王様の「秘密の参謀本部」

田端到&ビンゴ本郷の実験創作プロジェクト

ビッグアーサーとシャンティーイ

2016年10月01日 | 競馬
●スプリンターズSの世間の評判をざっとネットで読んでみたら、「サクラバクシンオー産駒はスプリンターズSでまったくダメ。ビッグアーサーも危ない!?」系の、つぶやきやら、ドヤ書き込みが多くて気が重い。
 バクシンオーのデータに関しては、普通に血統に興味を持っているなら「またそのネタ?」と飽きるレベルで語り尽された話だと思うが、それを今このタイミングで、初めて知ったかのように興味を持つ人が多いということは、普段は血統の記事など何ひとつ読まないタイプの人たちの目にも止まる形で、このデータが紹介され、伝播しているということだろう。それを思うと憂鬱になる。

 これでもし、ビッグアーサーがスプリンターズSを完勝でもした日には、「ほら見ろ、サクラバクシンオー産駒が来ないとか言ってた連中」とか、「だから血統なんてアテにならないんだよ」とかいう、またトンチンカンな言説が幅を利かせてしまうのではないだろうか。
 1番人気のストレイトガールを軸にして、サクラバクシンオーとディープインパクトの産駒を軽視するだけで馬連55倍が当たった1年前に、このデータを騒ぐべきだったのに。

●凱旋門賞も一部で盛り上がっているようだが、「シャンティイ」のアクセントが気になって仕方がない。
 ほとんどの人が最初の「シャ」にアクセントを置いて発音しているが、私が20年以上前に現地で聞いた発音は「ティ」にアクセントを置き、そこから延ばして「シャンティィーイ」と右肩上がりに、最後のイもはっきり発音するほうが近い。
 ああ、文字だとわかりづらい。矢印で表そうかと思ったが、環境依存文字だとうまく表示されない。

 カタカナ表記も、昔は「シャンティ」だったのが、今は「シャンティイ」と最後に「イ」が付くようになった。これもイが足りないと、誰か偉い人が決めたからだろう。
 なのに自称・海外競馬通の記者までが、昔と同じ「シャンティ」で発音している。これでは最後にイをつけた意味がない。
 小さく「シャン」、その後に大きく「ティーイ」だ。はい、リピート・アフター・ミー。

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