシを改めていただき、いざ参戦!
左に多くの人が立っている。
初めは「何かの行列」かと思ったら、実はこれ、立ち食い用テーブルでアイスを食べる人々。。。
お昼が近い、ということもあり、この時は「実演販売」はまばら。
あいぱくオリジナルの保冷バック、500円。
持ち帰りに便利なドライアイス付き。
あいぱく公式バッジは全7種類。
5個買うと1個分お得。
では7個買うと・・・???
アイスはすぐ解けるだけに回転が速い。
だから売り場が行列になることはなくても
すぐ食べるから、立ち食いスタンドやイスは常に人であふれていた。
さっそく私たちも食べます。
彼女のお目当ては「長崎カステラアイス」だったようですが
私がチラシで見つけた「これだけは押さえたいアイス」といえば・・・
福島県の酪王乳業の・・・
酪王カフェオレアイスです。
酪王とは福島県の乳業メーカーで
「酪王カフェオレ」はパック入り飲料では有名なブランド。
栃木県でも販売はされているが取扱店は限られているので「福島みやげ」の色彩は強い。
そんな酪王カフェオレの「カップアイスが販売された」とのネットニュースを目にしたのは昨年・2016年の11月のこと。
福島県内で販売されるや否や「売り切れ続出」になったとの情報が流れた。
ふだんあまりアイスを自分からは買わない私にとって
「これだけは」一度は食べてみたい・・・そう思った久々の一品でした。
あの「カレーアイス」以来かもしれない。。。
ふたは厳重になっていて、まずは密閉ふたをはがす。
とにかく凍っていた。
カッチカチ。
ようやく削って・・・・うーんカフェオレそのまんま。
すでに来場してたくさんのアイスを食した人々はSNS投稿で「2個や3個・・・」なんて好きすぎて「爆食い」する方が多いようですが・・・
小さい頃から「アイスは1日1個」しか食べたことがなかった私にとっては・・・
「もう、満足」www・・・てな感じ(笑)
あこがれの「酪王カフェオレアイス」をいただいてしまったのですから
これで、もう十分だったのです。
・・・でもね。
「もう二度と食べられないかもしれない」・・・
全国の名物アイスが出店しているわけです、その言葉が凍みます。。。
せっかくなので他にもさがしてみることに。
(実はこの日は特別な日ですぐには帰れない事情もあったのです)
あいぱくオフィシャル・・・
このイベントでしか食べられないもの・・・
ハーゲンダッツサンデー
投稿大歓迎の「よねたや」の「幸せカタラーナ」
すごく迷った福岡県の・・・
アイスキャンデー
※これは栃木県のとある場所で売っていることを確認済み。
・・・とそんななかで
彼女が「実演販売」からチョイスしたのが・・・
広島県・スマイルクリエートの
揚げあげもみじアイス。
揚げたてを出してくれます。
・・・・・
会場で販売しているTシャツ
チームラボアイランドは人の流れが途切れたところを撮影。。。
ドライアイスで遊んじゃったり
・・・・
胃が落ち着き
私が2個目に選んだのは
愛知県「ぷらんぼん」の・・・
・・・ではなく・・・
「愛知商業高校 ユネスコ部」のプロデュースという文字が決め手。
・・・
その後も迷い迷いましたが
私はこれにて打ち止め。
最後のお目当ての・・・
アイスマン福留・トークショー
これを待つのみとなった。
まだ知って間もない「アイスマン福留」さん。
でも
気づかないところで
私はこの方に接触しておりました。
それはあとに触れるとして。。。
ここが会場のようだ。
コアなファンとともにスタンバイ。
百貨店では珍しい撮影OK
MCは地元のFM「レディオベリー」のリポーター「ひこやん」
さーて登場です
こちらが「アイスマン福留」氏。
アイスクリーム評論家にして「日本アイスマニア協会」の代表。
1日3個。
1年で約1000個のアイスを食べているというお方です。
でもって
自身の保冷バックを持参。
中には自腹で買った「コンビニアイス」が。
トークショーの後半、アイスに関するクイズ大会が行われました。
正解すると、アイスマン福留氏が買ったアイスをいただける・・・という問題に
わたくし、1問正解しまして。。。
これ、いただきました!
ちなみに・・・
答えたアイスの名前は「中山かぼちゃアイス」
栃木県那須烏山市特産の「中山カボチャ」を使用したカップアイスで
栃木の乳業メーカー「フタバ食品」が製造しているもの。
・・残念ながら
宇都宮での「あいぱく」にフタバ食品さんは不参加だったのですが
さすがに地元ですからフタバ食品さんのアイスは容易に入手が可能です。
サクレとか・・レモン牛乳アイスとかね。
僕らの隣にいた方は第1問を正解して、このアイスをプレゼントされていました。
せっかくなので食べます。
ステージではクイズに正解した女性がアイスをいただいているところです。
このあと「オフィシャルバッジ」がもらえる質問コーナーもあったのですが
私はちょっと遠慮。
でも
サインがいただける・・・というので
この本、買っちゃいました(笑)
実はこの本、著者はさきほどの「アイスマン福留」氏。
私が福留氏と接触があったというのは
過去に、この本が発売された当初
某大型ブックチェーン店で「一度はこの本を手に取った」からです。
その時は買うことができなかったのですが
どうしても欲しい・・・と思わせたのが・・・
この本に
あの幼き頃の「カレーアイス」が紹介されていたからなのです。
昭和50年代、赤城乳業が製造した「カレーアイス」
あの記憶をこの本が蘇らせてくれたのです。
サイン書いてくださいました。
写真も撮りました!
これは最高の記念品です。
・・・・
まだまだ未知なるアイスが日本全国にあるはずです。
本当は「その場に出向い食べるべし」が持論であるけれども
なかなか全国を巡る機会はあるわけがない。
そんななか少しでも親しむきっかけができたことを
私はうれしく思います。
また会えるならば
また新しいアイスとの出会いを。。。
夏の暑い日に、近所のばあちゃん店で買う「おやつ」であった。
重いアイスストッカーの扉を開き・・・
カップやコーン、そしてバーのアイスを一つだけ選ぶ。
1個100円以下で買えたけど、いわゆる「値引き」という考え方がなかった時代。
胃腸の弱い私にとっては
たとえ1個であっても
最高の「おやつ」だった。
・・・・
ある夏の日のこと
近所にオープンした地元スーパーマーケットのアイス売り場。
ちいさなアイスストッカーが2台。
夏だから売れていたのかもしれないが、残りはわずかだった。
・・・けれど、そのなかに
私の心をわしづかみにする、珍しいアイスがあった。
その名も・・・「カレーアイス」
横長のオーバル型のパッケージ。
本物のカレーは入っていないが、チョコやバニラを駆使して「カレーライス」らしい見た目をした珍品だった。
当時はインターネットもデジカメも無い、アナログな時代。
フィルム写真といえば、フィルム代、現像代、プリント代がかかり
撮るものといえば、24枚撮り1本に
「人物」や「美しい風景」を撮るもの・・・って限られていた。
カレーアイス・・・そんな時代にあって、食べた、という記録はまったくありません。
次の機会に同じスーパーマーケットに出向いた時には
もう、その姿もありませんでした。。。
目の前にアイスがあれば、もちろん甘いものは好きですから食べましたけど
「マニア」と言えるほど、アイスにこだわりはありませんでしたから
社会人になっても、ほとんどアイスの話題で盛り上がることはありませんでした。
・・・・そんななか
ツイッターで彼女がチェックしていたのが
アイスクリームの情報でした。
最近、道の駅で一般的になった「ジェラート」はなんとか私もついて行っている感じですが
アイスクリームまでは及びません。
「あいぱくって知ってる?」
知るわけがありません。
でも、アイスクリームのイベントで今夏、宇都宮で開催される・・・
そこまでの話が出れば・・・「行きたい」というメッセージであることは確かです。
調べました。
そして、行くことを決めました。
・・・話題が出たのは、いまから1か月前のことでした。
そして、出店者の情報なども彼女が見つけてくれました。
すると・・・
以前からチェックしていた某アイスが出店されえることを知り・・・
「これは手に入れるチャーンス!」
私も「乗り気」になったわけです。
「あいぱく」は昨年からスタートしたアイスクリームマニア協会が主催するアイスクリームを販売するイベントで
2年目の今年、栃木県には初めて出店することになったため
彼女は特に注目していたわけです。
幸い、開催期間は仕事が休める「お盆」。
スケジュールを調整し、8月13日に「参戦」することを決定。
いざ、宇都宮へ・・・
2017年8月13日。
朝から暑い日の始まり。
会場は「東武宇都宮百貨店」。
オープンは10時であるが、さすがにそこから「スタートダッシュ」する必要はなかろう・・・
いつしか「言い出しっぺ」の彼女よりも
結果として、私のほうが「10時に行かないと売り切れてしまうかもー」って積極的になってしまいましたが・・・・
ゆっくり出かけ、それでも11時過ぎには到着。
5階の催事場。
エレベーターを介して
5階のフロアを右から左へ・・・
動き出したら、突進する私に
いたって冷静な彼女(笑)
「あっ、これこれ!」
SNSでよく見かけたパネルをまず撮影。
「あいぱく」とともに同時開催は「チームラボアイランド」
チラシを改めていただき、いざ参戦!
左に多くの人が立っている。
初めは「何かの行列」かと思ったら、実はこれ、立ち食い用テーブルでアイスを食べる人々。。。
お昼が近い、ということもあり、この時は「実演販売」はまばら。
あいぱくオリジナルの保冷バック、500円。
持ち帰りに便利なドライアイス付き。
あいぱく公式バッジは全7種類。
5個買うと1個分お得。
では7個買うと・・・???
アイスはすぐ解けるだけに回転が速い。
だから売り場が行列になることはなくても
すぐ食べるから、立ち食いスタンドやイスは常に人であふれていた。
さっそく私たちも食べます。
彼女のお目当ては「長崎カステラアイス」だったようですが
私がチラシで見つけた「これだけは押さえたいアイス」といえば・・・
福島県の酪王乳業の・・・
酪王カフェオレアイスです。
酪王とは福島県の乳業メーカーで
「酪王カフェオレ」はパック入り飲料では有名なブランド。
栃木県でも販売はされているが取扱店は限られているので「福島みやげ」の色彩は強い。
そんな酪王カフェオレの「カップアイスが販売された」とのネットニュースを目にしたのは昨年・2016年の11月のこと。
福島県内で販売されるや否や「売り切れ続出」になったとの情報が流れた。
ふだんあまりアイスを自分からは買わない私にとって
「これだけは」一度は食べてみたい・・・そう思った久々の一品でした。
あの「カレーアイス」以来かもしれない。。。
ふたは厳重になっていて、まずは密閉ふたをはがす。
とにかく凍っていた。
カッチカチ。
ようやく削って・・・・うーんカフェオレそのまんま。
すでに来場してたくさんのアイスを食した人々はSNS投稿で「2個や3個・・・」なんて好きすぎて「爆食い」する方が多いようですが・・・
小さい頃から「アイスは1日1個」しか食べたことがなかった私にとっては・・・
「もう、満足」www・・・てな感じ(笑)
あこがれの「酪王カフェオレアイス」をいただいてしまったのですから
これで、もう十分だったのです。
・・・でもね。
「もう二度と食べられないかもしれない」・・・
全国の名物アイスが出店しているわけです、その言葉が凍みます。。。
せっかくなので他にもさがしてみることに。
(実はこの日は特別な日ですぐには帰れない事情もあったのです)
あいぱくオフィシャル・・・
このイベントでしか食べられないもの・・・
ハーゲンダッツサンデー
投稿大歓迎の「よねたや」の「幸せカタラーナ」
すごく迷った福岡県の・・・
アイスキャンデー
※これは栃木県のとある場所で売っていることを確認済み。
・・・とそんななかで
彼女が「実演販売」からチョイスしたのが・・・
広島県・スマイルクリエートの
揚げあげもみじアイス。
揚げたてを出してくれます。
・・・・・
会場で販売しているTシャツ
チームラボアイランドは人の流れが途切れたところを撮影。。。
ドライアイスで遊んじゃったり
・・・・
胃が落ち着き
私が2個目に選んだのは
愛知県「ぷらんぼん」の・・・
・・・ではなく・・・
「愛知商業高校 ユネスコ部」のプロデュースという文字が決め手。
・・・
その後も迷い迷いましたが
私はこれにて打ち止め。
最後のお目当ての・・・
アイスマン福留・トークショー
これを待つのみとなった。
まだ知って間もない「アイスマン福留」さん。
でも
気づかないところで
私はこの方に接触しておりました。
それはあとに触れるとして。。。
ここが会場のようだ。
コアなファンとともにスタンバイ。
百貨店では珍しい撮影OK
MCは地元のFM「レディオベリー」のリポーター「ひこやん」
さーて登場です
こちらが「アイスマン福留」氏。
アイスクリーム評論家にして「日本アイスマニア協会」の代表。
1日3個。
1年で約1000個のアイスを食べているというお方です。
でもって
自身の保冷バックを持参。
中には自腹で買った「コンビニアイス」が。
トークショーの後半、アイスに関するクイズ大会が行われました。
正解すると、アイスマン福留氏が買ったアイスをいただける・・・という問題に
わたくし、1問正解しまして。。。
これ、いただきました!
ちなみに・・・
答えたアイスの名前は「中山かぼちゃアイス」
栃木県那須烏山市特産の「中山カボチャ」を使用したカップアイスで
栃木の乳業メーカー「フタバ食品」が製造しているもの。
・・残念ながら
宇都宮での「あいぱく」にフタバ食品さんは不参加だったのですが
さすがに地元ですからフタバ食品さんのアイスは容易に入手が可能です。
サクレとか・・レモン牛乳アイスとかね。
僕らの隣にいた方は第1問を正解して、このアイスをプレゼントされていました。
せっかくなので食べます。
ステージではクイズに正解した女性がアイスをいただいているところです。
このあと「オフィシャルバッジ」がもらえる質問コーナーもあったのですが
私はちょっと遠慮。
でも
サインがいただける・・・というので
この本、買っちゃいました(笑)
実はこの本、著者はさきほどの「アイスマン福留」氏。
私が福留氏と接触があったというのは
過去に、この本が発売された当初
某大型ブックチェーン店で「一度はこの本を手に取った」からです。
その時は買うことができなかったのですが
どうしても欲しい・・・と思わせたのが・・・
この本に
あの幼き頃の「カレーアイス」が紹介されていたからなのです。
昭和50年代、赤城乳業が製造した「カレーアイス」
あの記憶をこの本が蘇らせてくれたのです。
サイン書いてくださいました。
写真も撮りました!
これは最高の記念品です。
・・・・
まだまだ未知なるアイスが日本全国にあるはずです。
本当は「その場に出向い食べるべし」が持論であるけれども
なかなか全国を巡る機会はあるわけがない。
そんななか少しでも親しむきっかけができたことを
私はうれしく思います。
また会えるならば
また新しいアイスとの出会いを。。。