映画鑑賞検定3級blog

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「007/カジノ・ロワイヤル」

2006-12-14 | アメリカ映画
なんだかんだと流れで見に行くことになりました。007はチョコチョコ観てるだけで、どれがどれやら実はよくわかっていないんですが、6代目ボンド、ダニエル・クレイグはどんなもんでしょうか。

見事、00(ダブルオー)の称号にあやかったジェームズ・ボンド。しかし、その称号にありついたばかりのボンドは、自分の力を信じるが余り、暴走しがち。そんなボンドに舞い込んできた依頼は、モンテネグロのカジノで、テロリストの資金源であるル・シッフルという男との勝負に勝つこと。そこで、彼のパートナーに選ばれたのはMI6の会計係のヴェスパーだった。


うん、私はこれ、好きよ。

見事、ボンドの役にあやかったダニエルは、ダブルオーの称号をもらいたてのボンドにちょうどいい感じに当てはまっていてよかったのではないでしょうか。

一緒に行った友人は、ダニエルのヴィジュアルがどうにも気に入らん様子でしたが、私は、この”わんぱく”ボンドにはダニエルがぴったりでちょうどよかったんじゃないかな、と思いました。

だって、ダニエルにブロスナンのような振る舞いを求めるのは酷というもの。
がんばって肉体を鍛えたのでしょうから、無意味なまでに脱がされまくるのもありなのでしょう。
その分ボンドガールのエヴァ・グリーンの露出が少ないのは、女の私もちょっと残念(笑)

ジャガーノート並に壁を突き破り、ジャッキー並に助走をつけて必死に鉄骨を飛び回り、Yamakasi並の逃げ惑う敵を必死で追走してしまうような愛しきへっぽこさのあるボンドは、ダニエルにぴったりという感じです。

騙されるわ、拉致られるわ、辞表は出すわ、もう~~、ありえないへっぽこさのダニエル・ボンド。
ですが、いや~~、だからこそのあのラストの決め台詞には、本当に痺れました。

がんばれよ、ジェームズ・ボンド。
お前には期待しているよ・・・。


そんな気にさせてくれるのは、このボンドくらいでしょう。

こんなに007シリーズで次回作が気になったことはないです。
次回作、頑張らないとですよ、ダニエルさん(笑)

今までだとほぼ無敵イメージのボンドですが、そんなボンドにもこんな時代があったのよ・・・と思ったら、今までのボンドも妙にいとおしく思えてくるから不思議です。

CGとセットがメインの「ダイ・アナザー・デイ」がイマイチピンと来なかった私には、今回の方が雰囲気も全然好き。
「消されたライセンス」「リビング・デイ・ライツ」なんかのようなアクション爆発どんとこい!という生身系の方が好きなんだもの。

いや、ピアース・ボンドもね、ステキだったよ。でも、個人的にはちょっとスマートすぎでね。そっちの方が正しいボンド像なのかもしれないのですけど。
私はティモシー・ボンドのほうががんばってる感があって好きだったんです(笑)
だから、ダニエル・ボンドも結構好きよ、少数派だろうけど・・・。

今回は「敵国」を作るのではない雰囲気も個人的には好きなポイントとなっているのかもです。

ボンド役のオファーを断ったというユアンですが、無敵ユアンなんてイヤイヤ! ユアンにボンドは似合わないよぅ! と思っていましたが、このボンドなら見たかったなぁ・・・。

関係ないけど、実はこれってちょっと「ゴッド・ギャンブラー」みたいだわ、と思って観ていました。
だってほら、あれもさ、アンディがさ、飛び回ってたじゃない。
それに、金策で困ってたわけだし、ポーカーだし・・・。
あの片目、もしかして・・・と思ったのは私だけじゃないはず・・・。

ひとつ今回気になったのは、ダニエルの走り方。
スタントさんの部分はいいのだけれど、ダニエルの部分は、姿勢を伸ばしすぎです。
顔をはっきり見せるため姿勢を伸ばしているのでしょうけど、トム様はそれでもかっこよく走っていますが、ダニエルはダメ~~。
走る姿勢はアクション映画で大切な部分ですから、ぜひ何とかしていただきたいものです。

それ以外はぜんぜんOK。
ボンドはかっこよくて無敵じゃなきゃダメなんだ~~!と、思っている人以外にはおすすめできる作品でした。

http://www.sonypictures.jp/movies/casinoroyale/


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
TBありがとうございました (ミチ)
2006-12-14 23:23:52
こんばんは♪
走り方って個性が現れますから、スタントさんも真似るのが大変かもしれませんね。
トムちんといいダニエルといい、背筋伸ばしていますよね~(笑)
新人ぽくてワイルドなダニエル@ボンドがどのように洗練されていくのか見守って行きたいです。
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痛いっ~ (cyaz)
2006-12-15 12:31:01
微妙さん、TB&コメント、ありがとうございましたm(__)m

テンポがあって意外に面白かったし、楽しめた映画でした。
しかし、あの拷問のシーンは男性にとっては観てるだけで大事なところが痛かったです>< あれは一番の責苦ですよ、男性にとっては(笑)
DVDで海パン、チェックしてくださいねぇ~♪
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Unknown (たお)
2006-12-15 20:02:58
こんばんは~♪
“全くボンドに見えない”からこそ面白かった作品でしたねぇ。ラストに垣間見せるボンドっぽさに、次回の期待も高まりますが、あんまりボンドっぽくなっても、この面白さがなくなってしまう気も^^;
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たくさんのコメント、ありがとうございます! (微妙)
2006-12-16 10:03:31
>ミチ様
こんにちは♪
走り方は重要だと思うのです。背を伸ばしてダッシュしてると、なんだか転んでしまいそうに見えます(笑)
本当に、次に期待しちゃいます。洗練されるのかな?

>cyaz様
こちらこそ、いつもありがとうございます。
いやいや、あそこは痛そうでした。先日のK-1、2回キックがあたり、死にそうに苦しんでいたボンヤスキーを観ればなんとなくわかります。
ボンドたるものあそこも鍛えねばならんということなのでしょうか?(どうやって!?)
ええ、海パン、絶対チェックします(笑)

>たおさま
こんにちは♪
そうそう、全然ボンドらしくないんですよね。そこがいい。
確かに。普通のボンドになってしまわない方がいい気もしますね。
次回作が楽しみ♪
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TBありがとうございました (sakurai)
2006-12-18 08:42:10
ほんと!頑張ってましたね。
あんまり頑張りすぎて、余裕無さ過ぎ感が悲壮に伝わってきて・・・よかったです。
あたしってマゾ・・・かも。
あの拷問の痛さは想像つきませんが、何とか自分の知力で乗り切ってもらいたかったです。
もうちょっと遊び心が欲しかったなああ。
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コメントありがとうございます! (微妙)
2006-12-19 18:02:11
いや~、がんばってました(笑)
確かに余裕は全然なかったですね。
観ているほうも全然安心できなくて、結構はらはらしました。
自分の知力で・・・全然乗り切れてませんでしたね(笑)
確かに、遊び心は全然なかった一生懸命ボンドでしたね。次回作に期待です~。
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