パンセ(みたいなものを目指して)

サッカー・音楽・本・旅・それから市民生活に関すること、普通の庶民が思いつく偏見と独断に満ちた省察(?)

祖父のこと

2017年07月14日 09時17分07秒 | 徒然なるままに

先日祖母のことを取り上げので、片手落ちにならないように祖父のことも
(おじいいちゃんは、やっと安心してくれるかな)

祖父は大工さんだった
そして子供の頃は、気難しい人だと思っていた
なにしろよく怒られた
「ゴソゴソするな!」
これは食事のとき、いつも言われた
(そんなこと言われたって、、、)

ところが、自分や妹が中学や小学生の高学年になると
祖父の印象はすっかり変る
祖父は一気にひょうきんな、優しい、面白い人に様変わりする

「おい、今からあみだくじをするぞ、お金は俺が出すから
 当たった人はお菓子を買いに行ってこい」
こんなことが何回も続いた(あみだくじをするのは自分と二人の妹と)
だから妹たちと祖父の思い出話をすると決まってこの話題が出てくる
「おじいちゃんとあみだくじって、よくやったよね、、」

このあみだくじの話の他に、あと2つ祖父の可愛らしいエピソードがある
お酒を飲まない祖父は、年に一度(多分正月時期)競艇に出かけた
本当は多趣味の人だったが、自分たちが知っているのは競艇に行く祖父で
そんなに熱くなることもなく決まった金額で一日楽しんでくるのだった

それがある時、運の良い日だったらしくお土産を買ってきた
「これ、お母ちゃんに(母に)」
と言って、小さな白い小瓶に入ったクリームのようなものを渡した
母は単純に喜んだ
早速、ふたを回しながら中身を確かめようとした

「きゃー!」
突然、母のびっくりした大きな声が聞こえた 
何事が起きたのか、、

でも直ぐに、その驚きは笑い声に変わった
母も妹も自分も大笑いした
小さな小瓶の蓋を回して出てきたのは、バネじかけの蛇のようないたずら人形
お化粧用のクリームだと思ったものは、びっくり箱だった 
まさか、真面目一筋みたいな祖父がこんなことをするとは、、
おじいちゃんって、かわいい人だな、、子供心に思ったものだ

その声はお風呂から聞こえた
「おい、浴槽に泡が出っぱなしで収まらんぞ、、」
祖父が何やら叫んでいる
「何をしたの?」
自分とか妹とか母の尋ねる声
「入浴剤を入れただけ、、この緑の、、、」

その当時、時々お風呂にはバスクリンを入れることがあった
祖父とすればいつも入っている入浴剤を、たまには自分で入れようとしたのだが
祖父が手にしたのは、、、、

「おじいいちゃん、それ違う、、、」
 祖父が手にしたのはバスクリンではなくて、緑色したシャンプーだった
だから泡ばっかりでてくるんだ
「おじいちゃんたら、、、」

この出来事も、妹たちと祖父の話をするときに必ず出てくるエピソードだ

幸い我が家では、世間でよく見られるという「嫁としゅうと、しゅうとめ」の
トラブルは全然なかった(感じることはなかった)
それは、やさしい祖父と祖母のおかげだと思う
そして自分たちがその人達の孫であることは、、、少しうれしい



 

 

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