大川
2011-10-03 | リグ
パターンをCADで引きます。たまにCADメーカーのオフィスを訪ねます。
オフィスのある15階からのこの眺め、壮観で好きです。
映ってないけど下に隅田川が流れ首都高も見える。
隅田川を唄った面白い唄があります。
端唄(三味線のジャンルで花街から聞こえてくるようなのです)にある唄。
江戸時代の歌謡曲のようなものだそうです。
「どんどん節」
向こう下総 葛飾郡 手前は武蔵の豊島郡
間を流るるあの大川の 水は時々濁れども
誰がつけたか隅田川(澄田川) どんどん♪
江戸の市中を流れる大きな川=隅田川、大川と呼ばれていた。
隅田川って言うよりなんか粋。
その三味線(端唄)を習っていました。端唄はとっても粋です。
粋にさらりと弾くのも唄うのも難しく、そんな私に師匠は言いました。
「(無理に)粋にしようとすると野暮になる、難しいのよね」
ふわ~、言えてるぅ、しびれる言葉~。これって何にでも当てはまるし。
日本人は粋でウィットにとんだ人種だって端唄を通して感じます。
私はなかなかそうは出来ないのですが、そんな余裕を身に付けたいものです。
この景色を見る度に「あ、大川だ」と思う。そんな心の内を書いた
RIGとはな~んにも関係のない今日のブログでした。
(右下にかすかに見える鉄橋は総武線です。この橋の下を大川が流れています。)
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