映画鑑賞検定3級blog

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「エンパイア・オブ・ザ・ウルフ」

2005-12-15 | フランス映画
時間が余ったのでもう一本。と、いうわけで、これをチョイス。

ポール・ネルトーは一匹狼の捜査官。トルコ人らしき女性が連続で殺されるという迷宮入りになりそうな事件を一人で追っている。行き詰まりを感じたネルトーは、警察の中でもアウトローで、保養所送りにされてしまったトルコ人に詳しい捜査官、シフェールに助けを求める。
その頃、警察官のローランの妻、アンナは、8年間連れ添っているという夫の顔が思い出せなくなるという記憶生涯に苦しんでいた。放射線療法を行おうと言う夫の言葉を受け入れられず、精神科医の元に向かう。


ほほ~~ぅ。(何それ)

前半と後半でまったく違うお話になったような印象。

前半は、何も分からない手探り状態のような感じ。アンナ、シフェール、そのほか、みんな正体も何もよく分からず、とにかく観る方としては一生懸命に情報を覚えておかなくちゃ、っていう感じ。ネルトーは主役で、基本的に一番普通な人なので、彼だけはキチンと把握できるけど、そのほかはいかにもサスペンスっていう印象。

雨がずっと降っていて、今にも雪に変わるんじゃないかっていうくらいの寒々しい映像がとてもきれいで、室内にいても雨が屋根や窓をうつ音が印象的にずっと聞こえていたのが印象的。ネルトーの衣装もとっても寒そう。きれいな映像で、すごく好きな雰囲気でした。

アンナの身に起こるある変化から、雰囲気もがらりと変わる。雨は上がり、ネルトーの捜査もだいぶ”先”が見えてくる。終盤にはネルトーの皮ジャケットに、それじゃ暑いでしょうに・・・と思うような中、事件は解決に向かう。

最後の最後まで何がどう転んでもおかしくないような状況で進むけれど、フランス映画にしては分かりやすい方だったんじゃないかな。

「クリムゾン・リバー」みたいな感じかな?と、イメージしていた人ならば、それほど期待を裏切られたと感じることはないんじゃないかな。

でも、どっちかというと「スイミング・プール」に近いかなぁ・・・。

個人的にはイマイチちゃんと片付かないので、あまり好きなオチではないんだけど、でも、なんか感じがカッコよかったんで、OK!

っていうのも・・・。

ジョズラン・ギブランがカッコイイ~~ 

ええ、ミーハーですとも!(開き直り)

顔はオーランド・ブルームに似た感じもしますが、目線や表情の感じとかは、エドワード・ノートンやピーター・サースガードに近い感じかな。でも、男っぽさもあって、スタイルもよくて、かなりツボです、この人

しかも私の大好きな、黒いフードをかぶって雨の中に立つ、というツボまで抑えてくれる始末。

採点も甘くなるってもんよ!

いい目の保養でした。

ジャン・レノの妙なヒゲ&アロハシャツもいかしてました

アンナ役、アーリー・ジョヴァーもすごいよ!美人だし

フレンチ・ミステリーと思って観て下さい。わりかし楽しめます(笑)
平井堅に似た人も出てました(笑)

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http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD8068/gallery/i001.html ←gooフォトギャラリーへ


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2 コメント

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はじめまして (俺的映画生活日記)
2005-12-21 19:04:38
TBありがとうございます。

記事を拝読させていただきました。

前半と後半で印象が違うのには同感です。

私は前半のサスペンス風なところが好きでした。

後半はイメージと違って「アレ?」と

思いましが、全体的に好きな映画ですね。
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こちらこそ。 (微妙@管理人)
2005-12-22 17:50:47
ご来訪&コメント、ありがとうございます。

私も全体的に好きな映画です。

特に前半のサスペンス部分はかなりかっこよかったですね。おっしゃるとおり、後半はだいぶイメージ違ってきてびっくりでした。

またそちらへ拝見しに伺うと思います。そのときはどうぞよろしくお願いします
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