黒い便箋
2012-05-15 | 詩
これは ひとつの沈黙でしょうか それとも静寂?
わたしは、不安で不安でしょうがなかった…
あなたの口が閉じられる度に…
いつしか、不安で不安でしょうがなくなっていました…
あぁ…もう、あなたも気付いている通り…
それは「沈黙」
どうしてかって?
「私は、あなたのことばかり思い過ぎていた…」
それが理由…
ですから、旅に出ました…あなたから離れようと旅に出ました…
離れれば離れるほど、あなたのことを思ってしまうだろうとも思いましたが…
*不思議ですね…
わたしは、旅先で、とあるアンティーク店に入ったのです…
「なんて素晴らしい静寂…」私は、その静寂を愛してしまいました…
あなたのことを愛していない…というわけではありません…
ただ、あなたに対する愛よりも
その静けさに対する愛の方が大きくなってしまっただけなのです
**困りましたね…
わたし、手紙を書きました…
その静けさに対する愛 ー(マイナス) あなたに対する愛で
手紙を書きました…
2、3日後には届くと思います…
黒い便箋です…
ゆっくり開けてくださいね…
とかく、静かな時間は、逃げやすいものですから…
ゆっくり、ゆっくりと…
ひらけてください…









