パンセ(みたいなものを目指して)

サッカー・音楽・本・旅・それから市民生活に関すること、普通の庶民が思いつく偏見と独断に満ちた省察(?)

マンガの吾妻鏡

2017年01月03日 20時49分38秒 | 

図書館への返却は明日4日まで
ちょっと別の本に浮気をして読めていなかった
マンガの「吾妻鏡」を一気読み終えた(見終えた)
(マンガは竹宮恵子) 

三河物語や「侍の本分」と同じく登場人物が多すぎて
途中から何が何だかわからなくなっていく
面倒になって、そんなことはお構いなしに最後まで
ページをめくった

自分が多くの人が好きな戦国時代が好きでないのがこれらを読む(見る)
事によってよくわかった
何しろ多くの人が死にすぎる
この事実だけで、権力闘争とか戦術とかが面白いと思えなくなっている

最近は007の映画でも悪役側が簡単に殺されたり
忠臣蔵で吉良側の家来や雇われた人々が傷つけられていくシーンに
抵抗感を感じてしまう
それらの人々にも生活があっただろうに、、と

それはさておき、ひとつ記憶に残ったのは
兵士は案外簡単に慌てふためいて逃げてしまうことが多い
ということだ
あるいは勝てそうもない状況には36計を恥ずかしげもなく使う
パニックになると自分の命が一番という状態で
統率も何もないように見える

しかし、これは実際のところそうなんだろうなと思える
人の集団はやたら気の強い、自分の死を恐れない人物ばかりではない
誰かに従っていたとしても(管理下にあったとしても)
本質的には無駄な殺し合いはしたくないというのが
本当じゃないのかな(特に自分は死にたくない)

名誉とか忠義とか、そうした抽象的概念をお題目にあげる時
そんなもののために迷惑を被っているのが平民とか名もない兵士

驕る平家久しからずと言われるが、人を多く殺しすぎた源氏の方々も
結局はそんなに良い運命が待っていたわけではなかった
この漫画の冒頭に方丈記の冒頭部分が記されていた
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず、、、」
これは平家物語の「祇園精舎の鐘の声、、」と大差ない似た世界だ

やっぱり世の中はトータルでは辻褄が合うように
なっているのかもしれない、、
と根拠なく思ったりする 



 




 

 

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