introspective perspective

カメラは万年筆の替わりになるのか。
切り取る記憶と思考をレンズの奥へ。

今森光彦:『好奇心の部屋 デロール』

2010-08-17 | 日々
最近は書店に行っても立ち寄るのは、
自然科学、美術、児童書売り場だけ。

昨夜、ちょっと面白いのを見つけた。

今森光彦:好奇心の部屋 デロール



パリはバック通りにある不思議な店DEYROLLE
1831年、ジャン・バプテスト・デロール氏が開業した、
当時は理科実験に使う道具を商う店だったそうです。

19世紀ヨーロッパでは、博物学が一般人にも流行し、
“博物学の黄金時代”とも呼べる時代だったようです。
ファッションと化した博物学。
かつて貴族達のものだった“ヴンダーカンマー”が、
市井の人々の家にも出現した時代。

そういう時代性もあって、この店“DEYROLLE”でも、
世界中から集められた、生物の剥製や標本などを
たくさん扱うようになったそうです。

表紙からもわかるように、クラシカルな店内には、
獣、魚、鳥…様々な動物の剥製が並んでいます。
昆虫標本、骨格標本、植物標本、鉱物、貝殻…。

子供達が興味深そうにのぞきこんでいる写真。
良いね。

僕も行ってみたいな。でも帰ってこれなくなりそう。

福音館書店の「たくさんのふしぎ傑作集」シリーズ。
対象年齢は“小学中級から”ってなってるんだけど、
しっかり作った絵本は、子供だけにはもったいない。
ジャンル:
ウェブログ
キーワード
たくさんのふしぎ 福音館書店 ヨーロッパ バプテスト 1831年
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2 Comments

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Unknown (higurashi)
2010-08-19 11:24:48
私もこの本を購入しました。
そして、ゆーさんと同じく、行ってみたくなりましたよ!

実はこの本と同時に「愉悦の蒐集 ヴンダーカンマーの謎」という本を購入。
こちらはほとんど文章なので、まだ読みきってませんが・・・。
Unknown (ゆー)
2010-08-19 22:08:54
おお!higurashiさんも読まれましたか。
良いですよねデロール。行ってみたいですよね。

なんかね、何年か前に火事で燃えたらしいけど、
今はしっかり復活して営業してるみたいですよ。
で、火事になったあと、燃え残った店の様子を、
ちゃんと撮影してたらしいんですけどね。
その写真どっかで見たけど、格好良かったです。
部分的に焼け落ちた魚の剥製だとか。
焼け残った部屋の残骸の中のツノだとか。
いちいち味のある写真でした。

『愉悦の蒐集 ヴンダーカンマーの謎』
3年前だったか、読みましたよ。
http://blog.goo.ne.jp/biscuit_web/e/4f77710ed7f73c35cb2104ef3e89b43b
昨日から再読し始めてるんですけどね。
ヴンダーカンマーの歴史が良く判る本です。
もっと一つ一つの写真をじっくり見たいけど、
まあ新書なら、こんなもんかって。
どれも行ってみたいです。

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