blackalisuの小説の部屋

現在連載中、「落ちこぼれ魔法使いの恋愛事情」 「俺、異世界で童貞卒業します!!」その他、夢小説や短編なども

episode.10 温

2017-12-30 12:15:13 | 落ちまほ過去編
ATTENTION!
・またちょっとグロ要素あり
・苦手な人はそっ閉じ

























ロゼスside






……やっと着いた。



親父の研究所。地下にある。




もちろん鍵がかかっていたが、戸を蹴り破った。







「……ロゼスも不法侵入。
家族揃って犯罪者じゃない。」







「それにティナも加わることになるんだから、別にいいだろ……。」








ティナが笑えない冗談を言った。

国のトップが何やっているんだ、と思ったが、気にしない、気にしない。






とりあえず、侵入成功。


警戒しながら、奥へと進んで行く。




資料部屋という部屋が気になったので、まずは見てみることにした。









「………あなたのお義父さん、神にでもなりたかったのかしら。
神についての資料がいっぱい…。」








「………ん?なんだ、コレ…。」








ほかとは明らかに違うファイルを見つけた。

オレは、一ページ目を開く。






___モルモット1号の観察記録……?












「」









オレは、言葉を失った。

すぐさま親父を見つけに駆け出した。












「………ちょっと、急にどこ行くのよ!?」








ティナが何か叫んでいたが、聞こえないフリをした。
















***








片っ端から戸を開けまくる。



どこにいるんだッ…クソッ!!






「……お…?」






オレは、研究所とはかなり隔離されている部屋を見つけた。






オレは………迷わず戸を開いた。












✲✲✲








アンナside








扉が開いた。

トーラ博士かと思ったが、違った。


全く知らない人だった。






視線が交差する。





何も喋らない。無言。






「………い、妹……か……?」






聞きなれない単語に、耳を疑った。


イモウト…?

イモオト…?






「…だ、大丈夫か……って、大丈夫そうじゃないな。
ええと__」






「嫌ぁぁぁ!!やだ、怖い、もう……やめてェェェェ!!!!」








突然の悲鳴に、私は驚いた。

………いつものだ。





馬鹿でかいチェーンソーの音がする。





私は、恐怖のあまりうずくまった。





コワイ!コワイ!!
イヤだよ……キキタクナイ!!



震えが止まらない。








「………?」







手に伝わる温かみ。
初めての温もり。



目の前の男の人が、私の手を握っていた。




そのことに、なぜだか私の目には大粒の涙が溜まった。







「___大丈夫。必ず助ける。」







確証もないのに……。
彼の言葉に安心しきった自分がいた。








「…やっと追いついた!
……って、ちょっとロゼス?
何やって__」





「ごめん、ティナ!その子頼む!」








「……ハァ!?」






彼は、すごい勢いで出ていってしまった。






__まだ、手は温かかった。












***







トーラside






今日は、上半身と下半身を真っ二つに切ってやろうと思った。






襲いかかろうとした、その時。


後ろの扉が荒々しく開いた。









「………親父……一体、何やってんだ。」






いるはずもない、息子が…目の前に立っていた。

















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2 コメント

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気になる…! (アラスカ)
2016-12-22 00:26:22
過去編…すごい!グイグイ引っ張られる感じ。早く続きが読みたい!更新早くて助かります。ありがとうございます。これからも頑張ってください!!
Re:気になる…! (blackalisu)
2016-12-23 10:35:33
ありがとうございます!
嬉しいです。これからも、頑張らせていただきます!!

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