映画鑑賞検定3級blog

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「ブロークン・フラワーズ」

2007-01-05 | アメリカ映画
日頃なら私が見るタイプの映画ではないのだけれど、なんとな~~く面白そうに見えてきたので、今見ないといつ見るんだってわけで借りてみました。



現代のドン・ファンと呼ばれていたというドン・ジョンストン。結婚はしていないが恋人もいて、コンピューターで稼いだお金でなに不自由なく暮らす中年の男だ。しかし恋人が愛想を尽かして出て行ってしまった日、彼の元に1通の差出人のない手紙が届く。そのピンク色の便箋には、20年前に別れた後生まれた息子がもしかしたら会いに来るかもしれない、という内容。その手紙の内容を知ったミステリー好きの隣人ウィンストンはドンに「息子の母親探しツアー」を作り上げる。

 <はは~、ナルホド・・・>

わからないようでよくわかる。そんな感じがなんともいえない映画でした。

現代のドン・ファンって・・・
こんなオッサンが?


と思いましたが、なんとなく見ているうちにわからなくもないような気がしてくるから不思議ですね。

ビル・マーレイがピンクの花束を持っている妙な姿が面白い。
とにかく、の一人舞台といってもいいくらい、彼を楽しむ(笑)108分。

なんつーか、意外とこういう人ってモテルっていうわけじゃないけど彼女がなぜか途絶えないっていう感じがしなくもない感じ。
花屋さんの使い方が絶妙だったと思いました。

オッサンになって、元カノの家を何件も訪ねると、みんな様々な暮らしをしているわけだ。
そりゃあそうだ、もうン十年も経ってるんだしね。

でも、そういうのって見てみたいような見てみたくないような、な気がする。
だからそれを映画化してみた。

そういうのも面白いな~と思いながらぼんやりみてればいい感じだったのかな?

別になにがあるわけでもなかった。
でも何もなかったっていうことがあったわけだ。

明らかに何かが変わったのは間違いない。
そんな何もなかっただったけど・・・。

すっごく映画っぽいけどすっごく自然。

こういう映画も悪くないな、と思わせてくれました。

でも・・・やっぱり男性向けだろうなぁ・・・とは思うかな、いろんな意味で。

興味を持った人にはオススメ。
でも、見ない人は一生みないだろうな、という感じの作品でした。
私も今見てなければ一生みなかったかもしれない、という感じでした。
けど、だからこそ見てよかったかも、です。

http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD8772/index.html


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