ビオラのつれづれ記

大好きなお花のこと、
日常のちょっとしたことなどを書き留めています。

マカオにて

2017-03-19 20:08:59 | おでかけ

旅の3日目は高速船でマカオへ渡りました

香港からマカオへは出国扱いになるのでパスポートと出国カードが必要でちょっと面倒

大きな荷物は料金が必要な場合があると聞いていたが

同じくらいの荷物でもパスする人もいればお金を払わされる人もいて

その判断の基準は?でした。ようはいい加減て事?

およそ一時間ほどでマカオに到着しました

マカオの世界遺産は22の歴史的建築物と8ヶ所の広場、合わせて30箇所もあるのだそうです

行ったのは代表的なところだけでしたがそれでもポルトガル政権下の西洋と中国が融合した独特な世界でした 

 

聖ポール天主堂跡イエズス会記念広場

イエズス会によって建てられた教会ですが火事で焼け正面の壁だけが残っています

この壁の裏手地下には迫害から逃れマカオで亡くなった日本人教徒の遺骨も見ることが出来き

先ごろ見た映画「沈黙」を思い出しました

壁にはフランシスコ・ザビエルの像もありここマカオが日本へのキリスト教の布教の原点であり

「沈黙」の物語もここから始まったことを思い日本とのつながりを意識されられた所でもありました

           ナーチャ廟           

                 西洋の教会のすぐ隣に中国の寺院

                 異文化の共存の象徴のような場所でした

            

              旧城壁

             ポルトガル人の居住地を外敵から守るための城壁の一部が残っています

             さもない壁に見えますが・・・ 

                                                  

                                    

聖ドミニコ教会聖ドミニコ広場

   

        外面だけでなく中もきれいな教会でした。

        2階は資料館になっていて興味深い品があれこれありました

     

 

正面の白い建物が民政総署、左側の建物が仁慈堂

 

         民政総署はポルトガル統治時代から政治や自治が行われてきたところ

                 ここのあちこちに飾られたポルトガルの青いタイル(アズレージョ)が美しかった 

                        

                アズレージョは銀河さんのポルトガル旅行記で初めて知り

                ああ、これの事なのねでした。色を抑えたタイルが落ち着いた美しさです         

         仁慈堂

        

           今は公証役場として使われていますが元は慈善福祉施設だった所です

 

セナド広場  

 波模様の石畳が敷き詰められた広場とパステルカラーの建物が並ぶ広場は西洋を感じさせる場です 

関帝廟

三国志の英雄関羽を祀る廟で加護と安定をもたらすとして人気があるのだそう

 

 と、ざっと歩いただけでも世界遺産のオンパレードでした

 

*マカオタワー(338m)

このタワーには世界一の高さ(233mの展望デッキ)からのバンジージャンプと

ハーネスを付けて展望台の外側を歩くスカイウォークという怖いアトラクションがありました

もちろんそんな怖い事ができるはずもありません、

タワーの下で飛び降りてくるジャンパーを見ているだけで恐怖の叫び声をあげていました

見ている間に二人が飛び降りましたが一人は女性でした

パンジージャンプの料金は日本円で5~6万円もするんですって

そんなお金を出してまで怖い思いなんてしたくな~い

  

 

 マカオではホテルにも感激しました

泊まったのはベネチアン・マカオ・リゾートホテル

レストラン、カジノ、ショッピングモール、屋外プールなどの設備を備えたアジア最大規模のホテルで

全室スイートの部屋が3000もある超豪華で大きなホテルです

とにかく広くて迷子になるのを心配しながらホテル内を探索しました

 

HPからお借りしたホテル全景

 

 豪華絢爛の言葉がふさわしいメインロビーに続く廊下(ロビーがいくつもありあります)

天井のフレスコ画も素晴らしい

広い広いカジノは大勢のお客さんで賑わっていましたが私達は素通り

カジノ場の端にあるエスカレーターで上に上がるとびっくり

 そこにはベネチアの街が広がっていました~~

運河にはゴンドラが行きかい上を見上げればまるで本物のような青空

これがホテルの中にあるとは思えない空間です

そしてお部屋も豪華

部屋に入るなりワオー!でした

 広々とした部屋には素敵な調度品が置かれとってもゴージャス

今までで一番豪華なお部屋ねと興奮して記念撮影までしてしまいました

    

  

 一泊だけだったのがちょっと残念でしたが翌日の朝また高速船に乗って香港へ戻り帰途につきました

日本到着の後が大変でした

飛行機の到着時間によっては最終新幹線に間に合わず家に帰れるかどうか・・・

家に帰れるギリギリの時間に羽田到着、荷物が出てくるのを待つ間もソワソワ

何とか間に合いそうと乗った電車が品川駅を目の前にして赤信号で停止

早く動いてと念じながらイライラ

降りたホームから新幹線ホームまで駆け足です。急げ急げ

そして何とか予定の新幹線に滑り込みヤレヤレでした~~

間に合わなかったらホテルに泊まればよいとは思っても帰れるものなら帰りたい

そんな思いでバタバタの結末でした

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10 コメント

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Unknown (kazuyoo60)
2017-03-20 08:10:52
2枚目の階段のところは大昔に行きました。高速船で船酔いして辛かったです。
良いお部屋です。当時も日本では泊まったことのない部屋でした。
Unknown (オッキィ)
2017-03-20 21:27:32
マカオって、こんなに素敵な西洋と東洋の混じったようなところだったんですね

世界遺産もたくさんあるのね!

それにしても、豪華なホテルですねぇ
大満足の旅だったことでしょう。

最後が駆け足は、ちょっと辛かったわね。

楽しい旅の様子、一緒に楽しめました
★kazuyoo60さま (ビオラ)
2017-03-21 13:48:51
船に酔った人の話も聞きちょっと心配しましたが
今回はそれほどの揺れもなく無事でした
マカオを訪れる観光客は年々増えていてホテルなども豪華さを競い合っているようでした
カジノのおかげで税金はほとんどタダとも聞きました
ラスベガスにも負けないようなカジノを・・・でしょうか


★オッキィさま (ビオラ)
2017-03-21 13:53:21
今回マカオには日本とのつながりも深い場所があることを知りました
狭い地域の中に30もの世界遺産は驚きでしたが
西洋が東洋に進出する拠点の地であったことを思えば
それもうなずけました
帰りの乗れるか乗れないかの問題は想定内ではありましたが
このドタバタはちょっと大変でした
忘れ得ぬホテル (だんだん)
2017-03-21 18:21:50
船でマカオへ~世界遺産の街はワクワクででしたね♪
そうか、ポルトガル宣教師は、マカオを起点に五島列島に流れ着いたのですね。
観終わってしばらく、腰が抜けたように座り込んでました・・・
青いタイルがそこにもあるんですか、独特の色は他では出せないそうですね。
内容豊富な旅を、楽しみに読みました。
何と言っても、全室スイートのお部屋が凄い!
写真撮って正解ですよ、良い記念ですね。
ウイーンのスイートに二泊しましたが、こんな楽しい雰囲気はありませんでした。
図書の間、団らんの間、お茶室など格式張ってましたね。
新幹線待って~の帰りも、想い出に残りますね~


Unknown (moka)
2017-03-21 20:31:37
京都、香港、マカオと続けて旅を楽しまれましたね。
ビオラさんの写真を拝見しながら 以前行って時のことを思い出しました。
カジノは私もパスしました。ベネチアの街が広がったいた景色を
思い出しました。泊ったのは同じホテルかもしれません。
帰りの新幹線、間に合ってよかったですね。
マカオ (菜桜)
2017-03-22 14:32:34
今日は~♪
同じくらいの荷物でもパスする人もいればお金を払わされる人もいたりして なんともいい加減で呆気に取られています。
マカオって東洋と西洋の混じった国なのですね。
立派なホテルですねぇ~
ご夫婦の記念写真を見せていただき羨ましく思っています。
★だんだんさま (ビオラ)
2017-03-23 15:43:54
マカオの代表的世界遺産であるセントポール天主堂と
沈黙の物語がつながった時興奮を覚えました
日本人信者の遺骨がそのままの形で見ることが出来たのも:驚きでした
ウィーンのスイートは貴族の雰囲気を重んじたものだったのでしょうか
中世の貴族の生活、なかなかできない経験でしたでしょう
マカオのホテルは完全な「娯楽場」でした
地方からのツアー参加者が多かったので到着時間次第では
電車や飛行機に間に合わない(~_~;)という人たちも多かったです
首都圏の人はそういう心配がなくていいですね
★mokaさま (ビオラ)
2017-03-23 15:55:46
ベネチアの街の再現を見られたのならきっと同じホテルですね
近くにはパリを模した「パリジャン・マカオ」というのもあってエッフェル塔が輝いていました
カジノは一晩中開いているそうでホテルは不夜城とのこと。
一晩で大きく勝ったり負けたりといろいろな人生模様も見つめているカジノ場なのでしょうj
素人は近寄らないに限る・・・でした。
★菜桜さま (ビオラ)
2017-03-23 16:07:54
外国では日本人の常識が通用しない事が多いですね
東南アジアでのいい加減さはおおらかというべきでしょうか(^_^;)
中国にあって中国ではない香港とマカオ
特にマカオではその不思議な立場が西洋と東洋の混在に見られるところでした
マカオでのホテル周辺には同じような巨大なホテルが林立していて
それらが中で繋がっているというのにも驚きでした


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