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オート三輪

2017-06-14 07:58:33 | 自動車
ダイハツオート三輪 良いエンジン音で動きます。


子供の頃は、当たり前の様に見ていたオート三輪の姿を、
全く見なくなってからどのくらい経ったのでしょう?
あの姿を思い出すと、とても懐かしい感覚が甦ります。

私が子供の頃は、まだ道路もあまり舗装されてなく、
ガタガタの砂利道などが多かった時代でした。
そんなガタガタ道でよく見かけたのが、オート三輪でした。





元々、オート三輪はオートバイを基本に発展した車でした。
ですから最初のタイプを見ると、
オートバイの後部に4輪車の荷台を無理無理取り付けた形をしていました。
ハンドルは、いわゆるバーハンドルという、
オートバイと同じ形をしていました。

エンジンの始動には、現在の様なセルモーターなどは無く、
右足でキックペダルを踏む(蹴飛ばす)キック始動でした。
エンジンがかかると、その反動でペダルが跳ね返ってくる(ケッチン)があり、
もたついていると足を骨折するなんて事故もあったそうです。
これを、「ケッチンを喰らう」とか言ってましたね。



その内にハンドルが、丸ハンドル(現在の自動車と同じ)になり、
大きさも大きくなって始動もセルモーターとなり、
助手席も当然出来て、人間二人が快適に乗れる様になりました。
これはダイハツの三輪車ですが、



それのライバルだったのが、マツダのオート三輪車でした。
三大メーカーと言われたのが、
ダイハツ・マツダ・くろがねでした。



くろがね。



オリエント。

その他にもオリエントやジャイアントなど、
もう思い出す事も出来ない色々な車があった様な記憶があります。
最初に丸ハンドルを導入したのは、
オリエントじゃなかったかな~?

その内に軽自動車(排気量360CC)の車が登場する様になりました。
きっと何かの規格が変わったのだと思います。



ダイハツはミゼットを発売します。



ミゼットは、バーハンドルのタイプから、
丸ハンドルのタイプと発表し、それはブームになりました。
私が一番最後に見たオート3輪は、このダイハツ・ミゼットだと思います。
それは西暦2000年頃だったか・・・



ミゼットのライバルだったのが、マツダB-360でした。
この2台はちまたでよく見ましたね。

しかし、そういったオート三輪の時代は1970年後半くらいだったか、
急速に衰退していき、その内に死滅して行ったのです。

その原因は、オート三輪の致命的欠陥かも知れません。

オート三輪は、日本の道路事情によく適合していて、
小回りが利き、狭い場所ではとても便利だったのですが、
その反面、横転しやすいという危険性と背中合わせだったのです。



車を前から眺めると、そんな感じはしないのですが、
斜め後方から眺めると、その不安定さは一目瞭然。

若い頃、私は車を走らせていたら、
道路右側のガソリンスタンドから、オート三輪が道路に出てきました。
それは右にハンドルを切って私の前に入る形だったのですが、
いきなり前輪だけで逆立ちを始めたのです。
私は「エッ!」と驚いて見ていたら、
その車はスローモーションの様に、横倒しになってしまいました。

ビックリした私は車を停め、運転席のドアを開けると、
乗っていた二人の男たちは折り重なって身動きできない状態。
上から彼等を引っ張り上げたのですが、
そうなんです、オート三輪車の不安定さは致命的なんですね。
私は、こんな車など乗りたくもありませんね。

現代の様に高速道路時代になると、
もうこんな不安定な車など危なくて乗れたものではありません。





その頃、外車では、こんな3輪車もありました。
西ドイツ製のメッサーシュミット。
その頃のドイツは東と西とが分かれていた時代でした。
この車は3輪車ではありますが、
日本式のと違って、前輪がダブル、後輪がシングルだったので、
安定性は日本のオート三輪よりずっと優れていたのだと思います。

そして、この車にはスポーツタイプがあり、
後のタイヤが二つ並んだ形で、一応は4輪車だったのです。
ですから、かなりなスピードが出せたのではないのでしょうか。
とは言っても時代が時代ですからね・・・



これは、セブンイレブンの店の前に置いてある、宅配専用の車ですが、
メッサーシュミットに比べて、こっちの方がよほど乗りやすいと思います。
時代という差は、歴然と凄いのです。

しかし、何と言いましょうか・・・

もう二度とは出現しないと思われる、その時代の車よ。
あまりにも、君たちは懐かしい。
その姿は、私達ロートルの姿と、ある意味合致している所が、
何と言うか涙を誘うみたいなものがあって、いいんですよね。



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