映画鑑賞検定3級blog

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「ハッカビーズ」

2007-04-07 | アメリカ映画
なんだか表紙がハッピーなコメディみたいなので、レンタルショップでもちょっと気になっていた映画だった。それがMoviePlusで放送していたので見てみることにした。

自然保護団体に所属しているマルコヴスキー。彼は、偶然なのか必然なのか、3回出会ったアフリカ人の男が気になって仕方ない。そんな彼が尋ねたのは”哲学探偵”の事務所。そこからマルコヴスキーは、”実存主義”の世界をさまよい始める。

<私こういうのホントにダメ・・・>

私、ダメなんです。こういうの。
こういうのを楽しむ余裕がないの。全然ダメ。

笑わせようとしてるんだろうから、笑ってりゃあいいんだろうけれど、全然笑えない。

自分探しってのを面白おかしく描いてるんでしょう。だけど、そんなもんは勝手にやってくれ。人に迷惑を掛けるんじゃないよ、このバカッタレが!と、イライラが止まらなかった。

ジュード・ロウの人生だって綱渡りなんだろうし、何が悪いのよ。あんたらがなんかしなくたって壊れたかもしれないじゃない。

なのにそんな人の人生むちゃくちゃにして悟ったようなことをいってるやつらに腹が立ってしょうがなかったんですよね・・・。

最初のうちは結構楽しかったんですけどね・・・。
<実存主義>だかなんだか知らんが、わけわからんことを言うヤツらがどんなに痛いヤツか見てれば良かったんだから。

だけど、人の成功をつぶし、人の恋人を取っちゃだめだよね・・・。
この映画の中で唯一まともな人に見えたジュード・ロウがどんどんぶっ壊されていくのに耐えられなくなってしまったのでした。

そこにあのラストとは・・・。う~~ん、無理。

私も世間に適合できてる方ではないと思うけれど、あれを見て爽快になれるほどではないよ。心が痛んで仕方なかったです。

ま、それもこれも単に私が余裕がないからなのでしょう。

私はこういう映画で笑えない、余裕のない人間なのです。


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