「バトル7」

なんとなく目に付いたので、TSUTAYAの半額に乗じて借りてみました。

ベトナムとの戦争のときに兵士としてともに戦った7人の仲間たち。そのうちの一人ギャンブラーのイカサマがその名のとおりギャンブルからピンチに陥る。仲間を集めて秘宝を探し出せば許してもらえるということで、早速仲間たちが集まった。

＜時間以上に長く感じた112分＞

いや、別につまんないわけじゃないんだけどさ・・・。

なんだかやたら長く感じたのは、序盤から１時間弱にわたってはほとんど出てくるやつらの紹介だからでしょうか。

個人的には吹替えがあれば３倍面白くなったと思うだけに、なぜこれに吹替えをつけんかったのかが不思議で仕方ない。

わざとなのか、ずっとカメラに汚れがついたようになってる感じとか、懐かしさを感じずにはいられないような特撮の映像など、妙な愛しさはありますが、それも終盤の30分くらい。

赤パンの娘に少々いらだちつつも限りなくまぁまぁ、といった印象でした。

７人の中でも特に一番出番の多いイカサマが品川庄司の庄司に見え、名前の割りにそれほど強くないムエタイが千鳥のダイゴに見えて来て、個人的にはテレビの２時間枠のスペシャルドラマを観たような気分でした。

タイでは相当人気のあったらしい本作。きっとタイで人気のマンガを映画化、とかそんなんかな、と思ったら、テレビシリーズのリメイクだったらしい。
言われればそんな感じ。「踊る～～」とか見たいな感じかな？なるほど納得。

日本人ではちょっとばかしズレを感じなくもないですが、タイの魂は感じられなくもない感じかなー。

「マッハ!!!!!!!」「トム・ヤム・クン！」「七人のマッハ!!!!!!!」を見て、次は・・・というのなら手に取るのもありかもですが、ああいう命知らずのアクションという感じではないので、お気をつけくださいませ。

http://cinemaonline.jp/pickup/battle7/