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箱根駅伝、最高の名場面

2016-10-16 04:38:12 | スポーツ
箱根駅伝 2001年 第77回 5区


箱根駅伝、最高の名場面は、
私には、この2001年の5区でのデッドヒートです。

中央大学の藤原正和。順天堂の奥田真一郎。そして法政の大村一。
藤原と奥田は、自己記録も良く、ある意味スター選手です。
しかし、法政の大村は持ちタイムも平凡な無名の選手でした。

その日の箱根は強風吹き荒れる激しい天候でした。
一位で襷を受けたのは法政の大村。
二位が順天堂、三位が中央でした。
平凡なタイムの大村は、彼等スター選手に必ず抜かれる、
誰もがそう思っていました。

そしてその通りに大村は追いつかれます。
しかし、そこから大村の死力を尽くした頑張りに、
テレビを観ていた人達は信じられない思いを感じたと思います。

私もそうでした。
無名選手である大村ごときが、彼等スター選手を相手に、
信じられない根性で粘りに粘る必死の姿には胸を打たれました。

奥田真一郎に抜かれた時は「これで彼もおしまい」と思いました。
しかし、大村はスター選手に堂々の戦いを挑み、
抜き返すという離れ業を演じるのです。

それからの戦いは動画で観る通りですが、
結局は、やはり平凡な大村は彼等の後塵を喫して三位でゴールします。
大村がどうあがいても彼等に勝てる筈は無かったのです。
ですが、こう言っては大村選手には失礼なんですが、
身長も低い、あまり見栄えもしない彼が、
その瞬間のテレビを観ていた日本人に、
どれだけ勇気と感動を与えたでしょうか・・・

ゴールでは、まるで短距離選手の様に、
胸を突き出してのゴール。
そこまで彼は、その戦いに死力を尽くし切ったのでした。
精も根も使い果たした大村は、僚友に抱えられてもう動けませんでした。
そのシーンを観る私は、もう涙・涙でした。
全ての持てる力を出し切り倒れ込んだ大村選手の姿には、
心からの拍手と感動で胸がいっぱいになりました。
それが、私の箱根駅伝での最高の名場面です。







さて、それとは別に、
私が最も好きだった選手は、駒澤大学の神屋伸行選手でした。
彼が一年生の時の「長髪をなびかせながら」の姿は本当にカッコ良かった。
学年があがるにつれて、彼は長髪を切ってしまいましたが、
あの時の長髪なびかせる彼はサイコーでしたね。
今は、東京経済大学の監督をしてるとか・・・

そして、大村とデッドヒートを演じた中央大学の藤原選手は、
今年からだったか、母校・中央大学の監督となったとか・・
昨日の立川での「箱根駅伝予選会」では、
中央大学は80何年ぶりかで、箱根出場が途切れてしまうという、
屈辱的な敗北を喫しました。

藤原には、そんな母校を立て直すという重要な使命が与えられました。
あの名シーンを思い出して、頑張って欲しいですね。


(追伸)
大村一は、現在、塩尻市役所の職員として働いている様です。
機会があったら、彼に会って「あの時の感動は忘れないよ」と言って、
握手したい気持ちです。
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