映画鑑賞検定3級blog

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「ニュー・ワールド」

2006-04-27 | アメリカ映画
昨日はお休みを取ったので、サッカーの前に「トム・ヤム・クン」狙いで、109シネマズへ。しかし、到着が時間ギリギリになってしまい、「連理の枝」のおかげで奥様方の行列になっている売り場をみて、間に合わない……と、諦めてしまう。せっかく足代かけてきたので、「プロデューサーズ」でもと思ったが、席がほぼ満席。ろくな位置ではないようなので、「ニュー・ワールド」を見ることにしました。

イギリスから入植地を求めてやってきた一団。その一員であったスミスは死刑を宣告されていたが、それまでの功績を理由に、言葉の通じない原住民の長との交渉という、死にも等しい危険な任務につかされる。しかしスミスはそこで、聡明で勇気がある族長の末娘ポカホンタスに命を助けられる。そして、二人は自然と恋に落ちるが……。

うん。期待してなかったからか、普通に楽しめました。

コリン・ファレルの作品はかなり見ている方ですが、似合いの役だったと思います。いや、コリンファンじゃないんです!(断言)むしろ好きじゃないんだけど、なぜか目が放せないんです。ニコラス・ケイジと同じ感じです。

ポカホンタスとコリンのラブストーリーみたいなポスターだし、それっぽい売り出し方ではありますが、ま、伝記みたいなもんですね。主役はコリンではなく、ポカホンタスです。彼女の半生を描いた物語です。

特に前半は、スペクタクルな感じで、入植者も大変だよなぁ、とか思いつつ、黒船来航みたいだな、とかも感じながら、バトルシーンもなかなかカッコいいし、コリンはやっぱりアクション映画出た方がいいよな、なんて思いながら楽しみました。本来は絶対もっと大変なことがあったはずですが、アメリカ映画の割には”入植者が偉い!”っていう感じにおおっぴらにはなっていなかったのは良かったんじゃないかと。むしろ、その辺を切り落として、なんつーか、自然とかそういうのを描く見たいな部分が大きかったので、別段イライラはしませんでした。私は、この手の歴史にはあまり詳しくないですし・・・。原住民のヴィジュアルはとてもカッコよかったです。

帆船がとても素晴らしかったし、いちいち挿入される自然のカットも、とてもキレイでした。自然派ムービーってところです。下手すると眠くなるくらい(笑)でも、私は嫌いじゃないです。映画館でのんびり見るには悪くないですね。

で、我らが(?)コリンは、前半へたれっぷりをしっかり見せてくれます。思いの他いいかんじでした。マジで普通にヘタレですよ。かっこいいのはポカホンタスの方で、コリンは、死刑にされかけるわ、強制労働だわ、逆さづりだわ、○○○は見つからないわ、散々です。全然カッコよくないし、なんか良くわかんない男です。ヘタレ道まっしぐら。どこがそんなに良かったんだ、ポカホンタスよ・・・。

そんなわけで、後半はポカホンタスのお相手はコリンからクリスチャン・ベイルに移行します。ほっ。

こちらは驚くほど出来た男性。素敵すぎて、声も出ないよ~ 最初のカットの横顔の撮り方が、ものすげーハンサムでした。クリスチャン・ベイルって、こんなにトム・クルーズに似てたっけ? トム様の甘ったるい部分を取り除いたような顔で、驚くほどかっこよかったです。役も嘘みたいに素敵な人だったし。これは、コリンよりベイルを選ぶってばよ(笑)

ベイルは素敵なんですが、だいぶポカホンタスが年齢を重ねた事になってくるので、多少なり無理が生じてくるのにもかかわらず、彼女のあの母親的な表情の演技は立派でしたね~。だけど、後半は話がかなり落ち着いてきてしまうので、なんかぼんやりしてしまったかなぁ。最後はさすがにちょっと飽きちゃったかな~っていう気もしたかな。100%私のせいなんだけど・・・。

あと、劇中気になったのは、ポカホンタスはところどころ衣装を変えるんですが、コリンもベイルも、ほとんど衣装が変わらないんです(笑) 何年にもわたっての話なのに、なんでやねん、といいたくなってしまったです。

帰る際、号泣してる人を何人か見かけました。私にはどこで泣けるのかちょっとよくわからなかったんですが、泣ける話だったようですよ。誰か感受性豊かな素直な友人と一緒に見とけばよかったなぁ。

とにかく、ポカホンタスがかわいらしい! クオリアンカ・キルヒャー、素晴らしかったですよ。本当に、応援してあげたくなりましたともさ。

自然派ムービーがお好きな方にはオススメでっす。

http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD8697/gallery/i001.html ←gooフォトギャラリーへ

http://www.thenewworld.jp/ ←公式サイトへ


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4 コメント

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コメント有難うございました (YOSHIYU機)
2007-01-04 23:18:48
ポカホンタスがコリンのどこに魅かれたかというと
やっぱ顔じゃないっすか(笑)

号泣してる人は、多分、ポカホンタスが死んだ事が
悲しかったんじゃないでしょうか。
感受性豊かでないので、私は泣けませんでした(^_^;)
顔っすか!? (微妙)
2007-01-04 23:29:23
ええっ!?額に的のある男の顔にっ!?(笑)
でもそう、若い女の子というのはエキゾチックなものと、禁じられた恋に弱いのですよね~、ウンウンなんて、わかったような口をきいてみたりして(笑)

ああ、なるほど。誰かが死んでしまうと泣いてしまうという感じでしょうか?
やっぱりあの時聴いておけば良かったかしら・・・
「あの?なんで泣いてるんですか?」って(コラ)

またなにかありましたらぜひTB等宜しく願いします♪
ではでは。
森林浴をしたような・・・ (悠雅)
2007-01-07 13:37:32
こんにちは。TBとコメントありがとうございます。
半年前に観た作品だけれど、今もとても強い印象が残っています。
自然の描写がとても美しくて、ガラ空きの会場で思いっきり森林浴しながら、
神話のような物語を身体で浴びていたような感覚でした。
後半に登場したクリスチャン・ベイルがあんまり素敵で、
(わたしの周囲ではベイル人気が急上昇でした)
彼だからこそ出せたあの雰囲気に、ついうっかり惚れそうになりました(笑)
森林浴、確かにそんな感じ! (微妙)
2007-01-07 15:29:14
こちらこそ、昔の記事にTBしちゃってすみません。
そうですね、私も劇場で見たのでだいぶ前になるのですけれど、今でも印象に残る作品です。
自然の描写と、うるさくない音楽がとっても気持ちよかったですね。
私もベイルに夢中でした。あんな素敵な旦那様がほしいです(笑)