MOSSANの気紛れ日記

ゲームブック、レトロゲーム、マクロスが大好きです。
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《恐怖の幻影》 第55話 冒険心は消えず

2017年05月20日 07時40分30秒 | 恐怖の幻影
リアン(あれ…?)

男の顔を見た途端、あたしはちょっと驚いた。
彼の顔は、昨日よりも一段と老けて見える。

リ(ひょっとすると、狂気から解放されたことで…)

そう、狂気こそが彼の生きる意志だったのかもしれない。
それを失ったことによって、無気力になったのかな…

あたしは声を掛けてみる。

リ「おはよう!」

男「おお、起きたか」

うん、今日もちゃんとした口調で喋ってる。

男「俺の名は、エリック=ルーンアックスだ」

リ「じゃあ、今度からエリックって呼ぶね」

エリック「この森も、昔は美しかった…」

リ「エリック、いつ頃からここに住んでるの?」

エ「若い頃は、俺もよく旅をした。ああ、アランシアが懐かしい…」

リ「アランシア?」

エ「遥か遠くの国だ。あの国で俺は〈ザゴールの迷宮〉に挑んだ…」

リ「ザゴール?」

エ「〈ザゴールの迷宮〉は、俺なんかじゃ歯が立たなかった。
 今でも生きて出られたことが信じられないぐらいだ」

そこまで聞いて、やっとあたしは気付いた。
このエリック=ルーンアックスも、昔は冒険者だったんだ!

リ「それで?」

エ「俺は引退した。あんな恐ろしい目に遭うのは、もう嫌だった。
 冒険なんかいいから、人知れぬ地に住もうと思った」

リ「そうだったの…」

エリックの気持ちは嫌というほど伝わってくる。
いつかあたしもそうなる時が…?

エ「だが、決めた」

リ「な、何を?」

エ「お前も何かを背負っとるだろう?
 そうでなきゃ、こんな所まで来たりはしないはずだ」

リ「ま、まあね…」

エ「お前が蘇らせてくれた。俺の心に火を点けてくれた。
 行き先が地獄だろうが、魔界だろうが…」

リ「…?」

エ「俺も付き合う。さあ、出発だ!」

リ「エーッ!?」

・エリックの同行を受け入れる

・丁重にお断りする

何だか予想外の展開ね。

エリックは、非常に腕力がありそうだ。
それに、剣の腕や敏捷さだけではどうにもならないことが、
この先で待っているかもしれない。
あたし一人では越えられない障害も、彼が一緒なら…


★ステータス
技術点 12/12  体力点 17/17  運点 10/11  魔力点 20/14

★持ち物
愛剣テレッサ
革の鎧
背負い袋
食料7食分
幸運の飲み薬
イノシシの牙
12本の枝で装飾された角笛
22本の枝のうちの1本
20という数字が刻まれた琥珀
ジャンル:
レトロ
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