MOSSANの気紛れ日記

ゲームブック、レトロゲーム、マクロスが大好きです。
記事のテキストの改行は、PC準拠で行っています。

あとがき

2017年03月07日 13時16分32秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
マーテル「…というわけだったのよ。今回の冒険は」

シャンティ「ウウ…(。´Д⊂)」

MOSSAN「よ、よく頑張ったなぁ…( ノД`)」

リアン「うわあ~ん!(。≧Д≦。)」

マ「リ、リアン?」

リ「だって… だってぇ… さぞツラかったよね…」

シ「シャリーラ、許せないッ!」

マ「赤速は星になったの。そして空から私を見守ってくれる。
 それに…」

M「…?」

マ「私ね、シャリーラも生まれつきの悪人じゃないと思ったの。
 ストーン・ブリッジで会った賢人に聞いた話だけど…」











 雪の魔女も、元はといえば人間だった。
 彼女はゼンギスという都市で生まれ、その名をシャリーラといった。
 その異境の都市では、女は多くの社会的且つ宗教的な役割を担い、
 男は兵士や商人として生きていた。
 肉体的な男に比べて、女は“精神的”な者であると信じられていた。
 この考えと釣り合いを取るように、女魔術師は北の不毛の地を彷徨し、
 生存の技術と意志の力を試されねばならなかった。
 若きシャリーラは、女魔術師としての訓練を積んで間もなく、
 氷指山脈の外れに送られた。
 火も無ければ避難場所や逃げ場も無い場所で、五週間も過ごしたという。

 この試練は、シャリーラにとって非常にキツいものだった。
 彼女は南方に位置するゼンギスの暖かい気候に慣れていたからだ。
 だが、二週間も経つと寒さにも慣れ、周囲を探り始めた。
 徐々に彼女は氷指山脈の高地へと進み始める。
 素手で捕まえた雪鹿などを魔法の火で料理して、食料難を補ったという。
 
 氷指山脈の外れに送られてから四週間が過ぎた時のことだった。
 シャリーラは、これまで来たことのない奥まった峡谷に着いた。
 その峡谷を見下ろした彼女は、思わず足を止めた。
 遠い窪地の底に見えたのは、氷で作られたデーモンの彫像…

 シャリーラは彫像に近づき、ソッと手を触れてみた。
 それは驚くほどに暖かかった。

 手を置いた途端、シャリーラの頭の中に声が響いてきた。
 声の主は氷魔人であった。
 デーモンの存在と行動について、氷魔人はシャリーラに語った。
 そして“善の邪道性”と“中立の冒涜性”についても説明した。

 そしてシャリーラの目の前に、全世界が氷に包まれた幻覚が広がった。
 その氷河の世界では彼女が全知全能の支配者となっていた。
 シャリーラは即座に改宗すると、強く心に誓った。

 「私こそが、この世界の頂点に君臨する」












M「なるほど…」

シ「たった一つのきっかけが…」

リ「苦しい環境に於ける彼女を…」

マ「赤速の命を奪ったことは、絶対に許せないわ。
 だけど、彼女だけを一概には責められないかもしれないの…
 こんなこと言ったら、また赤速に怒鳴られるかもしれないけど…」

?「ヌウウ…! マーテルよ、お前の気持ちは伝わったぞよ…」

M「なッ!?(((((゜゜;)」

リ「こ、この声は?(*゜Q゜*)」

シ「うわあああーッ!( ̄□ ̄;)」

マ「じ、冗談でしょーッ!?((((;゜Д゜)))」

シャリーラ「オホホホホーッ!!」 

マ「シャリーラ! アンタがどうして?」

シ「オホホホホーッ!! わらわの魂は不滅なり。
 《雪の魔女の洞窟》の所有者がおる限り、断じて滅びぬ」


M「た、確かに…」

リ「プレイヤーの数だけドラマがある…」

シ「そ、それがゲームブックの醍醐味だけど…」

マ「このブログに於ける《雪の魔女の洞窟》の物語は完結したはずよッ!」

シ「愚か者め、これを見るがいいッ! (`Δ´)。.:*:・'°」













☆ドンッ☆

M「しまった…!」

シ「そこのMOSSANとやらは、御丁寧にも二冊持っておるではないか。
 ならば、わらわも健在じゃぞよ」


リ「そ、それは盲点だったね…(無茶苦茶な理屈だけど)」

シ「こ、怖すぎる~!」

リ「な、なぜ台詞の色がグレイなの?」

M「名前の最初の文字がシャンティと被るからだよ…」

リ「そ、そっか。確かにどちらが喋ってるかわかんないよね…」

M「シャンティとシャリーラって、名前が似てるよな…」

リ「あ、案外、赤い糸で結ばれてるかも…」

シ「やめてくれえーッ!(´□`;)」

マ「シャリーラ、早く氷指山脈に帰りなさいッ!」

シ「そう言うでない。お前を追って、わざわざ来てやったのじゃぞ?
 かき氷でも出してくれい」


M「シャンティ、リアン、いいか?」

シ「あ、ああ…」

リ「準備OK…」

M&シ&リ「逃げろォォォーッ!!」

マ「ち、ちょっと、あなたたちィーッ!?」

シ「やっと二人きりになれたのう。金属板は持っておろうの?」

マ「す、捨てちゃったーッ!!(。>д<)」

ツラい旅だったが、マーテルは頑張ってくれた。
しかし、とんでもない土産(?)を持って帰ってきたようだ。
このブログに明日はあるのか?(←あります)
シャリーラを祓えるまで次のリプレイは叶わないのか?(←大丈夫です)

それでは、しばしのお別れです。
コメントを下さった方々には、心より感謝しております。
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2 コメント

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Unknown (ぽんつく)
2017-03-09 19:18:48
(自分としては)ラスボス倒して終わり、ってのがゲームブックの常だと思ってましたが、こういうのもあったんですね。ストーリーがとても良かったと思います。
お疲れ様でした。
>ぽんつくさん (MOSSAN)
2017-03-09 20:22:50
この作品は、元々は雪の魔女を倒して終わる短編だったそうです。
〈死の呪文〉との戦いは、文庫化する際に追加されたシナリオだとか。
王道ではないストーリーが、逆に良い味を出しているとも思えます。
この作品の後、《火吹山の魔法使い》や《運命の森》に続くわけです。

こんなに長くなるとは思っていませんでした。
いずれまた、次の冒険をするつもりです(期待しないでください・笑)

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