パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

iPad初めて見た人は

2010年05月31日 21時59分01秒 | Weblog
「案外小さいね」
「ちょっと持たせて、重さどれくらい?」
「保護フィルムは貼った?指紋はつくでしょう」
「並んで買った?」
これらは、まずまずまともな反応

「iPadって立体的にも見える?」
(3Gと3Dを間違えている)
「何に使うの、必要ない」
「ブームじゃないの?日本じゃあまり売れてないから、在庫があるところも、、、」
関心のない人は大体こんなもの

さて自分は、
やっぱり被害を受けるのはパソコンたち!
の思いを強くした
現に一昨日からパソコンで何かすることが少なくなりつつある
大概の事がiPadでできてしまう

ゲーム機業界も大変かもしれない
任天堂、ソニー、マイクロソフト
専用のゲーム機じゃなくても結構遊べてしまいそう

そうそう、自分もなるほどと思う希望に
印刷機能を付けて欲しい
というのがあった

いずれにせよ、勝負はこれから
世の中はどんなふうに変わるのだろう
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あの頃の藤谷美和子

2010年05月29日 20時28分39秒 | Weblog
「それから」が1985年
そして、暗い重苦しい「道」が1986年

道の予告編

プッツン女優といわれる藤谷美和子
このころの彼女はたぶん凄かった

「それから」があまりにも良かったので(本当にきれいだった)
彼女の出ている作品を見ようとしたのだが
その感情移入、役になりきる姿は見てる方を辛くさえした

本気で作品に立ち向かえば、しばらくは普通の感情生活はできないのではと
その頃真剣に思ったものだ(余計なお世話だが)
だからこそ後のプッツンぶりだったのかもしれない

それにしても、たら、れば、を蒸し返してもしょうがないが
本当に勿体無いことをしたものだ
藤谷美和子は大女優になれたものを!

この藤谷美和子があのカルビーのえびせんべいのCM
ひょうきんな姿を見せていたのが12歳の時

ああ勿体ない!
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「それから」のメインテーマ

2010年05月28日 22時18分02秒 | Weblog


不意に、今まで我慢してきたものが一気に崩れてしまいそうになった
理由もなく涙が滲んできた

それは久しく忘れていた音楽と画像のせい
冒頭の藤谷美和子の数秒間現れるシーン
それは物語の行方を暗示するかの様に
静かに現れ静かに消えていく

映画「それから」
藤谷美和子と松田優作が、なりきって感情移入も凄まじく
細やかな演技は疾風怒濤の嵐の中にいた心を鷲掴みにした

そして今も冷静に見られない自分がいる

それからメインテーマ

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音質向上は気のせい?

2010年05月27日 21時05分15秒 | Weblog
The Sheffield/XLO Test&Burn-in CD というCDがある

10数年前に オーディオショップで求めたもので
なんでも機械にこびりついた静電気を取り去ってくれる
みたいな事を聴いた覚えがある
それが正確はどうかはわからないが、いずれにせよその手の話だった

確か6番目のトラックでは中間くらいの音程から徐々に高くなっていき
最後は人間に耳には聞こえなくなるまでになり
7番目のトラックではその反対、徐々に音は低くなる
そうするうちにこびりついたものが取れる!だとか?

で、やってみると
そう言われると、なにやらスッキリしたような!
薄いベールをはがしたような、メリハリが、コントラストが際立ってきたような

それから何もしないで、だいぶ時間が経った

ここ数年やっていなかったものを急に思い出して
車の中のCDプレーヤーにもやってみた
(家のはもちろんの事)
思い込みがある所為か、今度もやっぱりちょっとよくなったような
しかし錯覚かな?

どちらにせよ自分がよくなった様に思えれば、それでいい
それにしても、ホントいろんな商品があるものだ
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28日、家に届くか?iPad

2010年05月26日 21時21分11秒 | Weblog
無線ルーター経由でドコモでもiPadの3G受信可能に

しかし、ルーターが数万円 通信料が月数千円
自分には現実的ではないかな

iPad 自分の使い方はフォトフレーム
テレビ見ながらちょっとしたものをwebで調べる
それからメールのチェックの予定
(音楽もちょっと聴くかも)

この分ではパソコンを起動させる事が少なくなるに違いない

日本では、そんなに売れないのでは!
一時的なブームで終わるのでは?
いろんなことがささやかれている
果たして、、、
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頭で理解するより、身にしみ込ませた方がいい

2010年05月25日 20時03分08秒 | サッカー
昨日の日韓戦の負け
ショックが大きいのは敗戦のせいではなく
明らかに以前より日本が弱くなっているのが見えたから
やっと追いついた韓国にまた大きく離されてしまった感じ
戦術をどうのこうの言う前に
個々のレベルが、大事にするところが、違いすぎる

それにしても日本のいいわけの大前提
「フィジカルが弱い」
これについて、いったいどうやって乗り越えていくのだろう
どんな練習をしてクリアするのか?

考えつきそうな事は、数的優位、そしてダイレクトプレーで
フィジカルコンタクトを避ける

しかし、本当にそれでいいのか?

フィジカルが弱いという事に対して、
まずは真っ正面から取り組むべきではないのか

頭で考えついた解決方法は、実はあまり役に立たない
昨日の例では、
球際が弱いとか、取られてからの反応が遅いとか、闘争心がない
こういった事は反省会でどんなに叱られたところで
次に役立つ可能性は少ない

現実的な対処方法は、朝のテレビ番組で松木安太郎氏がつぶやいた
「アンダープレッシャーのなかでガツガツ練習すべき」
つまり本番並みの闘いの状況を作って
その中で個々が体の使い方、踏ん張り方、次のプレーへの切り替えを
身につけるべきなのではないのか?

日本代表クラスにそんなことを言うのは
少しばかり偉そうかもしれないが
これらの事は自分らが少年サッカーでやっていても感じる事

そしてバルサの練習方法の秘訣でもあるらしい

残念ながら人の体は頭の理解だけで動くものではない
むしろ習慣となったリアクションみたいなもので動く
kAZUがイタリアから帰って来たとき、スーパーなプレーができたのは
彼の体の中にイタリアのサッカープレーヤーのスピードの幻影が
しみ込んでいたからではないのか
それこそ日本のプレーヤーはのんびりしている様に感じたのではないのか

昨日のパクチソンはアジアレベルの試合では
ハイテンポなイングランドの試合に慣れた身には
余裕綽々だったのではないのか

答えを頭で出す前に
まずは思い切り悩んで、そこから抜け出す技術、工夫を
見つけ出す様にしなければ、後々の進歩が見られないような気がする

ヨーロッパのチーム内の練習試合では
それこそ喧嘩になってしまうほどガチンコでやるらしい
(自分自身をアッピールしなければならないから)
実はここのところを実践したほうが良さそうな気がするが、、、

岡田監督、テレビのニュースで見た練習風景は
相変わらずノープレッシャーのなかでのパス交換やシュート(?)

ほんと大丈夫かな?

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完敗どころか

2010年05月24日 21時45分52秒 | サッカー
日韓戦 0-2で完敗

いや完敗どころか、問題山積!
はたしてこれから立て直せるか?

まず最初に注目したのはゲームの入り方
その試合全体のリズムを決めるから慎重に、かつ大胆に入るべきを
相変わらずバックパス、横パスの連続
このゆっくりしたリズムが結局最後までといった感じ

それからいったいどうやって得点するのか?
全然イメージできなかったが
これも予想通り

韓国は今回は本田が要注意とみなして
現実的にハイプレスで対応
日本の本田に対するくさび、縦パスは緩過ぎて
あれじゃダメでしょう
本田もミスが多かった

中村俊、遠藤この二人体調はどうなんだろう?
全然キレがなかった
中村は存在感なかったし
遠藤はミスが多かった

それにしてもバックパス、横パスの多さはなんだ
相手がプレスをかけてくると、かわして前にパス
なんてシーンは皆無
プレスが来たら横に後ろに逃げるだけ
大きく前に蹴ってもヘッドも競り負けている

コンビネーションがどうのこうの以前の問題
まずは本当に闘える体調の選手だったのか?

細かいところでのパスミスが続くと
つくづく小野の不在が残念に思われてならない
ちょっとした部分でパスがつながるのと
つながらないのではゲーム全体のリズムが変わってくる

交代もなんだかよくわからない
後半から中村俊は中村憲と変わってもよかったのでは?
本田はミスが多くて疑問があるにしても
大久保よりは時間を与えるべき
それが点を取るという姿勢なのでは!

しかし、こうして愚痴っていてもどうにもならないが
かつて外国の監督が日本人はプレシャーがあると
(精神的なではなく物理的なプレシャー)ミスをする
と批評していたが、今日のプレーはまさにその通り
あわてて出すボールはほとんど相手側に!

こういうのは実は普段の練習が切り取りで終わっているから
ではないのか?
「ストップ!」
今のシーン攻撃側はこう動いて、、、
守備側は数的有利を確保する様に、、
さあもう一度!
こういう練習はまさか代表レベルではやっていないと思うけれど
こんなのは実際のゲームにはあり得ない状況
ゲームは常に動いていて
その都度その都度すべき事が変わっていく

パクチソンが長友にとられたボールを必死に奪い返しに走った姿は
ルーニーを彷彿させたが
守備意識が高いうんぬんではなく、その時の最善のプレーの選択の結果

まだまだ言いたい事が出てくるけれど
それでも、ある面予想通りの結果で、気分は悪くても
仕方ないかなと思えない事もない

この際、日本代表はワールドカップでボコボコにされた方がいいかもしれない
マゾ的なのではなく
2002年から退化した様に思える日本のサッカーを
根本から考え直す機会となるからだ

その為に日本のサッカーが下火になってしまったとしても仕方ない
仮にそうなったとしても、
押し返す事ができないなら、それだけの事だった!
と考える方がいい

今度はイングランド戦
ジーコの時もイングランドとやっているから比較できるが
どうもイマイチ期待できそうにないのが辛い

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ワールドカップ名勝負、日本代表の名勝負

2010年05月23日 18時35分05秒 | サッカー
これだけワールドカップが近くなると流石に関連のテレビ番組が増えてくる
今日はNHKBSで名勝負を特集していた

最初が70年 メキシコ大会 ブラジル対イタリア
次が86年  メキシコ大会 アルゼンチン対ドイツ
最後が82年 スペイン大会 ドイツ対フランス

実はこの最後のドイツ対フランスの試合を見て
ワールドカップにはまってしまったのだ

1-1の同点で延長に それからプラティニ ティガナ、ジレス等華麗な中盤から
フランスが3-1と引き離し、これで終わりかなと思ったが
(確かリアルタイムで見たような気がするが)
ドイツのヒタヒタと真面目に諦めずに闘う姿はゲルマン魂そのもの
ついに追いついてしまう

そのあまり格好は良くないが同点となるオーバーヘッドのシュートには
鳥肌が立ち、知らず知らず涙が出てきたのを今の事の様に覚えている

それからしばらくはドイツファンになっていた
このドイツ いつも容易に諦める事をしない
マラドーナの大会となったあの試合でも
0-2から一旦は2-2まで追いついている

フランス大会だったかユーゴスラビアとの試合も
やっぱり3点(?)のビハインドを追いついている

自分にとってワールドカップの名勝負は
82年 スペイン大会 ドイツ対フランスが一番

ついで案外覚えているのがフランス大会の
フランス対パラグアイ
出場チーム中一番ギャラの低いチームのパラグアイが
個々の驚異的ながんばりによって90分では勝負つかず
延長になってブランのシュートで勝負はついたが
これも涙ものだった

GK チラベルトのキャプテンシーは素晴らしく
崩れ落ちてたてないでいる仲間のところまで
一人一人ねぎらう様に歩いていって
起こしている姿は思わず男の自分でも惚れてしまいそうに
かっこうよかった

しかし、この試合のこと話しかけても関心を示さないどころか
覚えている人自体が少ないようで
個人的には会話ができないのでちょっと残念

ところで日本代表の試合でベストゲームは
コンフェデのカメルーン戦 鈴木隆行が2得点した試合
偶然勝ったというよりやっつけた、
という印象が残る試合でたまに見ても面白い

もう一つはU20だったかでアルゼンチンと日本の試合
ゴールデンエイジ(小野世代)と中村俊が入ったチームが
当時その年代で強かったアルゼンチンとガチンコで
意地の張り合いで闘った試合
気持ちがゲームにあふれていてホント面白かった

さてここ最近は結果は芳しくても
感動しない日本代表の試合
本番の舞台ではどうなのかな?

とりあえずの明日の韓国戦も多いに心配
というか
期待できないでいる自分がいるのは何故だろう?


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音楽を聴くにも王道はない

2010年05月20日 19時53分00秒 | 
「音楽の聴き方」 岡田暁生著 中公新書

先日の諏訪内晶子のコンサート当日
会場近くの大きな書店で見つけたのがこの本

読み終えて、昨年の「ピアノ・ノート」に劣らず面白かった
特に最初の方
実感と素朴な感情を踏まえた文章は
充分に説得力があり、この自分にも思い当たる節が多くあった
特に「内なる図書館」の下りは音楽以外にも
サッカーの事を語るにも同じような事が言えそう


しかし、残念ながら後半の部分になると
こちらの知識、感性がついていけないのか
ただ文字を追っているだけ!
となってしまったし、部分的には賛成できかねる点があった

音楽の聴き方
音楽に単に気楽さだけを求めない聴き方
何かを求める聴き方
そしてその何かを理解する聴き方
それを身につけるのには結局長い時間が必要となる

学問に王道はないというが
音楽を聴くのにも(理解するのにも)王道はない
という事なのだろう

もっともこれらは、学問や音楽だけではなく
全てに言えそうな事で
かしこまって言うような事ではなく
当たり前の事かもしれない

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脱価格!

2010年05月19日 20時43分51秒 | Weblog
ほとんどの小売店で、今避けたいと思っている事が価格競争
体力消耗戦、総力戦の不毛な闘いとは
もうおさらばしたいと思っている

消費者の方はどうか
確かに低価格なもの、大幅な割引価格のものが売れているようだ
しかし本当に安いものを欲しがっているのだろうか?

安い高い!は実は比較の上でしかあり得ないし
価格なんていったいどれだけが正解か分からないでいるのに
絶対金額を下げて自ら利益を削って
ただ単にその場限りの売り上げ数字合わせに見えるのは
どうかと思えてならない

安く買えれば消費者はまた別のものを買える
だから安い方がいい
しかし、消費者は欲しいものがそんなにあるのだろうか
(消費者は安いものを求めているのだろうか?)

また本当に、いいものを安く!は可能なんだろうか

まず価格ありき!
の製造からスタートすると、結局どこか手を抜かなければならなくなる
そうしてできた商品は、一見良さそうに見えても
すぐに飽きが来そうなものとなる

脱価格!
高く売れ!とか、高く造れ!
というのではない
ただモノには適切な価格というものが存在するのではないのか
それは全て市場に任せるといったものではなく
どこか理性の判断を伴ったものとなるような!

いいものを選ぶ方法や
いいものを求める様に消費者を教育する事が、
手間はかかるけれど価格競争ばかりよりは大事なのではないのか

持続可能な商売、仕事
持続可能な(長く使える)商品
それらは果たして価格競争のなかで存在しえるのだろうか?

売り手側の皆が嫌がっているのに、
過度に報道される安売り合戦
この流れは、変えられないのだろうか

皆がみんな一生懸命働いていても
少しも幸せな気分になれないのは
何故なのだろう?
どうすればいいのだろう?

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