blackalisuの小説の部屋

現在連載中、「落ちこぼれ魔法使いの恋愛事情」 「俺、異世界で童貞卒業します!!」その他、夢小説や短編なども

blackalisuの呟き part15

2016-10-30 20:29:37 | その他
俺卒二連チャン……。
すみません(;▽;)


落ちまほは、来週で!



最近、週1更新になってきているかも…。

最初の怒涛の更新は、なんだったんだ。

忙しくて、更新する暇が……(T^T)



一回試してみたいことがあって、
一日休みの時、一日中文作ったらどうなるんだろうと…。


これから全く更新出来ない日々が続くと思うので…。

時間があれば、やってみたいですね٩(ˊᗜˋ*)و



まぁ、とりあえず、
これからもよろしくお願いします!!

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[11]リンプって、貧n_

2016-10-30 20:22:08 | 俺、異世界で童貞卒業します!!
《前回のあらすじ》
やっとクエストに出発したは良いものの、ジョブ決めに難航…。
俺のジョブ、おかしくない?
『童貞』って何!?
初めて聞いたんですけどォォォォ!?
結局、ジョブ決めを諦め武器屋へ!











現在地、武器屋。

とはいえ、沢山の種類がある訳ではなく、最初の村らしい、ごくごく普通の武器屋だ。



「はじまりの剣、はじまりの服、はじまりのズボン……って、はじまりだらけじゃねぇーか!!」


「最初はこんなモンですぅ!
徐々にレア度が上がっていくんですっ。
あっ、ちなみにレア度の説明をするとですね~。
最初のはじまりシリーズは、全部レア度Dなんですよっ。」



確かに、レア度は徐々に上がっていくのだろう。
だが、最初だからと言って「はじまり」を多用して良いと思っているのか!?



「……………"どうてい"。ボクのジョブを『黒魔道士』に設定して。」


ボムさんは、ジョブが決まったらしい。
はじまりのロッド(D)を手にしている。



「じゃあ、俺は__
『白魔道士』だなッ!!」


「いや、何でですかッ!?!?」



リンプが凄い睨んでくる。



「俺は、前にも言ったけど、楽してモテたいの。
『戦士』とか選択して、前線に立って戦うなんて俺には無理だ!
だから!攻撃はボムさんに任せて、俺は見守r_」


「…………ボク、『戦士』に守られたい。」


「_る、んじゃなくて、ボムさんを守る『戦士』にしようと思うんだ!」


危ない、危ない。
ボムさんを危険に晒す所だった。
………なんか、ボムさんが(チョロい)って呟いてたけど、気のせいだよな!



「いや~、そうですよねっ。
びっくりしたのですぅ!
歴代の勇者で、『白魔道士』を選択した人なんていませんでしたからっ。
もぉー、そんな人がいたら殺…ゴホン、殺してやろうかと思いましたっ。」



言い直したにも関わらず、殺すという単語を平然と言うリンプ。
え?最近のゲームの案内人って、こんな感じなの??
こんなに口が悪い妖精、初めてなんですけどぉぉぉ!?



「じゃあ、店主~。はじまりの剣とはじまりのロッド。体の装備は、はじまりセット二つで~。」



「ハイハイ、合計1600ゴールド。
……お支払いの前に、お兄さん。クジをやらないかい?」



武器屋の店主が、俺達にそう言って来た。

レジの前には、確かに大目玉!と書かれた"クジ"が置いてある。


「実は、勇者の為の初回サービスとして、"クジ"を1000ゴールドで5回引けるんだ。武器や装備が当たるのさ。
当たるのは、はじまりシリーズが多いけど、レア度Cも当たる可能性があるんだ。
どうだい、お兄さん。お得だろ?」


確かに、お得かもしれないが……。
こういうのって、だいたいはじまりシリーズしから当たらなそうだよなぁ。



「……………やろう。」


口を開いたのは、ボムさんだった。

俺は、店主にお金を支払い、クジを引くことにした。



当たれッ!!



・ロッド(C)
・旅人の服(C)
・旅人のズボン(C)
・はじまりの剣(D)
・旅人の帽子(C)


あ………あれ?
なんか、めっちゃ良いぞ!



「……………店主、はじまりの剣以外、全部ボクの装備で。」



「ちょ、ええぇぇぇぇ!?
ボムさん?あの、ボムさん!
俺、HP1の『戦士』です。そこだけは譲って下さい。
あと、はじまりシリーズを1個しか当てなかった俺の頑張りを讃えて下さい。」



「……………あ……ありがとぅ。
……感謝してる_から、ボクにC装備を。」



「かしこまりました、ボム様ァァァ!!」



ボムさんの"ありがとう"頂きました!
照れて、最後が小声になっていてとても可愛かった!
C装備はもちろん、ボムさんのモノ!



「"どうてい"さん。ステータス画面を開いてみるですよっ。」






~勇者"どうてい"のステータス~
(名前)どうてい<Lv.1>

(装備)
[右手] はじまりの剣(D)
[左手] なし
[頭] はじまりの帽子(D)
[体] はじまりの服(D)
[脚] はじまりのズボン(D)

(ジョブ) 『童貞戦士』

(HP) 1
(MP) 1

(アイテム) スマホ

(所持金) 3400ゴールド


~"ボム"のステータス~
(名前)ボム<Lv.1>

(装備)
[右手] ロッド(C)
[左手] なし
[頭] 旅人の帽子(C)
[体] 旅人の服(C)
[脚] 旅人のズボン(C)

(ジョブ) 『黒魔道士』

(HP) 520
(MP) 300

(アイテム) なし





「何だ、この格差ァァァァ!?」


普通、勇者の方がパーティーメンバーであるボムさんより強いはず。
しかし、俺はボムさんに完全に負けている。

やはり気になるのは、ジョブ。
『童貞戦士』だと?


「………リンプ。『童貞戦士』って_」


「ハイッ!!
ジョブも決まった所でッ!!
『黒魔道士』であるボムさんの為に、魔導書屋で魔導書を買いましょうっ。」



無視された。



「………リンプ、あの_」


「いやぁ~、クジやって良かったですっ。
"どうてい"さんのクジ運に感謝ですよ~。」


無視された。


「リンプって、貧n_」


「それにしても、今日は天気が………。
……"どうてい"さん、今なんて_」


「ボムさーん!魔導書屋ってどこにあるんですかー!!」



リンプを無視した。
いい気味だ。


なんかリンプが後ろでゴチャゴチャ言っているが気にしない。




こうして、俺達は魔導書屋に向かった。






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[10]……運命のイタズラってやつですかねっ!

2016-10-23 21:47:34 | 俺、異世界で童貞卒業します!!
《前回のあらすじ》
ムラ村の村長兼宿屋の主人、"ああああ"が登場。
一応、"ああああ"が名前なんだろうけど、誰も呼んでねぇよな。
だって、ドMクソジジイだからな!
まあ、ソイツに村の散策して来いって言われたんだけど……。









「"どうてい"さん!クエストの受注の仕方を教えてあげますっ。
"村長の依頼"をタップして、▽受注する
をタップするとクエストに出発出来ますぅ!」




リンプの言われた通りにスマホをいじってみた。
すると、▽受注完了
と表記された。



「………おい、ギルドの綺麗なお姉さんとかいねぇの?」


「…んん?私のことですかっ?」



リンプは、真逆だろ。
いや、リンプがブスって訳じゃなくて、
リンプは、可愛い幼女(妖精)という意味だ。

詳しく聞いてみた所、ギルドとかはないらしい。
ちょっと残念だ。



「………"村長の依頼"って、どんな依頼?」


ボムさんがふと、そんなことを聞いてきた。

俺は、クエスト内容をみてみた。



✼✼✼

"村長の依頼"

・村の散策で装備を揃えること(ボムちゃんの装備はメイド服)、ジョブの確定。
・モンスター1体討伐
・勇者パーティーに一人以上スカウトすること。
・ボムちゃんとお風呂に入れるようにすること。


<依頼者> "ああああ"
四番目!四番目が重要だぞい!!
あと、メイド服!ぜひ、拝みたいのじゃ!
いや、でも……女王様の服でも良いぞい!
鞭でワシを…いたぶってくれ!!


✼✼✼




あ………ボムさんとリンプが光の速さで、ジジイを殴りに行った。

…正直、ボムさんのメイド服、見たい!
けど、光の速さでとんでくるので、言わないで置こう…。


そして、俺はボロボロなジジイに視線を送った。



「いいぞ!ボムちゃん!あっ……すごく……良い!!」


「気持ち悪い声出してんじゃねぇぇぇぇぇ!!!!」



顔面パンチ。眼鏡が割れた。
俺はムカついたので、同時に腹パンをくらわせた。


「ワシは、男に殴られる趣味はないのじゃ!!
……ちょっ、ちょっと気持ちよかったとか………全然思ってないんだからねッ!」


「きめぇぇぇぇぇ!!」



俺は、本気で殴った。
ジジイのツンデレなんか、見たくもない。
ツンデレはメガネっ子キャラとかだろ!
……いや、ジジイが(割れた)眼鏡掛けていても、ツンデレはないわ。

よくよく考えてみたら、ドMを殴ると逆効果だな。
よし、今度からは何もしないようにしよう。



その後、リンプの説得により、クエスト内容が変更された。


✼✼✼

"ドMクソジジイの依頼"

・村の散策で装備を揃えること、ジョブの確定。
・モンスター1体討伐
・勇者パーティーに一人以上スカウトすること。



<依頼者> "ドMクソジジイ"
ワシは………諦めておらんぞい!
ボムちゃんと……お風(ry


✼✼✼




はぁ……たかがクエストの受注ごときで、何でこんなに疲れるんだろう。
まだ、クエストにすら行けてねぇし!




***



やっと、クエストに行けることになった。
現在、村の散策中だ。


「ムラ村って、意外と栄えているんだな。」


「まぁ、小さい村ですけどねっ。」



「……………道具屋、武器屋、魔導書屋……。ボク達に必要なお店が色々。」



「あっ、最初はジョブを決めちゃいましょう!」



リンプがそう言った。
ジョブ、と言ってもまだまだ種類が少ない。



「最初のステータス画面で、"どうてい"さんがパーティーの一覧を見ることが出来ますっ。」


俺は、スマホを見た。
確かに、パーティーリーダーが俺で、パーティーメンバーにボムさんが表示されている。


「最初は、『すっぴん』のジョブが表示されているはずですぅ。
『すっぴん』は、どの装備も出来て初心者向けですねっ。ただ、HPやMPが低いです。
変更するならば、『戦士』、『モンク』、『白魔道士』、『黒魔道士』のどれかを選択出来るのですよっ。」



うーん、どれが良いのだろうか。
迷う…。


「……………オススメとかある?」



ボムさんも迷っているらしい。



「自分に合う、合わないがあると思うので、なんとも言われないですねっ。
迷っているようでしたら、『すっぴん』から始めてみると良いですよ。
あとは、武器屋とかで装備を見てから決めるのも悪くないですっ。」



『すっぴん』かぁー。
名前からしてダサいけど、何でも装備出来るから良いか!


ステータス画面から、通常の画面に戻ろうとした時、俺は自分の目を疑った。





~パーティーメンバー~
【リーダー】"どうてい" 『童貞』
・"ボム" 『すっぴん』





あの、さ。
6話でもあったけど。
ジョブが『童貞』って何!?!?



「………ムラ村のロリ妖精。
ジョブが『童貞』ってコレ、見間違いだよな?見間違いだと言ってくれ!」


「……運命のイタズラってやつですかねっ!」



ニコッ、と笑うリンプをジト目で見つめる俺。
イタズラにしては、悪意がある。



「……………ボク、武器屋行きたい。」




ボムさんの一言により、武器屋に行くことになった。






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[9]村長ぉぉぉぉ!!村長を呼べぇぇぇぇ!!

2016-10-15 18:19:09 | 俺、異世界で童貞卒業します!!
《前回のあらすじ》
俺達がたどり着いたのは、『はじまりの村』改め、『ムラ村』。
そして、『ああああの宿屋』で朝を迎える。







「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」



突然の悲鳴。その悲鳴で目が覚めた。
隣の部屋から聞こえた。
隣の部屋は、ボムさんだ。
………ボムさんって、あんな悲鳴あげるのか。……なんか…ショック。


俺は、隣の部屋を覗いてみることにした。




「…………死ね、死ね、死ね_」



「ボムちゃ~ん!もっとじゃ!
もっとワシを虐めて!!」




俺は、無言で戸を閉めた。
朝からあんな過激なSMプレイを見たのは、初めてだ。
ボムさんは、ジジイを殴っていた。
いや、あの、ジジイは壁にめり込んでたからね!?
……さっきの悲鳴は、ボムさんじゃなくて、ジジイだったんだ。安心した。



「…………"どうてい"、誤解だ。」


「ッ!?……危なッ!!」


ボムさんは、瀕死のジジイを俺に向かって投げてきた。
ギリギリでかわした。
あのジジイには触れたくない。
ドM菌とかドM菌とかドM菌とかうつりそうだ。



「………ボムさん、このジジイは?」


「…………この宿屋の主人。あと_」



「ボムちゃん!誰じゃその男!!
ん?もしかして、この宿屋に泊まったのか!?男は、泊められん!
100000000ゴールド払えボケェェ!!」



男は泊められんって、ボムさんは男の娘!
スマホで確認したら、所持金5000ゴールドしかないし!




▽村人A(老人)があらわれた
「宿屋の主人よ……今夜泊めて下され…。」


「いいゾッ☆」



「クソジジイィィィィィ!!」


男、普通に泊めるつもり何ですけどぉぉぉぉ!?



「老人には、優しくするのじゃ!
老人…いや、ワシを労われ!敬え!」




「はいはい、老人には優しく…ねぇ?」



こんなジジイは、死んでも労わらないし、敬わない。





▽村人B(若者)があらわれた
「おやっさん、泊めてー。」


「いいゾッ☆」



「くたばれぇぇぇぇ!!」



俺は、思い切りジジイを蹴った。
グキリ、と嫌な音がしたが、俺は知らない。




「ま、待て!村の者はいいのじゃ!
お主は、ダメじゃ!ダメダメじゃ!!
とりあえず、村に不法侵入しておるな。
1000000ゴールド追加じゃ!!」



「村長ぉぉぉぉ!!村長を呼べぇぇぇぇ!!」



「ワシが村長じゃ。」



「村長ぉぉぉぉ!?」



金を要求してくるジジイを、村長に訴えようとしたが、まさかの村長だった。
この村、終わりだな。



「ワシは、ムラ村の村長の"ああああ"じゃ。『ああああの宿屋』の主人でもある。」



「村長っ。村の名前は、『はじまりの村』ですぅ~。」



今まで空気と化していたリンプが、スマホから出てきたらしい。



「いやじゃ!ムラ村じゃ!」



くだらない言い争いが続いたのであった。






***




「お主、勇者だったのじゃな。
借金は、ボムちゃんとリンプちゃんの顔に免じて、チャラじゃ!」



俺(勇者)の顔に免じてくれないのかよ。
そもそも、借金の件は不当だ。



「お主、名は何と言う?」



………言わなければいけないのだろうか。
自分の恥ずかしい名を。



「俺は、"どぉ÷〒¥*ぃ"です。」



「知っておる。
"どうてい"、お主に頼みがある。」




知っておる、って何!?!?
俺の童貞オーラに気付いているのか!?
あと、勇者つけてくれないとただの童貞だから、俺。

頼みか~。どうせ、魔王を倒せとかそんなんじゃ__



「ボムちゃんとお風呂入りたい。」


「ぅおぃぃぃぃ!?」



ボムさんは、ジジイを殴っていた。
ジジイ……興奮してやがる。


……この世界って本当にまともな人間いないな。




「ふぉふぉふぉ。
あめぇみかんじょーくじゃ!
決してボムちゃんに殴られたいからとか、そんなんじゃないぞい!」



甘ぇ蜜柑(笑)

本心丸出しだな。
…って、また殴られてる。
喜んでるからいっか。



「魔王退治を依頼する!
………とは言っても、お主はLv.1の童貞じゃ。」



今、童貞関係ねぇだろォォォォ!?




「レベル上げには、まず。
村の周辺の散策じゃ!装備もきっちり揃えてな。
ついでにモンスターを1体討伐して来るのじゃ。」




スマホが光った。
"村長の依頼"
という、クエストが加わっていた。




さーて、初めてのクエストだ。
気合い入れて頑張るか!



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【65】好き(本当は怖い人達)

2016-10-14 21:47:34 | 落ちこぼれ魔法使いの恋愛事情
ブルーノside



《昼休み》




「ちょっと、ブルーノッ!聞いて欲しいゾッ!!」






僕は、チェルシーちゃんに話しかけられた。
……なんだろう、この気持ち。
やっぱり好きな人と話すのって、ちょっぴり緊張する。







「………あれぇ?チェルシーちゃん?
どうしたの、急に~?」




「ンーと。
(ティアラが)ラブレター貰ったんだゾッ!!
男子ならどんな返事がいいんだッ!?」




「……ッ!?ラブレター!?」





チェルシーちゃんがラブレター?
………嫌だ、そんなの。絶対、嫌だ。
確かに、チェルシーちゃんはモテる。
それはしょうがないことなんだけど…。








「ぇぇええと!?ラブレターぁぁぁぁ??
なんで、その、そんなぁぁ。えっーと、えっーと。
へっ、返事とかよくわからないかなぁ~。僕は、チェルシーちゃんとその…」





どうしよう。気持ちが焦る。







「…ん??とりあえず落ち着けッ!!
分かったゾ、大丈夫ッ!
言いにくいんだなッ!ごめんだゾッ!」





行っちゃった……。
僕が頼りないばかりに…。





「………ど、どうしよう。」




ほぼ涙目になってしまった。
僕は、女子に囲まれながらも、廊下を歩くレイヤ君とシャディー君の姿を見た。




……そうだ、二人に言ってみよう。




僕は、女子達を押しのけ二人と話す。




「あっ、あのさぁ!2人に協力して欲しいんだけどぉ!!」





二人は、女子達から離れたい一心で、僕に着いて来てくれた。





「実は………」





二人に全部話した。





「うーん、そうだなぁー。
とりあえず、ブルーノ君がチェルシーに告白すれば全部解決かな。」





レイヤ君がサラッとすごいことを言った。




「む、無理だよぉ~。そんな、急に!」




「………バーカ。
好き、の二文字も言えねぇーのか。」




シャディー君もなかなかすごいことを言う。
好きな人に伝えるって、難しくない?





「ブルーノ君~。私も応援してますねぇー!」




突然、現れたのはアンナ…さんだった。
盗み聞き、なのかな?



「やればできる子って信じてますからねぇ~。
ああ、レイヤ君とシャディー君。
ちょっと来てくれます~?」




ニコニコとアンナさんは、二人を連れて行った。
二人共、少し青ざめてたけど大丈夫かな?
……アンナさんって、大人っぽいよね。
決して高校生にしては、少し歳いってるんじゃないかーとか、そんなこと思ってない。
……これ、本人の前で言ったら殺されるな。






そうだ、告白……。
頑張ってみようかな。











***


《放課後》~図書館前~




チェルシーちゃんの話し声が聞こえる。
あとをつけて来たはいいものの、入ってもいいのだろうか。







「あ、あのぉぉぉぉ!?」




覚悟は出来た。
図書館に入る。





「ブ、ブルーノ!?」




僕は、チェルシーちゃんの目の前に立つ。





「…あのねぇ~。そのー。
ダメだって分かっているけど…。」




やっぱり恥ずかしいな。
思い出したのは、皆の言葉。
せっかく応援してくれたんだ。頑張ろう。




「じゃあ、言います!!
僕_チェルシーちゃんのことがs((ハックション!!))




チェルシーちゃんのくしゃみによって、大事な言葉が遮られた。



「ンー、ごめんだゾッ!
それで、何だゾッ!?」






「……………。」




悲しい。悲し過ぎる。
ティアラちゃんが、図書館から出ていった。
空気を読んでくれたのかも知れない。





「あ、れ?ティアラ、行っちゃったッ!?
追いかけるゾッ!!」







パシッ




「!?」






僕の横を通り過ぎようとしたチェルシーちゃんの手を無意識のうちに掴んでしまった。
あーもう、この勢いだ!





「…………好き、だよ。」





「……え?」





「僕、チェルシーちゃんのことが好き。
ラブレター貰ったって聞いてから、ずっとチェルシーちゃんのこと考えてたっ!
だから……僕と、付き合っちぇ#¥+=^」




噛んだ。どうしようもなく噛んだ。
僕は、顔から湯気が出そうなくらい赤い。
なんならお湯を湧かせられる。






「………ラブレター、貰ってないゾ?」





「…………え、」






僕の顔は真っ青だ。
赤くなったり、青くなったりと大変だ。
というか、初耳。




「貰ったのは、ティアラだゾ?」





「……………。」





もう、穴があったら入りたい。
非常にいたたまれない。
なんだ、僕の早とちりか…。





「………でも、ブルーノがそんなこと思ってた、なんて。
……ちょっと嬉しいかも。」





僕は、反射的に顔を上げた。
え……今なんて。




「………その、チェルシー…いや、私で良かったら……付き合ってもいいゾ…。」




顔を赤らめる彼女。
ドキッとしたのは、言うまでもない。




「……か…可愛い。」





「かっ、可愛い…とか、……恥ずかしい……ゾ……。」




ああ。神様。ありがとう。
彼女の火照った顔とか、全てが愛おしい。



告白して、良かったな_







***





__このカップルを見下ろす影が三つあったことは、誰も知らない。





「……いやぁ~、若いって素晴らしいですねぇー。」




「…………言ってることがババくさ_」




「ンー?何かな、シャディー君~?」




アンナの笑顔は、殺気で満ちていた。

ここは、1階の図書館を上から見下ろせる廊下。
そこに3人がいた。




「………それでー?奴の処理は?」




「とりあえず、精神崩壊ですね。
あとは、魔法でなんとかしましたけど。」




奴=アラン先輩のことだろう。
レイヤは一体、何をしたのか。想像出来ない。




「…………ティアラに関する、手紙、告白、ストーカー等も全部やっといたぜ。
チッ……ラブレターの破棄を完全にできなかった。……悪かった。」




ティアラは、理想の容姿。
モテないはずがない。
当然、靴箱に毎日ラブレターが置かれている訳である。
しかし、それは彼らによって排除されていた。
今回は例外だったが、ティアラが告白されない原因はそれだ。

………恐ろしい。



「……ティアラには悪いと思っています。
でも、ティアラのフィアンセは__
"あなた達"ですからねぇ~。」







そう言うと、アンナは怪しく微笑んだ。















「………アンナさんを敵に回したら、終わりだな。」





シャディーの呟きは、誰の耳にも届かなかった。













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