かわいいコケ ブログ  I'm loving moss!

コケの魅力を広く知ってもらいたくて、
ブログをはじめました。

苔好き、旅好き、山好き女子の
コケの記録帖です。

山形コケ紀行(その1)&「お知らせ」を2つ

2017-05-23 16:21:13 | コケをめぐる旅

  
   ▲滝のそばの岩上に生える胞子体が成熟してきたコツボゴケ(2017.5月 秋田県)



----------<お知らせ>----------

●その1:『近所で、旅先で、さらに自宅でも。 じわじわ高まるコケの人気。その理由とは?』

「観光 Re:デザイン」という日本のこれからの観光の可能性やスタイルを探ることを
テーマにしたサイトにて、上記タイトルの記事を寄稿させていただきました。

すでに4月末にはアップされていたのですが、GWに遊びまくったり、連休ボケしていたりして、
すっかりここでのお知らせが遅くなってしまいました(担当者Jさん、本当にごめんなさい~!)。
よかったらぜひご覧になってみてください。

※記事はこちら→ 

ちなみに記事のトップを飾っている画像は、4月に東京・葛飾区の水元公園で行ったコケ観察会の様子。
撮影を快く承知してくださった参加者の皆さん、その節はありがとうございました。

 
▲水元公園でのコケ観察会の様子。いろんなコケの胞子体がちょうど出ていた時季で、楽しかったです。



・・・余談・・・

最近テレビや雑誌などのメディアで「コケがひそかなブーム」という切り口で、コケが紹介されているのを目にする機会が多くなった。
たしかにコケの観察会やイベントにはとても多くの方が興味を示し、参加もしてくださる。

個人的には、コケが好きでコケを楽しむお仲間さんが増えていることは嬉しい。
でも、それはあくまで人間界で起こる事象の一つに過ぎないことであって、
コケたちにとっては自分が注目されているなんて、正直、どうでもよいこと・・・にちがいない(笑)。
 
コケを眺める人が増えようが減ろうが、相変わらずコケは、美しく、神秘的で、ユニーク。そして繊細だ。
もしも、そこに人間の軽率な一手が加わると、いともたやすくいなくなってしまう。

「好き」というその気持ちの根底にあるのは、利己からくるものなのか、それとも相手を重んじる愛からくるものなのか。
私たちがコケに接する時、これからはそんなことを少し考える「ひと呼吸」があるべきなのかもなぁ。

最近、〝ブーム〟と呼ばれる陰でひそかに、そして、大きな問題となっている「コケの乱獲」と「コケの使い捨て」。
上記の寄稿文の結びは、そんなことを思いながら書いたことを思い出しました。



●その2:《祝》『知りたい 会いたい 特徴がよくわかるコケ図鑑』(発行:家の光協会 )が増刷決定!

  


筆者がGWに遊び呆けている間にも、編集者さんらと力を合わせて作ったコケPOP(説明はまた後日!)ががんばってくれたのか、
予想に反して多くの方がこの本を手に取ってくださいまして、発行からちょうど1か月で増刷が決まりました。

ありがたい。

もう本当にその言葉につきます。
ありがとうございます。

なお、本屋さんに行ったのになかったという方はしばしお待ちを。
2刷目は6月初旬頃には店頭に並ぶと思います。


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さて、ここからは山形コケ紀行。


夫の実家が山形県にあり、もうここ何年もゴールデンウィークとお盆には山形県を訪れるのが常になっている。

関西人からすれば、東北というのは近い親戚がいるなど何かしらの縁がないと、
ほとんど訪れる機会がないし、日常生活の中で情報を得るチャンスも極めて少ない。

事実、山形県について興味を持つチャンスがほぼ皆無だった結婚前の私にとって、
「さくらんぼ」、「ラ・フランス」、「だだちゃ豆」という美味しそうかつ高級そうな三大農産物と
「県民が芋煮会に対して底知れない情熱を持っている」(by 秘密のケンミンSHOW)というのが、山形県のすべてだった。

いま思えば、山形県の皆さん、ごめんなさいってかんじであるが、
きっと関西を知らない山形県民からしても、大阪は「粉モン」に「豹柄」だし、兵庫は「おしゃれな港町・神戸」ってな具合で、
これだけインターネットが発達してもなお、遠い土地へのイメージというのは、
しょせん中学くらいまでに見聞きした情報がすべてになってしまうのだと思われる。

しかし、意外や意外、実際に訪れてみると山形県、なかなかどうしてこれが私の心惹かれるコンテンツが満載の県なのである。
たとえば「縄文土偶」をはじめ、「ジオパーク」、「伝統野菜」、「井上ひさし」、「山伏」、「湧水地」などなど。
どうしてもっと早くこの県に目をつけておかなかったのかと悔やまれるが、今さら悔やんでも仕方がない。

その中から今回のゴールデンウィークは「湧水地」に目的を絞り、
鳥海山の麓にあり、湧水で有名な遊佐町(ゆざまち)へ行くことになった。
もちろん、言わずもがな湧水が豊富なところにはコケがあるだろうと踏んでのことである。


奇遇にも、遊佐町は『特徴がよくわかるコケ図鑑』の担当編集者Eさんのご出身地であったことから、
下調べするまもなく、湧水地の情報を事前に得ることができた。

さらにGW前に、たまたまキノコ写真家で東北エリアの森に詳しい新井文彦さんと飲む機会があり、
「鳥海山麓の湧水地ならここへ行け!」というEさんとはまた違った新情報をゲット。

さらにさらに、夫の姉が鳥海山へ毎年スキーに行っており周辺の地理に詳しいことから、
効率よく複数の湧水地の名所を回るコースを考えてくれ、さらには近くの宿も予約してくれるなど、
なんだかもう、今回は旅に出る前から色々と至れり尽くせり状態。

これはもう湧水地が私を呼んでいるとしか思えない。

そして当日、運転免許がない私たち一家(私のみならず夫もない)は、移動も義理姉や義父にがっつりお世話になり、
首からカメラとルーペだけ下げた状態で車中で爆睡していたら、いつのまにか素晴らしい湧水地の入口に到着していたというわけである。

いやはや、おねえさん、こんな私でごめんなさい。



▲目が覚めたら、今回の第1目的地に到着。



▲看板の柱を見ると「にかほ市」とあり、ここは山形県ではなく、ギリギリ秋田県という場所らしい。寝ぼけつつ、片道10分の道のりを歩きだす



▲遊歩道脇の小川。なかなかの水量じゃないか。寝ぼけていた頭もじわじわと覚醒



▲5月初旬の東北は、林床にスミレが群生。「スミレも種の見分けが難しいのだよなぁ」なんてこと思いながら、さらに先へ進む


そして、看板には「10分」とあった道を
スミレやらコケやらを見ながら20分ほどかけて歩いていくと・・・




▲ででーん!と突如現れた大迫力の景色


見ているだけで涼しくなれるこの絶景。岩という岩がコケだらけである。
驚くべきはこの水が上流から流れてきた川の水などではなく、
その場所、その場所から浸み出している湧水だということ。

入口の看板によれば、溶岩が何層にも積み重なってできている鳥海山の地層に降った大量の雪や雨が、
およそ10~20年の時間をかけて、このように山麓のいたる場所に湧水として流れ出ているのだという。

とくに溶岩の縁部分にあたる場所の湧水は水量も多いため、
このような景観も美しい湧水地として有名になっているとのこと。



▲角度を変えて見た様子。青々としたコケが流水に映える


あの岩場にはいったいどんなコケが生えているのかと非常に気になったが、
正直、目測でも向こう岸にわたるには腰以上まで水に浸かるであろうことはひと目でわかり、
さらにこの勢いのよい流れっぷりからして、うかつに近づくのは危険すぎると判断。

早々にコケの見分けは諦めて、ここではひたすらコケ風景を楽しむことにする。



▲近くにはこのような看板もありました。確かに自然環境保護の点からも入るのはご法度。
 でも実際に素人が「川を渡る」のは技術的にもかなり厳しいと思う











ふんだんに水分を含んだみずみずしいコケ、そして耳に心地よい湧水の流れる音、いつまでいても飽きない。
ぼんやり風景を眺めていたら、目の前の岩場にコツボゴケの大群落。ようやく種がわかるコケがいた!(笑)



▲すかさず滝をバックにパチリ


そして、帰り道。行きでは気づかなかったが、靴ひもを結び直すためにしゃがんだら、
スギの大木の足元に胞子体をたくさんつけたコケの群落を発見。





なんだか長く伸びた胞子体の柄が気になって、よくよく見てみると・・・











こ、この子はもしかしてヨツバゴケ!?
まだ胞子体が若くて、ヨツバゴケ(四歯苔)の最大の特徴である4本の蒴歯(さくし)が現れていなかったが、
ためしに1本の胞子体の帽を失敬したところ、まだ未成熟ながら蒴歯の形状がヨツバゴケのそれであった。

さらにもう一つ、ヨツバゴケの特徴となる茎頂部の葉がカップ状になった植物体も発見。





本来なら、このカップの中に粒々の無性芽が詰まっているはずなのだが、
残念ながら今回はそれらしきものが見つからず。

ちなみに、ヨツバゴケの近縁種には「アリノオヤリ」というかわいい名前のコケがあるが、
こちらは胞子体の柄が途中で明らかに「く」の字に曲がるのが特徴。
その点から見ても、今回のコケはヨツバゴケの可能性の方が高そうだ。


ヨツバゴケを自分で見つけたのは今回が2度目。1度目は昨年の8月初旬、山形県内の山中でのことで、
やはり「山形のコケが見たい!」と義父たちせがんで車で連れてきてもらった時だった。

帰宅後、復習のためにも、改めてその時の画像をもう一度よく見直して見ることにする。

すると・・・・・



▲この時は山中の腐木上に生育。すでに胞子体は胞子を出しきって、朽ちつつあるようだった(2016.8月 山形県)



▲ピンボケで見づらい画像で申し訳ないのだが、蒴歯が4つに分かれている(2016.8月 山形県)



▲この時は、カップ状になった植物体が1か所にかたまって、たくさん生えていた(2016.8月 山形県)



▲よくよく中をのぞいてみると、つぶつぶの無性芽が! わかるでしょうか?!(2016.8月 山形県)



▲無性芽は顕微鏡で見ると円盤形だそう(2016.8月 山形県)


できたら今度のお盆休みも、あのヨツバゴケの場所をチェックしに行きたいなぁ。   <つづく>

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【お知らせ】6/16(金)19時半~:コケ図鑑刊行記念トークイベント「コケの世界へようこそ」 @Title (東京・荻窪)

2017-05-11 09:00:31 | コケ情報
※下記のイベントにつきまして、おかげさまで定員に達したので受付を終了しました(2017.5.18追記)





GWに遊びまくってしまい、いまだにやや連休ボケなのですが、
残席が少なくなってきたとのことなので、取り急ぎ!

6月16日(金)19時半~、東京・荻窪の書店「Title」さん(本好きがわざわざ遠方からも訪ねるという人気書店!)で、
『知りたい会いたい 特徴がよくわかる コケ 図鑑』(家の光協会)の刊行記念イベントをさせていただける運びとなりました。

  
  ▲『知りたい会いたい 特徴がよくわかる コケ 図鑑』


このブログでの告知が遅くなってしまったのですが、先週からすでに申込も始まっています。定員25名。
もしご興味がありましたら、お仕事帰りにぜひ遊びに来てくださいマセ!



●イベント詳細・申込みはTitleさんのHPにて → 


  ※このブログでは申込み受付をしていません。


本物のコケにも触れつつ、店主の辻山さんに会いの手を入れていただきながら、
辻山さんのコケ体験についても色々とうかがおうかなと。わいわい楽しい会になればと思っています。


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はー。他にも告知せねばなことや、GWの山形コケ紀行、
その他諸々書きたいことはいっぱいあるのだけど…。

できるところから、ぼちぼち更新していきたいと思います。

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【コケ情報】GW5月3~5日「KOBEコケ展2017」開催&5月はコケのイベントがたくさん!

2017-04-30 11:03:50 | コケ情報

      


早春にしばらくコケを楽しんだ後、まもなくサクラの開花が始まって、
「今年は何だかんだで花見が長く楽しめたなぁ」なんて思っているうちに、もうGWである。

今年のGWは昨日の祝日からスタートして最大9連休になるそうですが、皆さま、もうご予定はお決まりですか?

ブログでの告知が大変遅くなってしまいましたが、昨年の好評を受け、
今年も神戸市立森林植物園にて「KOBEコケ展 2017」が開催されます。
今年の会期は5月3日(水)~5日(金)の3日間(すべて祝日)です。

会期中は、コケセミナー、コケ観察会、コケ撮影の入門講座、
蘚類・苔類のストラップが作れるセミナー、テラリウムワークショップなど、
イベント盛りだくさんで、毎日通っていただいても楽しめること請け合いです。

もちろん展示も充実していますし、コケの愛好会「岡山コケの会」の関西支部のコケに詳しい会員たちも会場に常駐していますので、
普段はなかなかできない「ちょっと聞いて!」なコケの話やコケについての質問などにも可能な限りお答えできると思います。

そしてお帰りの際には「コケの顔出しパネル」(岡モス関西Hさん作の愉快な傑作!)がありますので、ぜひ記念撮影をして帰ってくださいね。


なお、各種イベントには申し込みが必要です。
ご興味がある方はお早めにどうぞ(なかにはもう定員間近なものも~!)。

神戸市立森林植物園のホームページの画面をスクロールして下部にある「イベントに申込む」をクリックすると、
各種イベントの申込フォームが出ます。またお電話での申し込みも可能です。

神戸市立森林植物園HP「イベント情報」
  TEL:078-591-0253


ちなみに。5月5日10:00~のコケセミナー「コケの世界を撮ろう -コケを理解するための写真入門-」で
講師を勤められる左木山祝一さんは、素晴らしいコケの写真を撮られることで、コアなコケ好きの間でいま話題のお方。
じつは『知りたい 会いたい 特徴がよくわかるコケ図鑑』に出てくる写真も何枚もご協力をいただき、大変お世話になりました。

そのすばらしいコケ写真については、ここでいろいろと語るよりも、
まず左木山さんのブログ「そよ風のなかで Part2」をご覧いただければ一目瞭然。
「いったいどうやって撮ったの?」とききたくなってしまう写真が満載です。

虫や草花にも大変お詳しく、物腰柔らかでお話も面白い左木山さん。
今回のようにコケがテーマのお話を聴けるチャンスはなかなかないと思うので、
ご都合がつく方はぜひぜひ。私のイチオシです。


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さてさて、この春は他にもイベントにアツいコケまわりのようです。

5月は「KOBEコケ展」以外にも各地でコケに関するイベントがあります。
いずれもフィールドワークを含めたイベントのようで、興奮します(笑)。
私のわかる範囲でですが、ご紹介しておきます。



●5月7日(日) <奈良県> 
「吉野川紀の川しらべ隊『吉野山のコケをしらべよう』」


~吉野駅から七曲りの坂を歩きながら、里山のコケを調べます~

・日時:5月7日(日)13時30分~16時30分 
・集合&解散:近鉄吉野駅前
・定員:20名 
・対象:小学生~ 
・参加費:500円(無料)/川上小中学校在校生無料 
・講師:道盛正樹(NPO法人大阪自然史センター) 

・問い合わせ・申込み:森と水の源流館 TEL:0746-52-0888

※森と水の源流館HP→ 


●5月14日(日) <石川県>
「第1回 苔ゼミ(Moss Seminar) in 苔の里」


・日時:5月14日(日)10時~12時
・場所:苔の里(石川県小松市日用町)
・定員: 30名限定
・対象:中学生以上
・参加費:2,000円(苔の里入園料含む)
・持ち物:ルーペをお持ちの方は持参
・服装:植物観察に適した服装(苔を傷めるような凹凸の激しい履物はご遠慮下さい)
・講師:大石善隆(福井県立大学学術教養センター講師、『苔三昧 もこもこウルウル寺めぐり』著者)
・申込み:hiyou.koke(at)gmail.com へ。※(at) は @ に置き換える

※詳細は叡智の杜HP→

 
☆5月28日(日) <長野県>
「苔の森開き」


・日時:5月28日(日)9時30分~12時
・場所:白駒の池 有料駐車場前(白駒の池 入口)
・定員:50名
・参加費:無料
・持ち物・服装:雨具、できれば長靴、デジカメ、虫眼鏡、あればルーペ、筆記用具、
       服装は標高2100mの山岳地帯ですので、寒さ対策が必要
・申込み:北八ヶ岳苔の会の「青苔荘」に電話で申し込み TEL:090-1423-2725

※詳細は北八ヶ岳苔の会HP→



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●おまけ







先日、地元の本屋さんで『特徴がよくわかるコケ図鑑』が書棚に並んでいるのを初めて見て、じわっと感動。
棚の右横と下を占めるキノコ関係の本に比べたら数はまだまだだけど、
それでも10年前に比べたら、初心者向けのコケの本はだいぶ増えたと思う。

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【お知らせ】4/23(日) コケのお話会&ミニ観察会 「もっと知りたい コケの魅力」@陽春園植物場(兵庫県宝塚市)

2017-04-13 10:44:20 | 関西コケスポット


いよいよ本の出版が今週に迫り(アマゾンではどうやら今日からの模様)、日ごとに緊張感が増してきている今日この頃。
自分のことはいまだによくわからないが、どうも私は元来、何か動いていないと気持ちが落ち着かない性分なのらしい。
日々増してくる緊張感と比例するがごとく「あと著者ができる仕事といえば、宣伝活動のみ!それに邁進すべし!」という意気込みも静かにじわじわと。

監修者の秋山弘之さん(兵庫県立人と自然の博物館)をはじめ、
たくさんのコケ仲間、コケの有識者の方々のご協力があってこそできあがった今回のコケ図鑑。
コケに興味がある人にはきっとお役に立つ本だとかたく信じているので、
これからは、広くこの本の存在を知っていただけるよう、行けるところならどこへでも、本を持参して回り、
宣伝活動に勤しみたいと思います。どうぞよろしくお願いします。


そしてありがたいことに早速、そのような機会に恵まれたので、今日はそのお知らせをば。
今度は関西でコケのお話会&ミニ観察会をさせていただけることになりました。

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コケのお話会&ミニ観察会 「もっと知りたい コケの魅力」 (仮題)

●日時:4月23日(日)午後2時~3時(午後1時より整理券配布) 
●場所:陽春園植物場(兵庫県宝塚市) 
    ※阪急電鉄宝塚線「山本」駅下車、西へ徒歩約7分。※お車でのお越しもOK。駐車場完備
●講師:藤井久子
●定員:20~30人(コケを見るにはという一応の人数です。会場は大きいので、それ以上でも受け付け可) 
●参加費:無料
●持ち物:不要(ルーペや霧吹きがある方は持参)
●申し込み:不要(当日直接、陽春園へお越しください)



▲陽春園の外観。歩いて、または車でこられた際、この看板が目印です



▲陽春園の入口


園芸店でこのような会をさせてもらうのは初めてで、おそらくメインで集まるであろう園芸好きの方々にどのような話をすればと
お話をいただいた時はちょっと戸惑ったのだが、店主の野里さんいわく、園芸面から見たコケの話ではなく、
道端や山道で出会うコケの見方・楽しみ方を話してほしいとのことだったので、そのような話を初心者向けにさせていただこうと思っています。

でも座学だけだと個人的に面白くないので、野里さんにお願いしてせっかくの機会だし園芸店で見られるコケを見て回りたいと。
なので、座学の後に少しフィールドワークの時間も設けてもらいました(参加は希望者のみ)。
簡易ルーペを持っていくので、普段は人目が気になってなかなかできない園芸店の鉢植えに生えているコケを、
大手を振ってじっくりと皆さんと見て回れたらと思っています。

ちなみに先月末、下見に伺ったところ、このような春爛漫のコケたちがあちこちに。













最後のゼニゴケはとくに春とは関係ない風貌だが、むしられてもむしられても生えてくることで、
園芸関係者には「庭にはびこる邪魔者」としておなじみのコケ。
しかしここでも店員さんの目の届かぬ場所を見つけて、ちゃっかり陣取っていてさすがだなと。


そんなわけで、ご興味のある方はぜひお越しくださいませ。
当日を楽しみに、お待ちしております。


ちなみに。陽春園さんがある兵庫県宝塚市山本地区は、古くから植木の一大産地として知られ、
界隈は植物を生産している圃場や園芸・造園関係のお店がとても多いエリア。

そして陽春園さんはその中でも大きな敷地を有する園芸店で、店の中を見て回るだけでもとても楽しい。
幅広い植物や園芸グッズを取り扱っていて、さらにはゆったりくつろげるカフェまであり、
「こんなお店が近所にあれば…」と思わずうっとりしてしまいました。

そんなお店の様子も、最後にちょっとご紹介。



▲とにかく広い。屋外にも屋内にも、大きいものから小さいものまで種々の植物が並ぶ



▲カフェ。飲み物のみならずワッフルなどのメニューも充実



▲盆栽各種。コケ好きとしては見逃せないコーナーである



▲いま人気の苔テラリウムコーナーも



▲コケやシダの鉢、パック売りなど



▲この時季ならではの胞子体つきタマゴケも


コケについても「こんなに置いてるんだ!」と驚くほど取り揃えられておられるので、
ぜひお話会と一緒に、お気に入りのコケや鉢植えを見つけにお越しいただけたらと思う。


あ、あと私についてはもちろん「特徴がよくわかるコケ図鑑」も持って行きます!


 

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【お知らせ】いよいよ発行間近とか。『知りたい 会いたい 特徴がよくわかるコケ図鑑』について&春の赤目四十八滝

2017-04-07 13:03:35 | バードの本棚
 
  ▲タマゴケ。赤目四十八滝にて(2017.3月下旬)


またも更新が滞ってしまった。

早春~春にかけての時季にこのブログの更新がないというのは、
たいがいコケを見に出かけているか、風邪を引いているかのどちらかなのだが、
今回はその両方なのであった。

コケを見に行っては風邪を引き、
ちょっとよくなったと思ってまた出かけると
風邪がぶり返すを繰り返していた。

しかも家族全員が患っていたので、風邪をひきつつも家族の世話もせねばならず、
余計に体力を消耗して治りにくかったのかもしれない。

長引く風邪前線は先月下旬からいまだわが家に停滞しており、
いまのところ私の喉と鼻の調子はいつもの6割程度。

味と匂いがよくわからないからか、気付いたら、
ここぞの執筆のためにとっておいたチョコレートを
無駄をむさぼってしまい昨日は激しく後悔した。
こういう時は特売のアーモンドチョコにしておかねば。

だいぶ気候も暖かくなってはきましたが、どうぞ皆様もお身体にはお気をつけください。


さて先日、幼なじみからLINEで「アマゾンで新しいコケの本の表紙、見たよ~」との連絡があり、驚いた。

慌ててパソコンを開いたところ、確かに出ている。
画面左側には本の表紙が、そして画面右側には「ただいま予約受付中です。」とばばんと出ている。

なんと。いつのまに!




ここ最近、そんな具合でコケ観察と風邪治療に全精神が向いていたためすっかり油断していたが、
時は、いよいよ新しいコケの本の発行目前を迎えていたのであった。
いやはや、風邪を引いている場合ではなかった。


というわけで、アマゾンでも表紙画像は見られるのだが、
せっかくなのでこのブログでも紹介させていただきたい。

今回の本は、こんなお顔をしております。


  
   ▲『知りたい 会いたい 特徴がよくわかるコケ図鑑』(発行元:家の光協会 著者:藤井久子 監修:秋山弘之)


「初心者~中級者がルーペでわかる、楽しめるコケを紹介する図鑑」というのが今回の本のコンセプトなので、
デザイナーのNさんが、「ルーペでのぞく、ちょっと不思議なコケの世界」というイメージで、このデザインに仕上げてくださった。

黒色がベースなのでコケたちがキリリと際立ち、
書店でもちょっと目立つのではないかと期待している。

発行日は4月15日前後になるようだ。

また本の詳しい内容については、これからじわじわと紹介していきたいと思うが、
どうぞご興味のある方は、お手に取っていただければ嬉しいです。

なお、担当編集者Eさんの直近の情報によると、
すでにAmazonでの予約がなかなか好調とのこと。

どなたが予約してくださっているのかは存じませんが、
お一人お一人にお礼を言ってまわりたいくらい感謝しております。

ありがとうございます。


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●おまけ

3月下旬、風邪引き前に行ってきたのが赤目四十八滝(三重県)。
毎年早春~春にここを訪れるのが、4、5年前から恒例行事となっている。

今回も期待どおりイキイキとした春のコケたちにたくさん出会えた。
とくに今回はこの時季に胞子体をよく伸ばす苔類を中心に見て回った。






▲クモノスゴケがいっせいに胞子体を伸ばし始めている。
 群落の真ん中にはちょこっと間借りしたコマチゴケも。こちらも胞子体がちょっとだけ伸びている



▲この時季がまさに見頃のジャゴケ。キノコの山がにょきにょき



▲シダレヤスデゴケ(おそらく)。毎回通っている道なのに、今回初めて彼らの存在に気付いた



▲滝のしぶきがかかりそうな場所の木の葉の上に生えるカビゴケ。パッと見は本当にカビのようだが・・・



▲ルーペで見てみると、細い茎にてんてんと葉がついて、ちゃんと植物らしい姿をしているのがわかる



▲ナガサキツノゴケもちょうどツノ(蒴)を伸ばしていた。ツノゴケ類は、日本に知られるコケ約1700種中、
 たった17種しかいないため、出会えるとそれだけで得した気分になってしまう


ちなみに、じつはこの日、偶然にも今回の本の監修をしてくださった秋山弘之さんと現地でバッタリお会いし、
久々にお顔を見て(制作中はメールのやり取りばかりだったので)、ひとまずのお礼が言えたのもとても嬉しい出来事だった。

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【お知らせ】4/15 (土)「はじめてのコケ観察会」@東京 ←※定員に達したため現在キャンセル待ちとなります(2017.3.24)

2017-03-19 06:51:47 | コケ情報


先週から、制作中のコケ図鑑の作業が一段落ついて、生活サイクルもだいぶ普段通りに戻ってきた。
かなり遅ればせではあるが、今期楽しみにしていたドラマ『カルテット』を昨夜から見始める。
評判通り、期待以上の面白さ。前期の同枠『逃げるは恥だが役に立つ』とはまた違った意味のドキドキハラハラな展開で、早く続きが見たい。

どうでもいい余談だが、じつはワタクシ、コケも好きだがかなりのテレビ好きでもあり、毎期のドラマの初回は一通りチェックしている。
ちなみに来季は『孤独のグルメ Season6』がある(4/7(金)放送スタートだそうだ)というので、いまから非常にわくわくしている。


さて、ここからが今日の本題。

昨年に引き続き、今年も東京都葛飾区の水元かわせみの里(通称:水元公園。かなり広大な公園です)からお声がかかりまして、
こちらの一角で「はじめてのコケ観察会」という、その名の通り超初心者向けの座学と観察会をさせていただくこととなりました。

一昨日から参加申し込みが始まったので、ご興味のある方はぜひお申し込みの上、足をお運びくださいませ。
お一人参加も大歓迎。春のコケを一緒に楽しみましょう。

  注)申込先は水元かわせみの里(電話03-3627-5201)になります。このブログでは受け付けていません。


「自然学習講座 はじめてのコケ観察会」 ←※定員に達したため現在キャンセル待ちとなります(2017.3.24時点)
 道路の脇道など身近な場所で見られるコケの生態について解説します。

◇場所:水元かわせみの里(水元公園)
◇日時:4月15日(土)午前10時~正午(雨天決行)
◇定員:小学5年生以上の方、20人
◇講師:藤井久子
◇持ち物:ルーペ、図鑑、カメラ(いずれもお持ちの方)
◇申し込み方法:3月17日(金)午前9時から電話で(先着順)。水元かわせみの里(水元公園8‐3)電話03(3627)5201 公園課  
 ※月曜日は(祝日の場合はその直後の平日)休館日で繋がりません。

こちらの葛飾区のサイトでも案内しています。→
 ※定員30人とありますが「定員20人」で行います。また対象者も小学5年生以上ならOKです
 (それよりやや低年齢でもコケに興味のある方ならOK!)。

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●おまけ


▲『知りたい 会いたい 特徴がよくわかるコケ図鑑』の色校

今回の本は図鑑ページで182種のコケを紹介しているほか、初心者がコケを見分けるための方法や、
グラビアページ、コラムページなどもあり、手前味噌ですが、なかなかの充実ぶりです。
4月中旬に発売予定、税込1,944円。アマゾンなどではすでに予約も始まっている模様(ドキドキ…)。

どうぞよろしくお願いします。m(__)m






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新しいコケの本『コケの生物学』をやっと手に取れた幸せ

2017-03-10 12:50:38 | バードの本棚


▲『コケの生物学』(発行:研成社 1,600円+税)
 表紙絵のコケは「Cheilolejeunea kitagawae」。苔類クサリゴケ科シゲリゴケ属の仲間。北川博士にちなんだ学名がついている


2月はとんで3月。しばらくぶりの更新である。
ようやっとインターネットの世界に戻ってきました。

更新のない間も、ちょこちょことこちらをのぞいてくださった
奇特な方がいたようで、ありがたいやら申し訳ないやらでした。

また、1月・2月は「苔暦はまだありますか?」というお問い合わせも
何件かいただきましたが、完売御礼につき、ご期待に沿えず申し訳ない限りです。

 ※一応、お問い合わせいただいたすべての方に返信は出しているのですが、時々メールが届かないみたいで。
  あらためてこちらにてお詫びいたします。また晩秋に2018年版カレンダーのお知らせをすると思います。



さて、前回のブログにも書いた通り、年末から私史上最高のフルスロットルで執筆を続けてきたコケ図鑑の原稿が、
先日ようやく印刷所に入り、あとはもう一度校正紙をチェックしたら完成というところまできている。



▲本のタイトルは『知りたい 会いたい 特徴がよくわかるコケ図鑑』(著:藤井久子、監修:秋山弘之、発行:家の光協会)。
図鑑ページのほかにも、グラビアページあり、コラムありのもりだくさんな内容で、182種のコケの情報が載っています


ちなみにどれくらいフルスロットルだったかを例えるなら
「すでに3浪してもう後がない受験生」くらいの必死さはあったのではなかろうか。
(それもこれももとはといえば、すべて私の遅筆が悪いのだが…)。

さらにどうでもよい話だが、なぜそのような例えになるかもついでなので言うと、
家族が家にいる週末は、いつも近所のカフェに通って仕事をしていたのだが、
年末から2月頃といえば、ちょうど巷は受験シーズン。

カフェに参考書を持ち込んで最後の追い込みに必死な学生さんたちに混じって(そして時には席取り合戦にも巻き込まれて)、
猛執筆に励んだのが、「今回の本の制作で思い出深かった出来事」のベスト5には確実に入るからである。

いやはや、巷の受験生の皆さんたちもひとまずお疲れさまでした。
あ、この本についてはまたあらためてお知らせします。4月中旬に発行予定です。


さて、近況報告がつい長くなって話が横道にそれたが、
今日書きたかったことはタイトル通り。

1月に発行された新しいコケの本『コケの生物学』を
皆さまはすでにお手に取られただろうか。

著者は、苔類(たいるい)を専門に長年研究をされてきた北川尚史博士。
残念なことに去年の1月に満80歳でご逝去され、すでに故人である。

しかし、北川博士の教え子の方々(現役のコケの研究者&アマチュアの皆さん)が、
博士が雑誌『植物の自然誌 プランタ』(研成社発行)で6年間続けていた連載の内容が
終了からすでに20年以上が経っているにもかかわらず少しも古びたところがなく、
「このまま埋もれさせてしまうにはあまりにも惜しい!」ということで、
必要な部分に最小限の手を加えられ、このたびの書籍化が実現した。

残念ながら私は一度も北川博士にお会いしたことがないのだが、
お弟子の皆さんが博士について語られる時、
どの方も饒舌になるのを前々から印象深く思っていた。

北川博士のこととなると、いくら時間があっても足りないというくらい、
皆さんそれぞれに濃いエピソードがあるらしい。

鋭い観察眼を持った、とてもお話の上手な博士だったようだ。


発行後しばらくはアマゾンでも「売り切れ」状態になったため手に入れられず、
ようやく注文できても、なんせここ数か月は先に書いたような状態だったので、
アマゾンから届いた箱を開ける隙が一瞬たりともなく・・・。

注文から1か月以上たってようやく昨日、箱から開けて手に取ることができた。

ぱらぱらとページをめくってみたが、必ず前から順に読むべきものではなく、
気になるテーマから読めばよいような構成になっているのもありがたい。

正直、まったくのコケ初心者には専門用語も多くてちょっと難しい内容かもしれないが、
コケが誕生した歴史や、コケの生活史、コケのからだの特性のことなど、どのテーマも大変深く掘り下げられていて、
このような本が一般書として世に出回る機会はそうそうないのではないだろうか。
入門書を数冊読んだのちに、よりいっそうコケに興味が出てきたという人はぜひ持っておくべき1冊だと思う。

さぁ、私もこれから日々の楽しみとして毎日少しずつ読み進めていこう。
きっと読み終わる頃には北川博士に会ってみたかったという思いがさらに強くなりそうだ。



▲そしてもう1冊、読むのを楽しみにしていたのがこちら『シャボテン幻想』(著:龍胆寺 雄)。
 巻末の「解説」を書いておられるのが蟲文庫の田中美穂さんなのだ


-----【おまけ】-----------------------------------------

先日、歩いていて、思わずスマホで撮ってしまった。
巷はもうコケの春到来!
サクラの花見の前に、苔見に行かねば!!



▲最近の近所の道端。小石や枯葉に紛れながらも、明らかに色鮮やかな何かが!



▲胞子体を伸ばしコケの春が到来中。ノミハニワゴケかコメバキヌゴケあたりかな?!(めっちゃピンボケですみません…)

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2017年、明けましておめでとうございます。

2017-01-04 17:41:51 | 未分類
 
 
 ▲ホウオウゴケ。姿が鳳凰の尾羽に似ているのが和名の由来。胞子体の柄は茎の途中から伸びる



明けましておめでとうございます。2017年・酉年が始まりました。

今年もまた自分のコケの記録帖として、思い思いのことをこのブログに綴っていきます。
更新は決して頻繁ではありませんが、気長におつきあいいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします。

昨年は、コケに関係あることでもないことでも、いろんな仕事をさせてもらうチャンスがあり、
非常にありがたかったのですが、子どもを育てながら仕事をするのが予想以上になかなか大変なことだと痛感…(子育てなめたらアカン)。

それなのに欲を出してコケカレンダーも作ったので、最後のほうはもうてんやわんや。
でも、おかげさまでカレンダーは12月中に完売。完売したことがなかったうえ、しかも年内に売り切れるというのも新記録で、とても嬉しかったです。


そして今年。まず目下の目標は、春に向けて新しいコケの本を世に出せるようにすることです。
「編集者泣かせかっ!」というくらい原稿執筆が遅れており、編集者のEさん、また監修者のA先生にはご迷惑をかけっぱなし、
昨年後半からはそのことで謝りっぱなしなのですが、今年度内には何としても仕上げなければと思っています。

それが終わったら、ちょっとだけ旅に出て、コケをはじめ自分の興味のある分野について、
いろいろとインプットをしたいなぁというのがひそかな夢です。


さて、話は変わって、トップ画像のホウオウゴケは、酉年にちなんで、そして縁起の良いという意味合いもあって載せてみたもの。

コケ好きというのは、本当に凝り性の人が多いもんで、コケ友さん同士で交わす年賀状には必ず干支にちなんだコケが登場します。
果たして今年はどんなコケ年賀状が見られるのか、私にとってこれが年始のひそかな楽しみになっていたりするのです。

ちなみに今年の私のコケ友さん向けへの年賀状は、ホウオウゴケ(蘚類)、ダチョウゴケ(蘚類)、クジャクゴケ(蘚類)のトリプルコンボで攻めてみたのですが、
コケ友Mさんから届いた年賀状には、さらにコキジノオゴケ(蘚類)、ヒメトサカゴケ(苔類)が登場。さすがMさん、と思わず唸りました。そんな酉年の始めです。



<コケカレンダー2017についての私信>

12月22日にご注文いただいた神奈川県のYさま、12月23日にご注文いただいた京都府のHさま、
それぞれに12月23日中に返信を差し上げているのですが、届いておりますでしょうか?

もし返信が届いていないようでしたら、お手数ですがご一報いただけると助かります。
なぜだか時々、こちらの返信がいただいたメールアドレスに送っても届かないことがあるようです。
なお、カレンダーは取り置きさせていただいています。



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【お知らせ】コケ好きのためのカレンダー「苔暦2017」ができました。  ※12/23おかげさまで完売しました!

2016-11-27 16:12:20 | 文系女子のコケ目線
※下記のカレンダーですが、おかげさまで完売しました。(追記2016.12.23)


    
     ▲今年も作りました。コケ好きのためのカレンダー「苔暦2017」


関西の紅葉ももうあと少しで見ごろを終えるというところで、
近所の山を眺めるのが毎日の小さな楽しみとなっている今日この頃。

でも葉が散ってはっと我にかえれば、
どっと押し寄せるであろう師走感に今からヒヤヒヤもしている。

このブログを読んでくださっている皆さんもきっと、
年末年始に向けて少しずつ準備をされ始めている頃でしょう。

そんなお忙しいなかに分け入るようで恐縮ですが、
来年に向けて、今年もコケ好きのためのコケカレンダー「苔暦」を作りました。

このブログを見てくださっている方の中で、もしご興味のある方がいらっしゃったらお分けいたします。  
 ※なくなり次第、終了します。


  「苔暦2017」  <壁かけ用、1部:1400円+送料 ※送料についての詳細は下記をご参照>

今年の12か月はこちら!


    

    

    

    

    

    



 
 ▲仕様:210×148㎜(A5サイズ)/全4色カラー。祝祭日の記載あり。吊り下げ用紐付き。
   ジェントルホワイトフェイス121.5K使用で、ややざらっとした手触りでマットな質感です


2016年版に続き、今年もせっかくなのでテーマを決めて写真を選んでみました。
2017年版のテーマはすばり、「明日のコケ (The moss of tomorrow)」

「明日のコケ」とは、つまり次の世代へと命を繋いでいくコケの胞子や無性芽のこと。
さらに大きなくくりで明日のコケを作り出すコケの生殖器官も含めて写真をチョイスしました。



▲観察中に気づいたことや、調べてみて改めて知ったことなどは、イラストやキャプションにまとめました



▲2016年版が好評だったので今年も透かし紙の帯紙付き



▲カレンダー上面に穴があいています。壁掛けカレンダーとしてどうぞ。


カレンダー代に加え、下記の通り別途送料がかかります。
それぞれ最安値の配送方法を選んでいますが、
ご希望の配送方法(宅急便など)がある場合はご注文の際にご相談ください。


【ご注文冊数による送料の違い】 ※カレンダーは1400円/冊です。

■1冊:送料140円(普通郵便)

■2~4冊:180円(スマートレター)

■5冊以上:送料無料 ←(一度にそんなにご購入くださるのは大変ありがたいので!)
 

購入希望の方は当ブログ左側のバーにある「プロフィール」の下、「メッセージを送る」にご連絡ください。
その際、下記の必要記入事項をご記載ください。

 ※iphone からこのブログを読まれている方だと「メッセージを送る」の欄が表示されないようです。
  ご注文は、bird0707◆mail.goo.ne.jp (◆を@に変えてください)のメールアドレスに送ってくださいませ。


こちらからご注文の確認とお振込先についてのお返事を差し上げます。


----メッセージへの必要記入事項-------------------


1.お客さま情報
  
・お名前:
・カレンダーの送付先:〒
・電話番号:
・メールアドレス:
  
2.必要部数   部  送料     円  ★合計金額  円

------------------------------------------------

●金額
 1部=1400円 (送料:1冊140円。2~4冊は180円、5冊以上は無料)
 
●代金 
 ご注文メールをいただいた方、各々に振込先をお知らせします。
 振込手数料はお客様の御負担でお願いします(入金確認後の送付となります)。

●発送方法
 PP袋で個包装の上、「普通郵便」または「ゆうメール」で発送します。 

●ご注文期間:11月27日~1月いっぱい頃まで。

 ※品切れ次第終了いたします。

 ※ご注文メールを頂いてから、基本3日以内にはにこちらから確認メールを差し上げます。
  3日以上たっても確認メールが届かない場合には、御手数ですがご一報ください。
 ※Amazonや巷の通販のような敏速な対応はできませんが、できるだけ早めに対応・発送させていただきます。



▲ちなみに今年は屋久島でゲットした屋久島オリジナルコケマスキングテープで封をしますよ(マスキングテープがある限り)。
 どんなコケが描かれているか、ぜひじっくり見てみてください


ではでは、皆さまのお申込みをお待ちしております。



▲ご自分用としてはもちろん、コケが気になるあの人へのクリスマスプレゼントにもオススメです。
 ちなみにカレンダーの横にあるのはスウェーデン製スギゴケの暖炉用箒。暖炉がないわが家では冬用のオブジェになっています

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苔こけコケ展2016@京都、盛況に終わりました。

2016-11-18 12:25:02 | 関西コケスポット

岡山コケの会関西支部(通称:オカモス関西)と京都府立植物園が主催の
コケの一大企画展、今年も3日間、大盛況に終わりました。

書きたいトピックは山のようにあれど、最近なかなか落ち着いてブログを書く時間がなくて。
でもなにかしら書かないと自分の精神衛生上にも悪いので(笑)、
「ブログを書くのは長くて1時間まで!」と決めて、ちょこちょことでもアップしていきたいと思う。

なのでほとんど写真ばかりですが、コケが好きな方々が集まった会場のにぎわい、少しでも伝われば何よりです。



▲いきなりなんですが、これらは京都コケ展オリジナルの苔判子。毎年新作が作られ、今回開催4回目にして初めてコケの名前が明かされた!



▲苔判子は無料のポストカードに自由に押しまくって持ち帰れるので、このブースは常に人気だった



▲会場は大賑わい



▲今年もオカモス関西のTさんが手塩にかけて育てた本物のコケたちがずらり。葉っぱの上で育つカビゴケもあります


















▲テラリウム、苔盆栽は老若男女問わず人気。とくにテラリウムの展示はここ4年でぐんと増えました


  
▲テラリウムそばの壁面には写真パネルでコケを紹介。今回はコケの生態に迫った貴重な写真が多かったです。
 ちなみに右の写真の右下に写っているのはオカモス関西・写真パネル班のHさん作「コケの顔出しパネル」。
 そう、景勝地や地方の駅でよくあるあのパネルのコケ版です(笑)。タマちゃん(タマゴケ)などと一緒に写れるとあり女性や子どもに人気でした



▲会場の右奥には顕微鏡コーナー。オカモス関西のスタッフがそばについて、顕微鏡の使い方や顕微鏡下のコケについてレクチャー中



▲そして会場の左奥には本物のコケを使った苔庭と裏千家のお茶席が設けられ、この一角は急に古都・京都らしいはんなりとした雰囲気に。
 でもよく見てほしい。壁面にあるのは苔庭の垣根なんかではない、蘚類・苔類のコケたちを超アップに写した壁紙なのである!



▲海外からの観光客とおぼしきお方も、興味深げに会場の写真を撮られてました。来年は英語の案内も付けた方がよいかも?!


  
▲最後は、こちらも毎年人気のコケ書籍・コケグッズブース。今年はここでしか手に入らないであろうコケの手ぬぐいもお目見え。
 販売ブース担当の女性は、それをカチューシャ風につけるというイマドキ女子らしいアレンジ。とっても似合ってました



▲もちろん私もご多分にもれず新作コケグッズを購入。自分のお財布事情を鑑みず瞬発的に「買います!」と言ってしまったため、
 気づけば財布の残りが帰りの電車賃ギリギリで肝を冷やした。
 左から時計回りにコケイロのコケ観察記録用ノート、オカモス関西×大阪自然史センターのコケ手ぬぐい、
 オカモス関西・Kさんのビーズで作ったサヤゴケのピンブローチ、Cafe de Foretのルーペ形ブローチ



▲ルーペ形ブローチのルーペの中はゼニゴケ、サヤゴケのピンブローチはかわいいだけでなく胞子体の特徴がよく表されていてビックリ


なお、写真にはアップしていないが3日間毎日、野外コケ観察会やテラリウム作り、
コケにまつわる講演会など、本会場の外でもいろんなイベントが盛りだくさんだった。

私は13日の、「苔三昧ーモコモコ・うるうる・寺めぐり」 (岩波書店)の著者で福井県立大学でコケの授業をされている大石善隆さんの講演を拝聴。
「京都の苔庭が10倍楽しくなる」というテーマのお話し、内容はもちろん大石さんのおしゃべりが予想外にアツく、大変面白かったです。

最後に。イベントを主催したオカモス関西のメンバーと、お手伝いをしてくださったオカモス本部(岡山)のコケを愛してやまない皆様、今年も本当におつかれさまでした!


【お知らせ】 コケ好きのためのコケカレンダー「苔暦2017」、もうできてます!

  

前回の記事で触れたコケカレンダー、完成しております。
取り急ぎのスマホ画像ですが、表紙はこんな感じです。
詳細は次回に!(近々アップします!)

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