今月最初の棟上げです
2月に入っても、寒波の勢いは衰え知らず。
分厚い雪雲に覆われた空も、すっかりお馴染みですね

青空がちらりとのぞくだけで、気分が浮き立つ今年の冬。
ですが、先週末の大津は

雲ひとつない快晴

天気に恵まれた先週末、大津市O様邸では棟上げが行われました。
鮮やかな青に木肌の暖かい色が映えて、気持ちのいい光景ですね。
週末の工事ということもあって、音を抑えるため木材は前もって搬入してのスタート。
朝一番に1階部分が立ち上がり、そのまま工事は2階部分へ

1本1本、手作業で立てた管柱に、横架材を渡していきます。
あらかじめ、柱には凸、横架材には凹の加工が。
加工箇所をぴったり合わせるため、クレーンと息を合わせて位置を微調整し、

木槌で叩いて、隙間のないようしっかり接合します
さらに、

金物で、コーナーや接合部といった要所要所をがっちり補強。
2階部分が立ち上がり、

より家らしい姿に近づきました

さて、接合がしっかりしていることも大事ですが、同じくらい重要なのが木材を歪みなく組めているかということ。
そこで、作業と並行して行われているのが

木材の垂直、水平に狂いがないかをチェックする作業です

こうしてしっかり状態を見ることで、まっすぐ家が立ち上がっていくんですね。
そして、早くも工事は屋根付近へ。

形状が、今までご紹介してきた家と少し違っていることにお気づきでしょうか
垂木を取りつけていくと、わかりやすいのですが

先端が四方を向いています
O様邸の屋根は、四方向に勾配を持つ寄棟屋根。
雨が四方に流れるので、雨樋にバランスよく水を逃がすことができる造りです。
こうして取りつけた垂木も、

間隔や位置を丁寧にチェック。
さらに、1本1本の接合部を金物で補強します。

きれいな等間隔ですね

そうして出来上がった姿がこちら。

方形のフォルムで、落ち着いた存在感が

暮れ始めた空にもよく似合います。
そのまま、工事は終盤へ。

屋根の面の部分にあたる野地板を上げていきます。
クレーンの仕事も、いよいよ大詰め。
野地板を取りつける、釘打ちの小気味いい音が響きます。

ほどなく、屋根が完成


棟上げ、屋根工事と並行して筋違も入りました。
中から見た屋根はこんな感じで

見た目にもとてもバランスがいいですね
雨対策に、屋根からすっぽりブルーシートをかぶせて

たわみや隙間のないよう、きれいに固定。
本日の棟上げ、終了です
整然とスピーディーに工事の進んだ現場でした。
雨を味方に
しばらく続いた雪もすっかり溶けて、今週末はうれしい晴れ

冷たい風に吹かれても、太陽がじんわり体を温めてくれるのでつい外出したくなってしまいますね。
さて、大津市G様邸でも天気に恵まれ、外装工事が始まっています。

玄関まわりは、ひと通り外装材を貼り終えました
ナチュラルな風合いが温かみのあるこちらは、親水セラの外装材。
先進のナノテクノロジーを生かした親水コーティングが施されています。
家の側面にまわってみると、

こちらは透明感のあるホワイトとの2色使い

もちろん、どちらも親水セラです。
年月の経過とともに、少しずつ汚れていってしまう外装。
悩みの種ではありますが、家1軒分ともなれば、壁を自力で掃除するのは至難の業ですよね。
ですが、この外装材は汚れの間に水分を招き入れ、内側から汚れを浮かせてするりと洗い流してくれるので、雨が降るたびきれいな姿に。
億劫な雨も、ちょっとした楽しみになってきそうですよね

G様邸は、内部でも工事が進んでいます。

床はフローリングを終え、ダンボールですっぽり保護。
その上では、いよいよキッチン部分の木工事に入っています。
カウンターの形状が見えると、その後ろのキッチン本体、冷蔵庫までぼんやり見える気がしませんか
そして廊下に出ると、

2階に続く階段が。
室内も、少しずつどんな風に生活しようか。
そんな想像がふくらむ家らしい空間になってきました

いよいよ棟上げです
雪が降っては晴れてと、忙しい空模様の毎日が続きます。
一面の銀世界も見ごたえがありますが、やはり太陽のまぶしい空が気持ちいいですね
さて、大津市O様邸は、棟上げを間近に控え、その準備に入りました。

基礎に土台の木材を載せ、ボルトで固定。
断熱材をぴったり敷き詰め、上に床板を取りつけていきます。
これをすっぽりシートで覆って、雨風対策をしたら

足場の形成です

施工現場にはクレーンで木材を搬入するのですが、そのためか少し前の空間が空けてありますね。
足場を日頃観察する機会は少ないですが、よく見てみると

要所要所には、こんなはしご状のバーが。
ぐっと体重をかけてつかまってもぐらつきません。
さらに見ると、

フック状の接続部が、がっちり食い込んでいますね。
こちらも押しても引いてもビクともしない頼もしいつくり

地上から屋根までを行き来する期間限定の道。
その中に、もうすぐ新しい住まいが生まれようとしています。
金物工法で作る
このところ雪が降ったりやんだりと、真冬らしい天気が続きます
風にひらひら舞いながら落ちてくる真っ白な雪。
風情のある光景ですが、あまり続くと青空が恋しくなりますね。
大津は降雪こそあるものの、合間に青空が見られる少し贅沢な天気が続いています(笑)
先日、棟上げ工事をした大津市K様邸でも、

鮮やかな青空が

早朝にちらついた雪はすっかり溶けて、まずは無事1階部分が出来上がりました。
さて、今回のK様邸。じつは、今までご紹介してきた棟上げとは少し違う工法をとっています。
HS接合金物工法という名称なのですが、その特徴を象徴するのがこちら
これは棟上げ前の1枚。
柱が立つ前の土台に、いくつもの金物が取りつけられていますね

これが今回の工法の主役です。
こうした金物のほとんどは、すでに木材に取りつけた状態で搬入されます。
これをどう使うのか。実際の施工現場を見てみましょう

木材には、金物の形に合わせて、穴やスリット(切れ込み)の加工が施されています。
写真はスリット入りの横架材。
これを金物の位置を見ながら、慎重に差し込み

木槌で叩いてはめ込んでいきます。
完全にはめ終えた状態を見てみると、

金物とがっちりかみ合っているのがわかりますね

ここから、さらに側面を固定します。活躍するのはこの

ドリフトピンと呼ばれる鋼製のピン。
木材の固定といえば釘を思い浮かべますが、こちらはかなりの太さです。
というのも、このピンはこんなふうにして

金物の穴にはめ込む形で使うものだからなんです。
このほか、部位によってさらにボルトでも固定していきます
さて、もうお気づきかと思いますが、金物工法の場合、木材の接合部はこうした金物が構成しています。
そのため、木材そのものを削って凹凸を作る必要がありません。
施工部分もこのように、

木材がぴしっとはまって、整然とした美しさがありますね。
この工法は、地震など揺れにも強く、断面欠損を起こし難いと言われています。
接合部を見ると、なるほど納得と思わされます

こうした手順で工事を進め、工事は2階部分へ。

柱をたてて、梁を渡していきます。
空が曇ってきました
少し雪がちらつき、このまま本降りかと思われましたが
また青空が


屋根部分の木工事が続きます。
こうして、上棟した後は、金物工法のふたつ目の特徴が見られます。
登場したのは壁材のボード──ではなく壁面パネル。
こちらを、木材と同じようにはめこんでいきます。
写真は屋根部分の施工なので形状が異なりますが、壁面部分のパネルはこのように

がっしりと太い枠を組み、ボードを中にはめ込んで作ってあります。
枠の間に見えるのは、じつは間柱。
一般在来工法では、釘で柱や横架材にひとつひとつ固定していく部位ですね。
これらを前もってひと揃いにし

釘を打ってパネル状にしておきます。
一直線にそろった、きれいな等間隔ですね

これに、さらに

室内側から、釘で打って固定します。
このパネルは「構造用断熱パネル」と呼ばれています。
地震など外からかかる力を壁面全体でバランスよく受け止め、接合部の負担を軽減してくれる優等生

内壁には断熱性能が高く劣化しにくい「カネライトフォーム スーパーE-3」を使用しているので、建設中でも、室内に入るとほんのり暖かさを感じます。
高い品質を長く保つ秘密は、水分をほとんど含まないこと。
触ってみると、発砲スチロールに似てはいるのですが、水分を感じない固い質感に驚きます。
そのまま工事は、屋根部分へと進み

横架材を渡し、形成した屋根の骨組みに野地板を取りつけていきます。
工事はこの後、屋根に防水シートを敷いてひとまず終了
いつもとは少し違った棟上げの1日でした。
同じ住宅でも、家によって様々な工法と特徴があります。
こうした棟上げの現場を見ていると、好みの住まいにするためにも、少しこだわってみたくなりますね

外装の下には
今日は朝から雪が降ったり、やんだり

大津では、雪がちらつきながらも鮮やかな青空がのぞきました。
同じ滋賀県でも、北部は一面銀世界だそうです。
軒先まで雪が厚く降りつもっているのだろうなと思うと、今年の寒さをあらためて実感しますね。
夕照タウンのG様邸では、そんな軒の裏側も

すっかり工事を終えて、またひとつ完成に近づいています。
淡い色合いの軒裏と青い空とのコントラストが、ぱっと目をひきますね

ところで、壁面に取りつけられた木材が気になりませんか。
1枚目はベランダから撮影したものですが、1階の外にまわってみても、

この通り

じつはこちら、外装材を取りつける下地の木材なんです。
もう少し寄って写したものがこちら。

下地のさらに上には、こんなレール状の金具が固定されています。
ここに板状で搬入されて来る外装材をセットし、ズレのないよう1枚1枚取りつけていきます
外装材は、ドアや窓の形に添って、慎重にカットしています。
ちょうど、取りつけを始めた部分があるのですが、

こんなふうに、きれいに端がそろっています

ドアや窓の位置は、家によって千差万別。
それを正確に反映して、外装工事は進められていきます。
普段は目にする機会のない壁の下地。
ですが、こんな裏側の世界を見てみると、ただ目の前にあるだけに思えた壁にも、興味がわいてきませんか

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