ワタナベ酒店

さぬき高松にある地酒地焼酎専門店、渡辺酒店のブログです。
日々の情報を発信中!!ご来店お待ちしております。

徳島遠征!!

2010-08-27 10:35:00 | その他

先日の水曜日、徳島県那賀郡那賀町にある、清酒「旭若松」醸造元、那賀酒造さんを尋ねてきました~!

「旭若松」はご存知の方は言うまでもありませんが、「濃醇旨口系」の「オール純米酒」を醸す蔵元さんです♪

年間石数は約40石(一升瓶で約4000本)!!

家族3人(社長・奥様・娘さん)で仕込む為、タンク4本しか造られていない、全国的に見てもかなり貴重な少量生産の蔵元さんです。(もちろん売り切れ次第、終了です)

手作りで自分たちの出来る範囲で精一杯仕込む、余計な飾り(香り)は求めておらず、お米本来の味わいを存分に引き立てた造りをされているので、マニア心をくすぐります♪しかも、4本タンクはすべて米違いで仕込み、無濾過生原酒で出されています。

それだけではなく、自社の田んぼを持っており、有機農法で作られる「雄町米」は特に思い入れが詰まっております!!

まさに、原料米から酒造りまで自分たちで補っていく造り方!!ワイン造りに通じる、「自給自足系酒蔵」とも言うべきでしょうか!?

だからこそ、想いを込めた良い酒造りが出来るんですね!

 

それでは蔵の情景をご紹介致します~!!

まずは、那賀酒造の松浦社長にご挨拶をして、一階の仕込みタンク・貯蔵タンクを見せてもらいます。

↑ここで若松が仕込まれます。
ビニールのカバーをかけているタンクは、今まさにタンク貯蔵されている火入れのお酒です。約2年ほど熟成されて出荷されます。

 

↑今は水汲みように使用されている、半桶!!だいぶ年季が入っています。

 

↑出来たお酒を搾る、槽搾り機

 

↑松浦社長御手製の機械!!
この箱の上に蒸し米を入れて、発酵タンクの口まで蒸し米を運びます。(力仕事は社長一人でするため、この機械を開発したそうです)

 

*写真は仕込みの手順とはバラバラで載せてますので悪しからずm(_ _)m

 

そして二階へ・・・・

二回には、甑(こしき)が横になっておりました

            ↓

 

この甑(こしき)の中に敷く、下敷き??(正式名称が分かりません。。)
これも、松浦社長の手によって改良されたものです。
              ↓

お米を蒸す時に、水蒸気がまんべんなく回るように工夫したそうです!!

 

二階をぐるりと見て、また一階に下ります。

続いて、麹室を案内してもらいます。

          ↓↓↓

左に見える棚が麹棚で、ここで蒸し米に麹をふりかけます♪
旭若松のお酒の心臓部分です!!

 

 

その後、奥様も交えて、今期の酒造りのお話やいろいろな話題で会話が弾みました~(^^)v!!

試飲は車のため出来なかったので、旭若松と蔵の風景をカメラに収めさせてもらいました~!!

           ↓↓↓

 

松浦社長より「田んぼにいきますか」とお誘いが・・・・

「はい!!喜んで!!」

 

蔵のすぐ隣が、完全有機米の雄町を作られています。

             ↓↓↓

それから、歩いて2分くらい南に行った棚田にも、完全有機米の雄町が!!

          ↓↓↓

両方で約3反ほどのお米を松浦社長自ら栽培されています。

 

この自家栽培米をまた自社で精米されます!!
古い精米機なので、65%までしか磨けない・・・らしいです。。。

ゆっくりゆっくり3日間の時間をかけて、丁寧に精米されるそう!!

 

こんな感じで、蔵見学&田んぼ見学をさせて頂きましたが、松浦社長と朗らかな奥様との語らいの中で思ったことは、家族で出来る範囲のことを精一杯やり、世間の流行廃りに迷わされずに、自分たちの個性とスタイルを守り抜く!!というブレない信念があるということです!!

ほんとに、造り手の方とお話をさせて頂くと、こちらが元気が出るんですよね~!!!

来年のお酒がかなり楽しみになった、蔵訪問になりました~!!

 

那賀酒造の松浦社長、奥様、本当に忙しいところ時間をさいてご案内していただき、本当にありがとうございました!!

 

ブログでは紹介できないお話もして参りました~☆

詳しくは当店の渡辺英二までお尋ねください

 


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「中国料理はすのみ」ご案内♪

2010-08-24 13:20:01 | その他

日本酒オタクの会(笑)!?のK氏こと、加藤堅太郎さんの岡山のお店が、いよいよ9月3日(金)にオープン致します!!

昨日、ご案内カードを持って、当店にオープン用のお酒を買いに来て頂きました~!!

いろいろと熟成酒も購入して頂きました(*^^*)・・・・・秘密

以前ブログでもご案内しましたが、加藤さんは中国料理店の「麻布長江」で料理長をされていた時から独自の路線として、日本酒、ワインを猛勉強されていました。
そして、いつか自分の店を持ったときに日本酒・ワインで中国料理とのマリアージュをお客様にご提供したい!と願われていました。

これは好奇心旺盛で勉強熱心な加藤さんならではの発想で、今までなかったスタイルのお店になることは間違いありません!!

ワインはもちろん、日本酒好きな方も大いに期待して下さい!!

あぁ~、マニアックな店になるだろうなぁ~

中国料理店として、「日本酒・ワインと中国料理のマリアージュ」を新しく取り組むわけですから、お客様に理解して頂くまでには時間がかかるかと思いますが、当店としても、私個人としても、全力で応援していきたいと思っております!!

とてもオープンを楽しみにしている私です!!

加藤さん頑張ってください!!

まえがきが長くなってしまいましたが・・・・

 

           ↓↓↓

        9月3日(金)オープン!!

       「中国料理 はすのみ」

(加藤さんのご案内状より)
宋の文人 周敦頣は「蓮は淤泥より出でて染まらず清漣に濯われて妖ならず」と詠っております。
麻布長江という大きな花扽から生み落とされたばかりの小さな種子に自身をなぞらえ屋号とさせていただきました。
これから着実に根を張り、花茎を伸ばし、そして荷花を咲かすべく尚一層精進して参る所存です。

 

700-0827
岡山県岡山市北区平和町1-11 1階
086-238-8403
はすのみブログ
http://blog.goo.ne.jp/hasunomi8403

 

 

店内の様子、お料理などはまた後日オープンしてからブログでご案内致します!!


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近場の穴場!!

2010-08-18 15:15:23 | その他

先日、ご来店のお客様が「香川県一おいしい天婦羅を揚げる手打ちうどん屋さんが近くにあるよ~」と教えてくれました!!

香川県一!!そそられますね~(笑)!!

早速兄貴がお盆休みで帰省していたので、一緒に行ってきました~!!

 

「手打ちうどん 川千」
場所:香川県
高松市磨屋町5-1

お店に入るとすぐ横でおじちゃんが麺を打っています。

手打ちのセルフのお店です。

ぶっかけの大にちくわ天をトッピング♪

確かに天婦羅は揚げたてで、サックサク!!香川一と言うだけの事はある

麺のコシはしっかりあり、綺麗な麺です☆

出汁は少々甘めです。

兄貴は関東風味が好きなので「甘すぎる!!」と言っていました・・・・。。。

こればかりは好き嫌い、好みが分かれるかもしれませんね(*^^*)>>

しっかり効いた出汁、味醂の芳醇な甘みがプラスされて甘辛く感じるのでしょうか??でも僕は好きです・・・

こんな近くに、良いうどん店発見です!!

今度は違うトッピングで試してみよ~う

 


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残暑お見舞い

2010-08-17 10:43:46 | その他

お盆も終わり、まだまだ暑い日がつづきますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

残暑お見舞い申し上げます。

 

 

先日、友人から山口県のお土産で「てしたまご(金・銀の燻たまご)」と「あおさ醤油」を頂きました~!!

せっかくのお土産ですので、合いそうなお酒をチョイスしていろいろ食べあわせしてみたいと思いま~す(*^^*)b

 

◎てしたまご(金・銀の燻たまご)

↑金のたまごと銀のたまご!!
(中身は出汁で味付けをして燻製にしています)

食べるのがもったいない飾っておきたいたまごですが、勇気を出して殻を剥きます。

燻製たまごはたまごを長時間ゆで、カラを通して味付けをし、二昼夜燻製してたまごの表面に無害の天然樹脂を吹き付けたものらしいです。

ほんのり出汁が効いていて、やさしい燻製のスモーキーな香りを感じます☆(味はそんなに濃くはありません)

 

合わせるお酒は、天狗舞 山廃純米石蔵仕込「五百万石」、隆 純米吟醸「五百万石」、悦凱陣 純米吟醸「五百万石」の三種類のメーカーのお米(五百万石)つながりのお酒です♪

なんとなく、「五百万石」という酒米は、燻製した香ばしい香りに合うんじゃないかなぁ~との勝手な思いつきで今回試してみることに・・・

 

まずは、天狗舞です

程よく熟成しています。
五百万石の甘酸っぱい旨味と熟成香がすっきりと広がります。
加水火入れしているのでなめらかです。
酒自体の味が強すぎず弱すぎず、燻たまごとの相性(ニュアンス)は思った通り抜群です☆

マリアージュ度:◎です!!

 

続いて、隆(りゅう) です

隆は生原酒で、力強くズドーンと旨味が ストレートに伝わります!!
しかし、やっぱり「五百万石」ですね~!!紫蘇っぽい酸味!?分かりますか、この表現・・・。。
でも味わいは、ゆで卵のたまごの黄身のようなこってりした旨味の広がりをするんですよね~(^^)v

燻たまごとは旨味の感じ、相性はバッチリなんですが、隆の場合生原酒ということもあり、酒の方が味が濃いかもしれません。

マリアージュ度:○です。

 

最後に、悦凱陣 です

さすが凱陣です!!味の広がり(幅)は一番あります!!
熟成味はチョコレートのような濃厚な味わい!!

味出過ぎ~!!

恐るべし凱陣!!

これは、もっと味付けの濃い燻たまごだったらマリアージュしそうです☆

 

 

もう一つの頂きもの

◎あおさ醤油

これは、たまごかけご飯に合うとのこと・・・・

本醸造醤油にあおさを漬け込んで作ったそうです。

やわらかな磯の香りのする醤油です!!

たまごかけご飯も準備して、「あおさ醤油」をかけます♪♪

いただきま~す!!

 

うん、おいしい!!

 

たしかに、たまごかけごはんに合う合う!!

 

一瞬でペロッとたいらげました v(*^_^*)v

 

・・・・・あっ!!!

 

お酒に合わすの忘れた・・・・・!!

 

 

                                       ・・・・・・・・・・完。。

 


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鹿児島から

2010-08-03 15:32:13 | その他

本日、鹿児島県から「蔵の師魂」醸造元、小正醸造の椨(たぶ)さんがご来店になりました~

小正醸造の椨さん↑

今回西日本担当になって初の四国、なんと鹿児島から車で来て頂きました。

椨さんの焼酎に対する熱い想いを聞かせて頂き、元気を頂きました~!!

なんでも、私が以前東京の酒屋さんで修行をしていたときに、その酒屋さんの酒の会に参加されていたそうです。・・・そのとき会っていたかもです。。縁がありますね・・・(*^^*)>>

何はともあれ、こうしてわざわざ蔵元さんが足を運んで来てくれることに感謝の気持ちでいっぱいになります!

椨さん、今後ともよろしくお願いいたします。

 

蔵の師魂芋と麦↑


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