笑う黒犬の日常

誰にでも人懐こく無防備な笑顔で近づくので、人からよく「犬みたいだね」と言われるのだが、最近それも意外とアリかなと思う僕。

骨鼠

2016-10-31 05:21:15 | 我が自閉的人生


「あ~、こりゃ『関節ネズミ』ですね。」

レントゲン写真を見ながら医者がそう言う。

そのあまりにふざけたネーミング。
一体何だ、関節ネズミって。

「若いころ、何かスポーツしていたでしょ?」

「はあ、一応剣道を12年…」

「それでね、砕けてたんですよ。骨が。ほら、ここ見て。」

医者が指差す写真には、明らかにパーツが足りない僕の右足首の骨と、
その間に散在する小さな骨のかけらが写っていた。

「これがね、関節ネズミ。関節の間に入ると痛みや炎症が起きるんです。」

 とりあえず1週間はギプスで安静ですね。」




*****

「父さん、すごいっ!これが松葉杖だねっ!!」

「パパ、足がミイラっ!かっこいいっ!!」


こうして松葉杖にギプスで帰宅した僕を、
目をキラキラさせた子どもたちが温かく迎えてくれましたとさ。


(2011年)
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