映画鑑賞検定3級blog

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「ブレイブストーリー」

2006-07-15 | 日本映画
たまたまこれから見に行くという友人にチッタで遭遇。それじゃあ、というわけで一緒に行くことにしました。

ある日、ワタルは友達のカッチャンと幽霊の出ると言う廃墟ビルに行く。するとそこで、幽霊の変わりに同じ年くらいの少年に出会う。その子は不思議な玉を持っていて、屋上の上の扉の中に消えていった。不思議に思っていたワタルだが、次の日学校でその少年に出会う。その子の名前はミツル。6年生にも恐れないミツルをなぜかワタルは気に入った。その後、ワタルは父親母親を一気に失うような状況に陥る。そこで、あの廃墟ビルのことを思い出す。そして運命を変えることができるという扉をワタルは開けることになる・・・。

なんか、もっとへヴィな話を想像していたのですが、ちゃんと夢と希望と友情の冒険の世界になってるんだな、という印象を受けました。
お子様にも楽しんで見ていただけそうな気がしましたよ。

ですが、大人の勝手な事情に巻き込まれ、運命を受け入れることが出来ない子供が、運命を変えるために訪れた世界、それがビジョンなわけで。で、そこはベタなといってはなんですが、ドラゴンとモンスターと、水竜族ネ族といった様々な種族が一緒に暮らすファンタジーの世界。そこの世界の人たちとも友情をはぐくんでいくワタル。
単なるファンタジーの世界というだけではなく、そこには同級生のミツルがいる。そして、一緒に旅をするわけではなくて、ワタルとミツルの間には、大きな隔たりがある。何も変わらないのに、1つのところで全然違うというか。そのおかげで、きちんとファンタジーに行き過ぎず、きちんと現実世界を意識させる話で、夢の世界というだけではないところがとても好感でした。二人がきちんと人間っぽい子なので、見てるほうも心が痛くなりますね。
そして、何がいいって、それがいいとか悪いとか言ってるわけじゃなくて、そこからどういう選択をするかっていうことを言ってるのがとてもいいと思います。
そして、本当に少し位運命を変えてあげたいと思うような、受け入れることなんて到底できないような運命もあるわけで。しかも小学5年生だよ?無理だよ・・・みたいなね。そんな時に、力をくれる世界があってもいいじゃないか、っていう。その辺がとても好きです。
単なる逃げ場所ではなく、そこからいろいろなものを持って帰ってくるワタルの姿には思わず微笑んでしまうものがありました。

個人的にはちょっと冒険部分が短すぎて、私にはあの剣がどういう機能を持っているのかとかがサッパリわからず、ラストまで勝手に進んでるのをよく分からずに見ているだけっていう感じがしてしまい、おいていかれている感じがものすごくしてしまったのは確かかも。ドキドキするまもなく、ピンチになる前に助かっていて、何が起きたんだか理解するのは助かってから、みたいな感じが付きまといました。でも、友人はそんなことはなかったようなので、私が頭悪いだけみたいです

連続アニメでやった方が面白かったんじゃないかな、という気がしなくもなかったですが、楽しめました。

ちょっと気になったのは音楽かな。私の大好きな「モータルコンバット」の人らしいのですが、テクノサウンドはまったくなく、フツーの映画音楽って感じになっていました。派手だけど、なんか”無難”っていう感じがしてしまいました。それに、あそこでラストと同じテーマを流してしまうのはちょっと私の好みではなかったかな、と思いました。しかも、ミスチルに影響を相当受けているんじゃないかっていうような歌手さんで、う~~ん、と思ってしまいました。私はね。

ちなみに、父親役の高橋克己と、友人カッチャン役のアブちゃんは、全然わからなくて、しかもすっごく自然でとても良かったと思いました。

http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD8530/index.html ←goo映画へ
http://www.bravestory.net/ ←公式サイトへ


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2 コメント

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物語の・・・ (はっち)
2006-07-17 19:06:09
TBどうもでした~♪

物語の描き方が、ちょっと浅い気がしました。

たぶん大変な冒険をしてるんでしょうが、大変なモノが全然伝わって来なかった。
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コメント感謝! (微妙)
2006-07-18 08:27:51
そうなんですよね。かなり見る人のイマジネーションに委ねられますね。それって映画の意味ないじゃん!みたいな(笑)

私も友人の説明なしでは無理だったかも(^^;
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