黒い老犬は電気ウナギイヌの夢をみるか

誰にでも人懐こく無防備な笑顔で近づくので、人からよく「犬みたいだね」と言われるのだが、最近それも意外とアリかなと思う僕。

災難

2016-11-20 21:39:22 | 我が自閉的人生
週末、家族でファミレスに行った。

お腹いっぱい食べたら、少しお腹痛くなった。

トイレに行って、用を足して、ホッとしていたら、

やつらがやってきた。






バタバタバタバタ(足音)

ドンドンドン(激しいノック音)

ガチャガチャガチャ(ノブを動かす音)

「開かないよ。」

「開かないな。」

ドンドンドン(激しいノック音)

ガチャガチャガチャ(ノブを動かす音)

「誰か入ってんのかな?」

ドンドンドン(激しいノック音)

ガチャガチャガチャ(ノブを動かす音)






入ってんだよっ。

鍵かかってんのっ。

だから開かないのっ。

ちょっとぐらい静かに待てっ。






ドンドンドン(激しいノック音)

ガチャガチャガチャ(ノブを動かす音)

「オレ、先に入るからな。」

「オレが先だぞ。漏れそうだし。」

「もーれーるっ。」

「もーれーるっ。」

「もーれーるっ。もーれーるっ。」

「もーれーるっ。もーれーるっ。」

ドンドンドン(激しいノック音)

ガチャガチャガチャ(ノブを動かす音)







どうやら幼稚園くらいの兄弟。

便所のドアを叩きながら、

「漏れる漏れる」の大合唱。




漏らされても困るのだが、

こちらも急には対応できず、

それでもあたふたとコトを済ませ、

ジャーっと水を流し、

鍵を開けた瞬間、

まだこちらがトイレから出てもいないのに、

トイレになだれ込んできた幼稚園児兄弟。






入ってきた瞬間、顔をしかめてこう言った。






「くせえっ。」


「うん、超くせえっ。」






神様。

一体何故僕がこんな仕打ちに合わなければいけなかったのでしょうか。

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