映画鑑賞検定3級blog

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「ビハインド・ザ・サン」

2006-03-19 | その他の国の映画
なんだかこれも表紙が気になって借りてみました。ラブ・ストーリーの棚を回るのは久しぶりでしたが、この表紙が私の勘に響いたけれど、さて、どう転びますやら?

1910年、ブラジル。プレヴィス家は、父、母、兄と坊やの4人家族。一家で砂糖を精製し、ふもとの町まで売りに行く仕事をしている。彼らと土地の問題で敵対する関係にあるヴェレイラ家は、その家の人間を殺しあうという対立関係を長いこと続けてきていた。殺された兄のシャツの血が黄ばんだその日、敵を討つために20歳のトーニョがプレヴィス家へ向かう。義務を果たすために・・・。


うわぁ、なんてきれいな映像でしょう。

青い空にはためく白いシャツ。もう、その映像を見たときに、これは借りて正解だったな・・・と、思いました。

ただ綺麗な映像というわけではなく、内容はかなり不条理なものです。それをうまく伝えてるというかなんというか。印象に残る雰囲気のものでした。

1910年といえば、日本では明治43年か・・・。なんとなくそう考えると雰囲気も伝わると思う。
なんかこういう家同士の抗争みたいなものが当たり前のようにとは言わないまでも、行われていたんだろうな・・・と思うと納得できるような気もします。

ストーリーとしてはラストの大オチがかなりキツイものになっている以外は、それほど驚くほどのものではないです。
でも、あのラストは衝撃です。途中からわかってくるんだけど、「うわぁぁぁ、それだけはぁぁぁぁ」という感じ。
私は全然嫌いじゃないですが、賛否両論でしょうな。

ストーリーはそんな感じですが、とにかく映像が印象的。
昼の青空も、暑そうな砂漠のような土地での砂糖作りの、夜のあぜ道も、雨の納屋も、ブランコも、とにかく、印象的なんです。
どうやって撮ってるんだろう?っていうブランコの撮り方も、草むらを走り抜けていくスピード感も、とにかくすごいなぁ・・・って思っちゃいました。

それから! なんといっても!

ロドリゴ・サントロ!!

びっくりですよ。た~~まんなくかっこいいです
イケメンなのはもちろんなんですが、それだけじゃないんです。
なんていうか・・・素朴というか、純朴というかなんというか・・・。
とにかく、彼のしぐさ、目、表情に、ハンパなく心を揺さぶられまくりでした。
女性ならわかるはず!

この子は絶対惚れる!

クララの気持ちが痛いほどわかるはずです!
だから! 腹が立ってもおかしくないところも腹も立てずに、心配しながら見守れるわけですよ。

もうね、ある意味彼のプロモーション映画です。
走り方、シャツの着方、目、一瞬見せる笑顔、ほとんど同じような表情なんだけど、微妙に変化してて、セリフもあまりないんだけど、ひと言喋るごとに、こう、心臓つかまれるような気分でね~。
もうね、とにかく彼を見てたらたまんない気持ちになりましたよ。

純粋に目の保養・・・というにはラストがキツイですが、それでも十分堪能しました。
「チャーリーズ・エンジェル・フルスロットル」でサーファー役だったとのことです。うっ・・・。見てるはずなんだけど、わからん・・・。

ロマンスという感じではないので、むしろ、マフィア物とかそういうのが好きな人にオススメかもしれませんね。ラストは覚悟してください(笑)

http://www.gaga.ne.jp/behindthesun/index.html


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