映画鑑賞検定3級blog

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「花咲ける騎士道」

2007-04-17 | フランス映画
気になっていたタイトルをTSUTAYAの半額に乗せられて借りてきました。1952年の作品とは知らず、リメイクのこちらだけを借りてきました。

時は18世紀、ルイ15世の統治するフランス。モテモテ男のファンファンは、手を出した娘の責任を取れと結婚を迫られる。しかし、何とか逃げ出した彼の前に現れたアデリーヌという占い師に王家の娘との運命の出会いを告げられ、結婚からも逃れられるだろうという簡単な考えからファンファンは軍隊に入ってしまう。しかし、アデリーヌは、軍部の叔父に育てられた娘で、適当な人間に声をかけては軍隊に進めるためにいつも同じ占いを言い渡したいたのだ!しかし、それを信じきっているファンファンは、山賊に襲われた王家の馬車にたった一人で戦いを挑んでしまう!



もう、かわいいかわいい♪
変な人がいっぱい出てきてコミカルで、とても楽しい。

内容的には、いろんなものに束縛されるのを嫌うファンファンという色男の冒険活劇ですから、単純明快で爽快なお気楽歴史アクションコメディです。
衣装も歴史的に忠実というわけではなさそうですが、とても華やかでこういうのは大好きです。

個人的にはあまりフェンシングでのチャンバラを見たことがなかったので、とても新鮮。
しかも、主演のヴァンサン・ペレーズはほぼ自力でアクションをこなしていたようですが、かなりいい感じでした。こういう人だったっけ?
ですが、特に、馬のシーンは必見ですよ。
あまりにかっこよく乗っているので当然スタントだと思っていましたが、自分でやっていたらしいです!ビックリ!
フランスの俳優さんって、かなりガッツと運動神経のある人が多いのね、と、感心させられました。

勇ましい部分が多くみられるのかと思ったら、さすがに古い映画のリメイクですから、最近のミラやアンジーほどではなかったですが、それでも十分キュートなヒロインを演じていたペネロペ・クルスにも満足♪

音楽も娯楽的で、時間も長くなくて、テンポもちょっと忙しすぎるくらいで、アクションの量も笑いの量も適度で、バランスのいい作品だな、という印象。
「TAXi2」「TAXi3」のジェラール・クラヴジックが監督で、製作と脚本がリュック・ベッソンなので、その辺も納得。

フランス映画なので、お城や森がとてもフランスらしくていいですね、って、あたりまえか(笑)

派手な作品ではないですが、気になったら取ってみて損はないかな、という作品。
メイキングもたっぷりついていて、そこも面白かったです。

機会があればオリジナル版も見てみたいですね~。

花咲ける騎士道(2003) - goo 映画


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