河童の歌声

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通勤スタイルの変化

2017-11-21 23:49:39 | 日記
最近のサラリーマンの通勤スタイルを見ると、昔とは完全に違っている。

昔の、仕事の出来るサラリーマンが持っているカバンは、
1960年代に流行った映画「007・ボンド」シリーズにあった、
いわゆるアタッシュケースだった。
みな、アタッシュケースに憧れ、それを持つ事が、
一種のステータスだった、そんな時代だった。





こういった如何にも高級な革製カバンを持ちたい、
そう願い頑張ってそんなのを買う人も多く居た。
ジェームス・ボンドを気取って颯爽と歩く姿は如何にもカッコ良かった。
と、彼等は胴長短足に係わらず、
007を気取って歩く自分はカッコイイもんだと信じて、
霞が関を銀座を闊歩していた。
そういった思い込みって、可愛いかったもんだ。

しかし、そういったカバンって、あまり実用的ではなく、
あまり歩き易くもないんだよね。
雨が降った時など、本当にカバンは鬱陶しい存在だった。
肩からショルダーにしてカバンを持つ人もいたが、
それだって私の様ななで肩の人は、
絶えず肩を不自然に上げていなければならないので、歩きにくかった。

歌声喫茶にはまった頃の私はいつもショルダーバッグだった。
その当時はまだパソコンを持っていなかったので、
そんなバックでも十分だった。

しかし、いよいよパソコンを持ち歩く様になると、
もうショルダーバッグでは無理になってきた。
パソコンは重いので、ショルダーバッグだと、不自然に身体が傾くのだ。
絶えず肩をいからせていないといけない。
それが如何にもイヤになってきた。



それでリュックの登場となっていったのです。
元々登山をしていたので、家の中にはいくつかのリュックがありました。
その中から最初は適当に選んで歌声喫茶に行く様になったのですが、
すぐに登山用とは別のタウン用のリュックを買いました。

それで出かける様になると、あまりの快適さに、
もう二度とショルダーバッグなどに戻る気はなくなり、
そのショルダーバッグは捨ててしまいました。

人間が荷物を運ぼうとしたら、
それは圧倒的に肩に担ぐスタイルが一番自然なのです。
ですから、一度リュックの快適さに味をしめると、
もう他のバックに戻る気はなくなってしまうのです。





最近のサラリーマンを見ると、
リュックを背負ってる人を見ても違和感を感じなくなっています。
背広姿にリュックを背負っているのを何とも思わなくなっています。
一旦こういった傾向が浸透すると、もう市民権を得たと同じで、
元には戻れないのでしょうね。

最近も歌声会場で、リュックに切り替えた女性がいます。
彼女も元の姿には二度と戻れないんだと感じます。
オシャレに着飾った女性だと、リュックは如何にも無理ですが、
一般的な女性だったら、もう後戻りは不可能だと思います。
リョックというのは、そのくらいのメリットがあるのですね。

女性は女らしく・・とは思いますが、
もう後戻りは出来ないのえすから、我々男どもは、仕方ない。
今後はそういった女性の姿が標準スタイルになって行くのかも知れませんね。

コメント (5)
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