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ハレクラニの魅力あふれるエレガントなホテルウェディング Halekulani Garden Courtyard ~ Garden Terrace

2015-10-03 11:41:09 | Weblog
9月には以前のお客様が何組かハワイを訪れてくれ、4組もの以前のお客様と今月に再会することができました。月曜日にはまた一組お会いできる予定です。組織に縛られずスケジュールが自由に組める職業の身分というのはありがたいですね~。そして多くがパパママになっていますので忙しく大変ながらも幸せそうな姿を見られることをとてもうれしく思いました。

昨日はハワイ在住で今ではお友達になっている2007年brideと久しぶりに会ってLittle Sheepというモンゴル風(?!)しゃぶしゃぶのお店に行き長時間しゃべり通してきました。話しながらあ~私彼女から問い合わせをいただいて初めてあった時に交わした会話のことを鮮明に覚えているなあ・・なのにウェディングが終わってもう8年も経つんだ・・と感慨深い思いになりました。

今日ご紹介するカップルともきっとそんな風に今後も何度もお会いできるような予感がしています・・・ハワイとカナダと距離は大きく離れていますけど。

またしても初めてお問い合わせをいただいた時のこと、下見で初めてお会いした時に記憶を巻き戻してしまいます。BrideのMarikoさんが日本からお母様とお二人で下見にいらっしゃったのですが、初めてハワイプリンスの前でお会いした時のこと、母娘共にとても人懐こくかわいらしい印象が最初から強くありました。母娘で仲良く会場視察やドレス選びなどをしていただきました。ウェディング前の母娘旅行なんて最高の思い出作りですよね。私もお母様やお父様を交えてのお打合せや視察を行うのはとても好きなんです。ウェディングの決め事はやっぱりわくわくすることなどで一緒に味わっていただきたいということ、そして同時に安心していただければそれが大きなメリットとなるのです。ちょうど今の私の年齢は花嫁様とご両親のちょうど真ん中くらいなので年齢的にもどちらにも話し合わせられる~と勝手に思っています。一緒にIsland Vintage Coffeeでアサイボウルをいただきながらウェディングのご希望などいろいろお話しました。

日本でブライダルのお花のお仕事の経験があるMarikoさんにとってお花を初めとするウェディング装飾面はとても大事なエレメントでした。遠隔プランニングであったことと、日本とカナダと離れて暮らしていながらのプランニングで紆余曲折がありましたがいろいろな装飾の要素を一緒に決めていく過程は私もとても楽しかったです。ハレクラニの品と魅力にあふれたエレガントなホテルウェディングになりました。

ウェディングのテーマカラーはlight blue, light yellow, peach, gold。Marikoさんのお母様手編みのフラワーガール用バスケットが驚くほどの美しさで本当に手作りですか?!信じられません~~!!という私たちのリアクション。底の裏側にはウェディングの日付と二人のイニシャルが焼き付けられています。テーマカラーのリボンがついた貝殻モチーフのリングピロー。

二人お揃いのコンバース。イエローでかわいく"I Do" "Lucky Me"と刺繍が入っています。Marikoさんのコンバースにはイエローのオーガンジーのリボンが縛られていて(下に写真あります)、これがスーパーかわいかったです!Groom Blakeのおしゃれなベージュのベストと水色のBow tie。

国際結婚なので双方のカルチャーが違う上に遠く離れたハワイでのウェディングのプランニングはストレスフルになってしまうこともありました。この日を迎えるまでにはいろいろなことがあったことでしょう。そういうことをぜーんぶ乗り越えて迎えたファーストミートは感動的。二人とも涙の対面になりました。


お式当日のお天気のことを数週間ほど前からとても心配されていた二人でしたが、当日はこんなにも青い空と青い海が広がる最高のお天気になりました!ハレクラニからすぐのビーチでの撮影です。Blakeが風船持ったら飛んで行ってしまいそうになりました!あぶないあぶない。。。(笑)。

後にレセプションのチェアの飾りとしても使われた&のモチーフをphoto propとしてこんなにかわいいショットが撮れました。

撮影を終えてから一度お部屋に戻りさっとヘアチェンジを行い、少しお式前に休憩していただきました。ゲストの皆様がご到着になる前に少しでも一息つくことはとても大事なことなのですよ~。その間にコートヤードでは挙式のセッティングが完成していきます。青々といつもパーフェクトに手入れされているコートヤードのお庭の芝。祭壇は木のトレリスに白いファブリックをドレープし、白・ピーチ・淡いピンクのお花をコーナーに飾りました

ブライズメイド二人はお友達、グルームズメン3人はBlakeの3 brothers(弟3人)!ウェディングパーティー加わり一気ににぎやかになりました!グルームズメンたちは水色のショートパンツにそれぞれめいめいのイエローの小物(スカーフ、帽子、サングラス、Bow tie)をしていて個性的でおしゃれですね!高級ホテルのハレクラニでもこのような個性的なoutfitで自分らしいウェディングができることはハワイウェディングの魅力の一つと思います。

弦楽四重奏(カルテット)の音楽がコートヤードを包みます。お母様に入場前にベールを下していただき、入場後にお父様がベールを上げられました。お母様をエスコートされたのはMarikoさんの弟さん。天使のようにかわいかったフラワーガール&リングベアラーを務めてくれたのはgroom's 2 nieces(姪っ子ちゃんふたり)。頭にはカスミソウの花冠をつけています。

お式の中でご両親そしてお祖母様に感謝の気持ちをこめてレイを贈呈。レイを受け取ったお母様がBlakeをハグするショットが素敵です。おめでとうございます!Groomsmenたちに抱えられたMarikoさん。Nice!

コートヤードに隣接したガーデンテラスという名前のバンケットルームがあります。ガーデンテラスにセッティングされたレセプションテーブル。長テーブル1本に皆さんが座られるご希望でしたが人数が本当にギリギリで実現できるか微妙なところでした。最終的に決まった人数がぎりぎり可能となり本当に安堵しました。写真ではわかりにくいのですが、Ivory sequinのテーブルクロスが大きなポイントとなっています。ゴールドの椅子にはアイボリーのチェアサッシュが巻かれています。テーブルの上には花器やお皿やキャンドルでアンティークゴールドを使い、お花は主にアイボリー、イエロー、ピーチで優しい暖かい色目でゴージャスにデザインされています。美しくゴージャスで華やぎのあるテーブルでした。

Bride & Groomの椅子を結ぶ"&"のモチーフ。もう二人はinsperableですね~。

カクテルタイム中にも楽しい撮影は続いています。フラワーガールとリングベアラーの女の子達のもつオープンフレームの中に収まったBride & Groomがすごいです!さすがのショットです。オープンフレームがんばって用意した甲斐がありました。。。


Cheers!!!! 飛び切り明るいカナダのファミリーと日本のファミリーが言葉の障壁を超えて本当に和気あいあいと楽しむお祝いの晩餐となりました。ハレクラニのバンケットのサービスはさすが、と毎回感じる素晴らしさ。主役の二人からゲストの皆様への最高のおもてなしとなりました。ウェディングケーキはハレクラニのsignature cakeであるココナッツケーキをウェディングケーキにしたもの。外にはココナッツのシェービングがまぶしてあります。ケーキトップのbrideがMariko三そっくりで驚いてしまいました。


私は国際結婚のウェディングをお手伝いすることが本当に心から好きです。言葉や文化の違いがあることから普通以上に心配や不安材料が多くなりがちなのですが、それは言ってみれば当然のことなのですね。心配に思う気持ちは十分に理解できると同時に私は絶対大丈夫だから心配しないで、という姿勢を常にお客様に示すようにしています。そして両方のご家族やゲストを平等にケアし、それぞれの側のゲストから良いウェディングだったとホストである新郎新婦のお二人に言っていただけることを目指しているのです。

また必ずハワイで再会できることを信じています。いつになるかはわからないけど何年たった後だとしても私はきっとお式の詳細を鮮明に覚えていると思います。

Photography by Hiko Arasaki




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