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観てきました「オケ老人」

2016-11-26 04:27:48 | 映画
「オケ老人!」予告編


映画「オケ老人」を観てきました。
笑えて、ちょびっとホロッとする映画です。

主人公は高校の女性教師を演ずる(杏)
彼女は新任の教師で、趣味でバイオリンを演奏します。
まだよく分からない新任の町、梅が丘で、
梅が丘フィルハーモニー・オーケストラの演奏会の演奏を聴き、
感動して、自分もそこに入りたいと入会希望の電話をします。

彼女は入会を許されて、練習場所へと行きました。
ところが、そこに集まって来る団員と思わしき人達は、
ヨボヨボ、ヨレヨレの老人ばかり。
彼女の頭は???????

そのバンド名は、梅が丘交響楽団。
彼女が入会を希望したのは、梅が丘フィルハーモニー。
間違えてしまったのです。

教え子の女生徒の恋愛。
自分自身の恋愛。
色々な紆余曲折が勿論ある訳ですが、
もう退団したい彼女の意思は、結局かなわず、
指揮者として、ヨレヨレ交響楽団を引っ張っていく羽目になります。

梅が丘交響楽団のライバル、梅が丘フィルハーモニーは、
最初は、梅が丘交響楽団から始まった同じ仲間だったのですが、
あまりの下手さにウンザリした人達が離れて行ってしまい、
そこで立ち上げたのが、梅が丘フィルハーモニーだったのです。

梅が丘フィルハーモニー・オーケストラは世界的に有名な、
フランスの指揮者を招聘しますが、
ひょんな事から彼は、ヨレヨレの交響楽団を気に入ってくれます。
アマチュアとしての音楽本来の楽しさを見い出したからです。

そんな事などあって、
ヨレヨレの楽団は演奏会をするまでに上達して行きました。

演奏会では途中、停電で会場内が真っ暗になるという、
ハプニングがありましたが、
それが逆に良い方に作用し、演奏会は割れんばかりの拍手。
ライバルの梅が丘フィルのリーダー達は、
最初は、ライバル楽団の演奏会の盛り上がりにむっとしていましたが、
最後は涙を流して拍手するという幕切れ。

笑いあり、涙ありといった日本人向きの筋立て。

演奏曲目は、最初はイギリス副国歌の「威風堂々」
最初はあまりの下手さに私も大笑いでした。
でも、演奏会では勿論、完璧な演奏でした。
あと一曲はドボルザークの「新世界」です。

私はこの映画を観て、
1996年のイギリス映画「ブラス」を思い出していました。




あの映画も、いわゆる音楽映画。
そこにも登場するのが「威風堂々」です。
「ダニーボーイ」の演奏も素晴らしかった。
またエンディングの演奏会の「ウィリアムテル序曲」は圧巻でした。

この二つの音楽映画を観て思うのは、
「私はやっぱり楽器の人間であって、歌の人間ではない」という事。
楽器というのは世界共通、男女共通、みな平等だという思い。
そんな思いが絶えず頭をよぎっていました。

それと、映画として感じるのは、
CG(コンピューターグラフィック)。
映画が始まる前の予告映画を観ていて思うのですが、
今の映画界は、CGの面白さに酔っている。
その面白さ、意外性に、あまりにも頼り過ぎていて、
映画本来の目的が何だったのかを見失っているという事です。

何度も同じ事を言う様ですが、
私が映画としてイチオシの「ローマの休日」
あの時代にはCGなど無かったのです。
そんなものを使わなくても、映画本来の(良さ)は、
現代以上に表現できるのです。

いつまでもCGで観る人をだますのは、もう止めて欲しいですね。
この「オケ老人」にはCGなど有りません(多分)
そんなコケ脅しの手法などに頼らなくても、
映画本来の目的(私はそれは‘夢‘だと思っています)は、
達成できるのです。

この映画は、
まあ、お暇だったら観に行ってもいいかな・・・
それなりに泣いて笑って・・そんな映画ですよ。



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