映画鑑賞検定3級blog

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「V FOR VENDETTA(注:ネタバレ!)」

2006-05-30 | アメリカ映画
おっと、もうすぐ終わりそうだ。せっかく前売り買ったのに!というわけで見に行くことにしました。
レッツゴー!チネチッタ。

独裁政治真っ只中の近未来イギリス。テレビ局で働くイヴィーナタリー・ポートマン)は”外出禁止令”にもかかわらず、友人との約束のため、外に出る。そこで男たちに取り囲まれるイヴィー。催涙スプレーで威嚇するが、男たちは”自警団”だったため、今度は逮捕の危機にさらされる。そこを助けてくれたのは仮面の男。彼は自ら”V”と名乗る。そして、Vはイヴィーに裁判所の爆破に立ち会わせる。それからイヴィーは国家から追われることになってしまうが、そこに再びVが現れ・・・。

見終わった直後は”あの長い前半は一体なんだったんだ!長すぎるっ!”と思っていましたが、今これを書きながら、落ち着いて考えているうちにちょっと理解できてきました。

VENDETTA
━━ n. (Corsica島などの)家同士の(代々にわたる)復讐(ふくしゅう), あだ討ち; 宿恨
                         (goo辞書より拝借)

直訳すると”Vのためのあだ討ち”ですね。

あれだけ警視の動きを追っている以上、Vのあだ討ちを正当化しているわけではないのでしょう。そう思えば前半の長さも納得できるかも。

Vを革命家だと思う市民も”V FOR VENDETTA”のピースに組み込むV。その仮面に動かされる民衆は、Vの計画を知っているのだろうか?

そしてVは、ピースの一部として利用するため、警視に色々と掴ませておきながら、”V FOR VENDETTA”のために証拠を消し、真実を明かすことを人任せにして去っていく。

”やられた!”という感覚。ですが残るのは爽快さではなく、”上手いことやられて逃げられた!”という感覚でしょうか。

それこそまさに”VENDETTA”。タイトルそのまんまですね。

そして、復讐のあとは何が残るのでしょうか・・・。

っていうか、後片付けは誰がするのでしょうか・・・

とかなんとかえらそうなこと言ってますが、ビジュアルキレイだし音楽カッコよかったので、とりあえず楽しかったです。爆破シーン派手でしたし、エンディングの音楽も好きでした。
後半の剣を使ったアクションシーンは、剣の軌跡が見えるってのがソウル・キャリバーみたいでかっこいい~~っ、と、感心。もうちょっと見たかったです。

ちなみに、あの銃撃戦のシーンはワンチャイっぽくない? 違う? ウォシャウスキー監督はマトリックスでもツイ・ハーク作品パクってたっぽいから、そうなんかな~って思ったんだけど、どうでしょ? かなり似てた気がします。

http://wwws.warnerbros.co.jp/vforvendetta/←公式サイトへ
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD8532/gallery/i001.html←gooフォトギャラリーへ
http://movie.goo.ne.jp/special/vforvendetta/index.html←gooVフォー・ヴェンデッタ特集へ


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