パンセ(みたいなものを目指して)

サッカー・音楽・本・旅・それから市民生活に関すること、普通の庶民が思いつく偏見と独断に満ちた省察(?)

NHKスペシャルへのBPO勧告

2017年02月12日 09時00分45秒 | あれこれ考えること

NHKと競合する民放は、(NHKに)自滅的な批判対象事案が発生したので
善人ぶってNHKの不祥事を問い詰めようとしたいところだが
自分たちも似たようなことをしていたので
なかなかそこまで行けないのが最近結果が出たばかりの
「小保方氏への人権侵害 BPO勧告」

過ぎ去ったこととして、もう記憶の片隅にしか残っていないこの事件
人々の記憶にあるのは「STAP細胞はあります」の発言だけかもしれない

実際のところ妙な事件だった
NHKがES細胞を盗んだのが小保方さんと暗に匂わせるようなトーンで進めただけでなく、
(それが人権侵害に当たる部分で、他にも必要以上に追いかける取材方法も問題ありとされた)
民放もある人物が現実に尼崎地裁(だったかな)に
小保方氏が盗んだと訴えたとのニュースを流した
訴えは、最終的にはその事実があったのかどうか疑わしく、却下されたのだが
その却下されたという報道は、起訴されそうな様子を伝える報道よりはずっと小さな扱いで
公平な報道というが筋というものの、バランスの取れたものではなかった
ほとんどの報道機関はその当時世間に溢れていた魔女狩りのような雰囲気に
上手く載って善人ぶって批判していただけだった 

時間が経過して「STAP細胞はなかった」と客観的事実として認められているが
現実には「STAP現象」と「STAP細胞の存在」とは少し意味合いが違って
STAP現象までが小保方さんの役割で、それ以後の細胞が存在することの証明に
当たる部分は別の人(若山さん)の役割となっていて
最初から小保方さんは自分はSTAP細胞を作ることは技術的に未熟でできず
この分野の第一人者である若山さんに依頼している

このあたりは専門的すぎてよくわからないところが多いが
少しばかり感情的な思いも含めて思っていることを述べるならば
ある人によって再現されなかったといって、その現象がなかった
とまでは言えないのではないか
ある人ならある事象が現れる、ところが別のある人は現れない
そんなことは割合あることではないかとさえ思う
その説明が出来るかできないかは、現時点で出来ないかもしれないが
後の時代に説明できるようになるかもしれない

少しばかり小保方さんよりだが、単純に世の中はとても不思議に満ちていて
STAP現象みたいなことがある方が面白い
というだけで、信じたいみたいな気持ちもある 
(何度も繰り返すが、不老不死のベニクラゲはとても不思議で
 生きているうちに赤ちゃんに戻って人生をやりなおすらしい
 世の中にはこの様な不思議がいっぱいだ) 

少しBPOの報告とは話がそれてしまったが、放送局のスタッフは
世間の空気をそれとなく感じて、うける方向性の報道をするのではないか
そしてそのストーリーにそって番組を作り上げようとする

話は例のごとく逸れて、最近のトランプ大統領に関連する報道も
少しばかり(似たようなところがあると)考えることがある
それはトランプ大統領のツイッターの発言を日本語で紹介する時(テレビで)の
声の質、日本語への翻訳が、アメリカ人が感じるのと同じ感覚だろうかということ
残念ながらネイティブスピーカーではない大半の日本人は
このある方向性をもった声の質や翻訳で彼の性格を理解しようとする
(同時に顔つき、表情も映されるから、それはもしかしたら大幅に外れることは
 ないかもしれないが)
確かにあまり品の良さそうな人ではないし、選ばれつつある閣僚も「類は友を呼ぶ」
みたいなもので不安感を感じさせる容貌の持ち主が多い
しかし、あの声の質や少しばかり乱暴な日本語訳は本当の感じなのだろうか

で、少し原文のツイッターを調べてみると、困ったことに英語がよくわからない
特に政治用語が多いので理解が進まない
ただそこで何らかを感じることはできた
ツイッターは短い文章からなるので、断言や言いっ放しが多く
これを大統領の公の発言とするには、少し問題がありそうだ

結局、公平な報道というものの現実には、そうしたものが果たして現実的に可能なのか
が大いに疑問が残る
こんなことなら、立場の違う人たちがそれぞれ言いっぱなしで報道し続けたほうが理解が進むかもしれない
と思いつつも、結局人は自分の好きな意見の方の情報を求めやすくなるから
やっぱり、どんな手を講じても公平などはありえないのかもしれない
だからこそ気持ちの上でも公平にしようという心構えが必要ということだろうか
しかし、視聴率とか購読率を考えると、、、

それにしても、時の経過は、その忘却の力は凄まじい
現代人はお金を消費しているよりは、時を消費しているとさえ感じる
そしてそれらは充分に消化されること無く、まるで素通りするかのように
身体を通り抜けるだけ

NHKのBPO勧告も、もはや過ぎ去って興味のない賞味期限切れの話題で
ただこんな結果が出たという報告に過ぎなくなっている
昨日のこの新聞に掲載された記事
どのくらいの人が関心を持ったことやら 

 

 

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