パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

都会の家の作り様は、ハードな生活の現れ?

2007年03月30日 21時37分40秒 | Weblog
その場所に行かなければわからない事や感じられない事がある
家の作り様もそうだろう

雑誌やモデルルームにあるような生活感のない家、
コンクリート打ちっぱなしだったり
白いダイニングキッチン
こうした家は都会に住んでいればリアリティーを持って
好ましく思われるのだろう

しかし、若くなく、地方に住んでいる自分にとって
そのような家は疲れてしまいそうで
少しばかり遠慮したい気分でいっぱいだ

都会人は家に適度な緊張感を強いて
それがフィットするのだとしたら
結構キツい生活を都会人はしているのだろう

もし仮に、自然素材のホッとできるような家を
多く作って、そこに住んでもらっても
都会の人間はやはり同じようなテンションの生活をするのだろうか?
それよりは、どこか穏やかな人間が出来やしないだろうか

人が環境を作るのではなく、環境が人を作るのだとしたら
人々が住む家というものは、もっとやさしくあるべきのような気がする

圧倒的な大きさのビル
それは確かに凄い!
しかしヒューマンサイズの、いたずらに大きさを誇示しない
建築も見逃せないと思う
バベルの塔づくりは、もうやめてもいい頃だと思うのだが、、
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義憤、素直に腹を立てればいいのでは!

2007年03月29日 20時49分19秒 | Weblog
週刊誌を読んでて「義憤」の文字に目がいった
「そう、これ、これが欠けている」

道義に外れたこと、不公正なことに対するいきどおり
の意味を持つこの義憤 
今の世の中、この義憤が表に出て
なにか形になっているだろうか

最近は、腹を立てると言っても個人のレベルの事が多かったり
むかつく対象が小さな事なのは
以前読んだ「他人を見下す若者たち」にも書かれていたが
単純に「悪い事は悪い」と、いつから言えなくなった(言わなくなった)のだろう

バレなければ全ては「やったもん勝ち」
変な事に腹を立てるより
必要なのは上手く立ち舞う事
こんな気分が蔓延しているような気がするが
なんだかなあ、、、。

子供が産まれた時に親の多くは
「素直な心のやさしい子に育ってほしい」
と言うが、それは率直な感情だと思う
だから、願わくば、(子供のような)素直な感情が
憤りを感じるような事には
単純に(諦める前に)憤りを感じてほしいものだ




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久々の快勝!シリア戦。

2007年03月28日 21時53分01秒 | Weblog
サッカーのオリンピック予選 対シリア戦
今までよりは多少よい内容だったが
相変わらず若さの躍動感のない試合運びが多いに不満!
この世代は相手の特徴を消すより
自分のカラーをプレゼンする時代なのに
なんでかな、強烈な色がない!

それでも家長のシュートはすばらしかった
あの1点で随分気分的に楽になった事だろう
平山は一見モタモタしているように見えるが
シュートは枠に飛ぶし、安定して得点するし
やはり特殊な才能の持ち主なのだろう

自分の中で今イチ評価し難いのが梶山
立ってさばくだけで、時々変わった事をするけれど
精度に欠けている
調子の良い彼を見た事がないからそんな風に思うのかな?
水野もわからないではないけれど最後のパスが
大きかったり、あわなかったり!
自分的には途中出場の枝村、上田のプレーの方が好き
もっとも、この世代の人間をよく知っているとは言えないので
少し無責任な意見かもしれない
ただ、もう少したくましい姿を見せてほしいものだ

そういえば今日サッカーのオリンピック予選のテレビ中継がある事を
知らない人が結構いた
2次予選だから盛り上がらない?
それともタレント不足で人気がない?
しかし、なまじっかマスコミが無理矢理作り上げるスター扱いが
なくなっていい事かもしれない
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政治家には感情を伴った想像力を持ってほしいものだ

2007年03月27日 20時45分49秒 | Weblog
以前こんなニュースがあった
それは確か政治家の集まりだったと思うが
パーティーの会場で、じゃんけんをして
勝った方は好き勝手に飲み食いでき
負けた方は何も取ってはならないとした時の
心、気持ちの変化を感じる催しがあって
最初、余裕のある頃は「運が悪い」と構えていられたのが
長い時間経つと(長い時間の催しだったのかな?)
じゃんけんに負けて何も食べられない方は
理不尽にも食べられる方に対して
「憎しみ」に近い感情を覚えてしまう
そんなことを伝えたニュースだった

こんな事は多くの場合そうではないだろうか?

政治家は「国民の痛みを、、」と簡単に口にする
しかし、彼らは一般的な国民感情を本当に理解できているのだろうか?
資産公開を見れば彼らが普通でない事はあきらかだ
その立場の人間が、理不尽にも他人をうらやんだり、
憎んだりする人の気持ちが分るのだろうか?

しかし、そんな事を言っていてもどうにもならない
願わくば「感情を伴った想像力」を働かせて
実感として感じてもらいたいものだ

その意味では、そんな風になれそうな感性を持った政治家が
(本当の意味での教養を持った政治家が)
パッと見当たらないのが少し残念だ

今は、よくいわれるように「政治屋」はいるけど
「政治家」はいないのかもしれない
ただ、そんな政治家(屋)を選んでる我々にも責任はあるのだけれど、、、
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わかるのは対処法だけ?

2007年03月26日 22時40分55秒 | Weblog
昨日からノートパソコンの調子が悪い
画面がギラギラして見づらく動作も遅い
少し前まではなんて事なかったのに!
近くにあるテレビの電磁波のせい?
ノートンが悪さしてる?
原因を想定してみても
素人には根拠のない事ばかり
正直なところ理由なんてわからない
わかるのは2、3の対処法だけ。

しかし、バックアップは取ってないし
再インストールは面倒だし
困ったものだ!


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昨日のサッカーとフィギュア

2007年03月25日 10時06分43秒 | Weblog
サッカー 日本対ペルー戦

巻、ナイスヘッド。
結果が出て一番ホッとしてるのは
強気の(マイペースの)オシム監督かな?

高原のすばらしいトラップからシュート
その早さはさすがFWのそれ
(隣の中沢よりも早かったですね)

さてゲームは、、、
ペルーもチームとして出来上がってない感じがチラホラ
勿論、日本代表も、、、

質の低下が心配で、始まったばかりのJリーグだが
昨日の代表よりはスムーズにいってるチームは多そうで
昨日のゲームは全体としては結果だけはよかったが正直なところ

欧州組の中村、高原
中村は正確なキック、持ち味はしっかり発揮できてたけれど
途中、やっぱりプレースタイルは変わらないな
と思うようなシーンがあった
(ボールを長く保ちゲームを作ろうとするところ)
中村は、実はセルティックでやってるような職人、スペシャリストみたいな
役割の方がよいのではないだろうか
日本ではファンタジスタといってゲームメーカーが一番みたいな
報道のされ方をするけれど
皆がみんなスペシャリストで、自分の持ち分をしっかり全うするほうが
上手く機能しそうに思えるが、、、
勿論、時と場合によって仕事は変えていかなければいけないけれど

高原はとにかく点を取る事
そのスペシャリストに徹して、ゴール前では危険な香りプンプンで
きちんと仕事してると思いたい
いくら走れ走れのサッカーでも
走り回りすぎて、最後の肝心なところでスタミナ切れはよくない

中村憲、今までそれほど知らなかったけれどいい選手だな
阿部は自分の好みと合わない所為か
どうも印象に欠け、分らない!
鈴木もひところの好調を維持しているようには思えなかった

そうだな、全体にこじんまりしている
戦う男の集団みたいな、確立した男臭さがあまり感じられない
強くなるには、一人の人間として、
いろんな意味で強くならないとダメだな

フィギュア
この競技は女性のほうが注目されているが
シンクロと同じで、やっぱり男より女の方が見てて楽しい?
(男のスピードや強さはそれなりに感心はするけれど)

安藤 美姫
SPのアドバンテージ活かして
なおかつ安定していて立派な一位
しかし、ここで思うのは音楽の選曲の良さ
SPにシエラザード、フリーにメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲
割と感情移入がしやすそうな曲だ
振り付けのモロゾフさんは、荒川静香もそうだったらしいけれど
トゥーランドットも劇的な起伏の音楽でのりやすそう

一方浅田真央のフリーの曲は感情が入りそうだが
SPのショパンのノクターンは曲自体はきれいだけれど
あれにあわせて演技するのは難しいのでは?
と思ってしまった

しかし、テレビ局はキラーコンテンツとして
スポーツ中継を確保するようになってきたようだ
だが大げさな演出や過度の期待、
そして無責任な迎合したコメントなどは避けてほしいものだ




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三鷹事件を忘れてはいけない!

2007年03月22日 21時24分45秒 | Weblog
またもや三鷹事件の事
自分はこの事件は数年前まで知らなかった
だから、まして、その結末は言うまでもない
だが、こうして事故の様子、取り調べの様子、裁判の様子など整理された本
(片島 紀男著 「三鷹事件」新風者刊)を読むと
犯人とされた竹内氏への検察側の行為は
理不尽を通り越して怒りを覚えてくる

航空機事故が発生すると、
次は同じ理由で事故が起きないようにと対処法を考える
しかし、えん罪と言われる分野の出来事は
二度と起きないようにと対処方法は出来ているのだろうか
この意味で、反面教師的な扱いとして、
この事件は忘れられてはいけない事件の一つではないのか

残念ながら歳を重ねると、予定調和のように正しいものが最後に残る、
等とは容易に思えなくなってきている
どういうわけか、ひどく運のない、悲惨な目に遭う人々が存在するらしい
たまたま自分がそうなっていないだけで
いつ自分がそんな目に遭うか分らないのだ
と思う事の方が多くなってきている

それにしても、1949年は下山事件、三鷹事件、松川事件と
妙な事件が連続して起きたが
何故?とか誰が起こした?のかは、結局分らず仕舞いだ
そして、何も分らないまま時間は過ぎて
人々の事件への関心も薄くなっていき
過酷な扱いを受けている人物がいた事さえ忘れられていく

この事件はいろんな意味で、
忘れ去られてはいけない事件だろう

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子供時代は、子供らしさを目一杯、味あわせてあげたい!

2007年03月20日 21時06分28秒 | Weblog
週刊誌の記事の中、ジーコのインタビューに
「日本人の問題なのだが、骨が折れやすい」と、あった。
ぶつかったりしてなったものは仕方ないにしても
それ以外に簡単に怪我してしまう体質のように思えてならない

だから外国の(アジア以外)チームと戦うとなると
ひ弱に見えて仕方ない
先日の俊輔の対ACミラン戦
結局フィジカルの強さとスピードに残念ながら見劣りしてしまった

ならば、いったいどうすればいいのか
そもそも日本人にはフィジカルが強くなれないのだろうか?

しかし、今、自分らがサッカー練習にかこつけて
日曜日ごとに遊んでもらっている(?)
小学生の状態を見ると、ますます悪い状況になっていく気がしてならない
彼らは極めてひ弱だ。
ちょっとしたかすり傷に怯え、寒さにも弱く、身体も硬く、転び方も下手
つまり、遊んでないのだ!
外に出て時間を忘れるくらいに夢中になって遊ぶ経験がないのだ
外国の人々は、先進国と言われる国でも
今の日本みたいな事はないのではないか
子供の時代は、子供の時すべき事をさせてもらっているのではないか
実は、それこそが後々の伸びしろに関係してくるのではないだろうか、
小さなうちに裸足で走り回って遊ぶ
そこで培ったバランスや土踏まずの発達が
将来のフィジカルの強さに役立つように思えるのだが、、、
子供たちの事を思えば、結果を早く教えるのではなくて
焦らず子供たちが経験して身につけるものを見守るほうが
促成栽培のような指導、教育よりいいような気がしてならない
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三鷹事件、カラマーゾフの長男

2007年03月19日 22時05分08秒 | Weblog
なかなか読破できないでいる「三鷹事件」
後少しで読み終えられるが、現時点での感想は
死刑判決を受けた竹内氏に対する
検察の取り調べの理不尽さに腹が立つのと、
裁判の公平さというものは実はないのかもしれない
という思いだ。
それと、あの時代新聞だけを見て知った地方の人間は
正確な判断が出来たのだろうか、という事
多分、竹内氏が犯人でひどい奴と思うくらいだろう

この間の鹿児島の選挙違反の事件
これも検察側の自分のストーリーにご強引にしてしまっている

これらはどうやら、いつの時代もあり得る事で恐ろしい事だ

ところで不意にだが竹内氏は
なぜあんなに証言を変えたのか?
などと考えていたら、突然カラマーゾフの兄弟の長男
ドミートリーを思い出した
誰かに似てる、とずっと思い続けていたのだが
自己犠牲の精神や変化しやすい気分など
ミーシャそっくりみたいな気がしてならない
(最後に読み終えてからだいぶ経つので自信はないが)
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サッカー、オリンピック予選

2007年03月15日 07時11分11秒 | Weblog
相変わらずの試合運び。
なんか躍動感がない。
グランドが悪いのは仕方ない、慣れていることを割り引いても
マレーシアのほうがよく動けていた。
シュートもマレーシアのほうが多かったし枠にもいっていた。
だから、結果は妥当なものだろう。

このチームは芯がない。
ふわーっとして始まり時間がきたら終わる
そんな感じだ。
これはチームにリーダーがいないときによく見られる現象だ。

前に行くスピードがなくオシム監督の言うように
各駅停車が多く、攻める時も誰かやっといて!みたい。
ドリブルもサイドでトライするだけで
真ん中で仕掛けて人を引きつけて
ペースを作るようなこともない
そしてパスの精度が相変わらず低い
それはチームの問題?
それとも個人の問題?
仮に後者だとしたら、うーん、日本の今後は不安がいっぱいだ。
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