オリジナル小説

現在連載中、「落ちこぼれ魔法使いの恋愛事情」 「俺、異世界で童貞卒業します!!」

[9]村長ぉぉぉぉ!!村長を呼べぇぇぇぇ!!

2016-10-15 18:19:09 | 俺、異世界で童貞卒業します!!
《前回のあらすじ》
俺達がたどり着いたのは、『はじまりの村』改め、『ムラ村』。
そして、『ああああの宿屋』で朝を迎える。







「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」



突然の悲鳴。その悲鳴で目が覚めた。
隣の部屋から聞こえた。
隣の部屋は、ボムさんだ。
………ボムさんって、あんな悲鳴あげるのか。……なんか…ショック。


俺は、隣の部屋を覗いてみることにした。




「…………死ね、死ね、死ね_」



「ボムちゃ~ん!もっとじゃ!
もっとワシを虐めて!!」




俺は、無言で戸を閉めた。
朝からあんな過激なSMプレイを見たのは、初めてだ。
ボムさんは、ジジイを殴っていた。
いや、あの、ジジイは壁にめり込んでたからね!?
……さっきの悲鳴は、ボムさんじゃなくて、ジジイだったんだ。安心した。



「…………"どうてい"、誤解だ。」


「ッ!?……危なッ!!」


ボムさんは、瀕死のジジイを俺に向かって投げてきた。
ギリギリでかわした。
あのジジイには触れたくない。
ドM菌とかドM菌とかドM菌とかうつりそうだ。



「………ボムさん、このジジイは?」


「…………この宿屋の主人。あと_」



「ボムちゃん!誰じゃその男!!
ん?もしかして、この宿屋に泊まったのか!?男は、泊められん!
100000000ゴールド払えボケェェ!!」



男は泊められんって、ボムさんは男の娘!
スマホで確認したら、所持金5000ゴールドしかないし!




▽村人A(老人)があらわれた
「宿屋の主人よ……今夜泊めて下され…。」


「いいゾッ☆」



「クソジジイィィィィィ!!」


男、普通に泊めるつもり何ですけどぉぉぉぉ!?



「老人には、優しくするのじゃ!
老人…いや、ワシを労われ!敬え!」




「はいはい、老人には優しく…ねぇ?」



こんなジジイは、死んでも労わらないし、敬わない。





▽村人B(若者)があらわれた
「おやっさん、泊めてー。」


「いいゾッ☆」



「くたばれぇぇぇぇ!!」



俺は、思い切りジジイを蹴った。
グキリ、と嫌な音がしたが、俺は知らない。




「ま、待て!村の者はいいのじゃ!
お主は、ダメじゃ!ダメダメじゃ!!
とりあえず、村に不法侵入しておるな。
1000000ゴールド追加じゃ!!」



「村長ぉぉぉぉ!!村長を呼べぇぇぇぇ!!」



「ワシが村長じゃ。」



「村長ぉぉぉぉ!?」



金を要求してくるジジイを、村長に訴えようとしたが、まさかの村長だった。
この村、終わりだな。



「ワシは、ムラ村の村長の"ああああ"じゃ。『ああああの宿屋』の主人でもある。」



「村長っ。村の名前は、『はじまりの村』ですぅ~。」



今まで空気と化していたリンプが、スマホから出てきたらしい。



「いやじゃ!ムラ村じゃ!」



くだらない言い争いが続いたのであった。






***




「お主、勇者だったのじゃな。
借金は、ボムちゃんとリンプちゃんの顔に免じて、チャラじゃ!」



俺(勇者)の顔に免じてくれないのかよ。
そもそも、借金の件は不当だ。



「お主、名は何と言う?」



………言わなければいけないのだろうか。
自分の恥ずかしい名を。



「俺は、"どぉ÷〒¥*ぃ"です。」



「知っておる。
"どうてい"、お主に頼みがある。」




知っておる、って何!?!?
俺の童貞オーラに気付いているのか!?
あと、勇者つけてくれないとただの童貞だから、俺。

頼みか~。どうせ、魔王を倒せとかそんなんじゃ__



「ボムちゃんとお風呂入りたい。」


「ぅおぃぃぃぃ!?」



ボムさんは、ジジイを殴っていた。
ジジイ……興奮してやがる。


……この世界って本当にまともな人間いないな。




「ふぉふぉふぉ。
あめぇみかんじょーくじゃ!
決してボムちゃんに殴られたいからとか、そんなんじゃないぞい!」



甘ぇ蜜柑(笑)

本心丸出しだな。
…って、また殴られてる。
喜んでるからいっか。



「魔王退治を依頼する!
………とは言っても、お主はLv.1の童貞じゃ。」



今、童貞関係ねぇだろォォォォ!?




「レベル上げには、まず。
村の周辺の散策じゃ!装備もきっちり揃えてな。
ついでにモンスターを1体討伐して来るのじゃ。」




スマホが光った。
"村長の依頼"
という、クエストが加わっていた。




さーて、初めてのクエストだ。
気合い入れて頑張るか!



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