オリジナル小説

現在連載中、「落ちこぼれ魔法使いの恋愛事情」 「俺、異世界で童貞卒業します!!」

[8]ちょ、ええええぇぇぇぇ!?!? 何で蹴るぅぅぅぅ!?

2016-10-14 13:48:48 | 俺、異世界で童貞卒業します!!
《前回のあらすじ》
朝、乱れた俺の服装。シャワーの音。相手がボムさん。
さっそく童貞卒業_だと思ったら、ボムさんは"男の娘"だった……。
色々あったけど、『はじまりの村』に戻るみたいで…。









勇者"どうてい"ご一行。
『はじまりの村』に向かっている。



「あの、色々聞きたいんですけど。」



「…………何。」



「……もしかして、ここって死後の世界だったりします?」




俺は、ずっと気になっていたことを質問してみた。
俺は車にはねられて死んだのだろうか。
【ライフ・アンド・デス】というアプリの正体も知りたい。



「…………知らない。」


「…え、知らないんですか!?」



ボムさんもわからないのか。
もしかしたら、ボムさんも現実で死んでしまったのかな。



「…………ボクよりも、案内人のリンプの方が詳しい。」


「う……。まぁ、今はなんとも言えないですねっ。
私から言えることは、とりあえず魔王を倒せばいいんですよ~。」



そういうと、リンプは怪しく微笑んだ。
リンプは、確実に何かを知っているだろう。
チッ……ロリ妖精のクセに。





「……え、ちょっと何ですか、"どうてい"さん。
そんなに睨まないで下さいよっ!!」



おっと、ついリンプを睨んでいたらしい。
いやぁ~、無意識って怖いねぇー(棒)



「……………着いたよ。」



ボムさんがそう呟いた。
木で作られた門?のようなモノが、目の前にある。
門には、『はじまりの村』と書かれていた。



「早く行きますよっ!!」


リンプが変に急かしてくる。
俺は、門を凝視していた。



「……………。」



俺は、無言で門を蹴った。
案外脆く、すぐ倒れた。


「ちょ、ええええぇぇぇぇ!?!?
何で蹴るぅぅぅぅ!?」



俺は、『はじまりの村』という文字を見ていた。



「あ、あのぉ~?"どうてい"さん??
門のことは許しますからっ!
早く行きましょう!!」


「リンプ。」


「ハイッ!?
い、いや別に何も隠してませんけどぉ!?
やましいことなんて全然ないですけどぉ!?」


リンプは、やたら焦っている。


「………『はじまりの村』って名前、普通だよな……。」


「いや、村長のせいですからねぇぇぇぇ!!…………え?」



リンプは頭に、はてなマークを浮かべている。
リンプと話が噛み合わない俺も、はてなマークを浮かべていた。
村長のせい?なんのことだ。


「……え、いや、違いますっ!
あ、気づいていないならいいんです!」


リンプは、ホッとしたらしい。



「……ンなわけあるかあぁぁぁぁ!!」




俺は、紙で書かれている『はじまりの』を"取った"。


▽説明しよう
俺は、門に書かれている『はじまりの村』という文字の『はじまりの』という部分が、やたら風に揺れていることに気付いた。
門を蹴り倒して、近くで見ると、どう見ても『はじまりの』という部分が紙で書かれていた。
それを今、俺は取ったのだ。


うーん。少し説明がわかりにくいかも知れないが、気合いで分かってくれ!


まとめると、この村は『はじまりの村』なんかじゃなくて、正式名称がある。
それは__



「…………ムラ村?(笑)」



はっきりとした字で、ムラ村と書いてある。
リンプは、これを隠したかったらしい。



「……私が命名したんじゃないんですっ。
村長です、村長!!」


なるほど、それでさっき村長のせいとか言っていたのか。
なんとなく村長には、親近感が湧いてしまった。



「…………ねぇ、もう暗いから宿屋に行きたい。」


ボムさんの唐突な発言により、宿屋に行くことになった。







***



「……ムラ村(笑)」


「ああ、もうっ!笑いたきゃ笑えばいいですっ。
私は決めてないですもんっ。」


宿屋に着いてもなお、俺はムラ村ネタでリンプを弄っていた。
あれ?俺ってS?



宿屋は、俺がダークドラゴンにやられて寝ていたあの『ああああの宿屋』だった。
どうやら無料らしく、だいたいRPGの最初の宿屋って無料だよな、とか
くだらないことを思っていた。



「おい、ムラ村のロリ妖精(笑)
宿屋の主人とかいないのか?」


「……悪意100%ですっ。
今は、いないみたいですね。でも、無料なので勝手に泊まってもいいのですぅ~。」


リンプがそう言うので、そこに泊まることにした。
絶対、宿屋の主人で優しいおじさんだよな、とか
くだらないことを思っていた。

さっきから、くだらないことしか考えていない。



ボムさんは、女の子(男の娘)なので、部屋は別れた。

驚いたのは、リンプの寝床で、俺のスマホに入るらしい。
さすが、案内人だ(意味不明)





こうして、長い長い一日が終わった。




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