パンセ(みたいなものを目指して)

サッカー・音楽・本・旅・それから市民生活に関すること、普通の庶民が思いつく偏見と独断に満ちた省察(?)

あれこれ考える事(相変わらずまとまりのない)

2017年07月17日 06時12分41秒 | あれこれ考えること

先日購入した「樹木たちの知られざる生活」(ペーター・ヴォールレーベン 長谷川 圭訳)
がとても興味深く読めたので、途中まででストップしていた生物学関係の新書をまた読み始めた
「入門!進化生物学」ダーウィンからDNAが拓く新世界へ 小原嘉明著 中公新書

「樹木たちの知られざる生活」では樹木たちだけでなく、他の生きているものの
生きようとする意志の不思議さとか健気さが、著者の優しい眼差しとわかりやすい文体で紹介されていたが
生きものの、自分のDNAを残そうとする旺盛な意欲は、今読書中の 「入門!進化生物学」でも
ページを割いて紹介されている
子孫を残す生殖の様々な方法だけでなく、人間世界に置き換えると(妻に)浮気をさせないような工夫など
呆れるくらいの多様性だ
その自分の子孫を残すという行為の純粋性は「良いこと悪いこと」の判断の規準を超えているかのようだ

この本のなかに出てくる概念が「利己的」と「利他的 」
そのほとんどが利己的という方向性で進められているような生物の生活
しかしなかには、利他的と言うしか無いような方法も選択されている
結局は確率の問題で、利他的のように見えても最終的には利己的な利益に結びつく
ところなんだろうが、この利己的・利他的の話は奥が深い

むかし「利己的な遺伝子」(リチャード・ドーキンス著)という本を購入した
タイトルに惹かれて安くはないし、読みでがありすぎなくらい厚い本だったが
購入したはいいが、最後まで読んだか、、悲しいくらい全然記憶にない 
(途中までで投げ出したか、読み終えても何も心のなかに残っていないのか、、、)
ただ遺伝子は利己的なんだ、様々な可能性を残しておいておくほうが生き延びる可能性が高い
みたいな印象は残っているような気がするが、これが本当かどうかは、、、自信がない 

話は変わって、今年図書館で借りて読んだ本に「サピエンス全史」がある
このなかに生き物ならば、子孫を残すことが優先順位の高いものとするなら
普通には行われ無いことが書かれていて、なるほど、人とは不思議な生き物なのかもしれない
と改めて認識することがあった
それは宗教家と言われる牧師、修道尼という人々のこと
その人たちのなかには「独身」を自ら選択している人がいる
そしてそれは、人が生物の中の一つとすれば、するはずのない選択
すすんで子孫を残さない選択をしているのだから、とても奇妙なことだ 

そんな選択をすることが、人が人として他の生物との差を生み出したものに繋がっている
それは抽象的な思考・概念・希望・夢のような頭のなかにだけに存在するものを
多くの人が共通の理解をしているということ
何かをするためには、それぞれ各人があるパートを受け持って、ある共通の目的のために
何かを犠牲にしながら協働する
例えば工業製品の場合は簡単にこの考え方は想像できる
ただこれを社会に適用しようとすると、あっさり切り捨てたものが、、文句を言い出す

社会生活は人が試行錯誤の上で手に入れた知恵で、何かの行動を制限することになった
しかし、生物としての人間には、たくましく生き抜く遺伝子をもった人が
(彼には常識的な善悪の判断が欠如している)存在する
それは、みんながお行儀よく生きていくほうがゲームの理論のように調和点を
見つけ出せるかもしれないが、それでも生物がまさかの時の場合に備えて
ただただ生命力に満ちた存在を確保しておこうとする
何かの力が働いているかのように思えてしまう

社会に良いこと、悪いことの判定は、便宜上の判断(約束事)にすぎないのではないか
こんな風に考える人が出てきても不思議ではない 
もしかしたらニーチェもこんな風に考えたのかもしれないと勝手に思ってしまう

だがこの様に話を突き詰めてしまうと、どうしてもややこしい状態に陥ってしまいそうだ
そこで信頼するのは、やっぱり「集合知」みたいなもの
詳しく辿っていくとよくわからないが、なんとなくその方が良いと思っていること
それを選択する、人たちの知恵  
結局のところ自分は、その曖昧模糊としたものを信用しようとしている 
そして、その信用していいと確信する根拠は、  理屈ではなく
それが美しいか、スッキリしているか、、などという感覚的なもの

どうも何が言いたいかわからなくなってきたぞ!
最近読んだ本の内容が頭のなかで整理されずに戦っているという感じかも知れない
少し時間が経って落ち着いたら、もう一度考えてみよう(どうでもいいことだけど) 



 

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 夏は朝! | トップ | 読書について »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。