オートバイで行くインド・アフガニスタンの旅

写真やイラストつきのオートバイ旅行記

no.49 いよいよボンベイへ

2016-10-12 15:59:00 | オートバイ旅行記
 さて、今まではインド大陸を南から北へとその中央を縦走してきたのであるが、
ここでその進路を西に向け、インド第一の商業都市、西の玄関港のボンベイをめざした。

 ハイデラバードをでてからボンベイに至る間に、二つの大きな町がある。
ショラプールとプーナだが、この二つの町も歴史のある町で、史跡にあふれているが、
それをじっくり訪れていてはいつまで経ってもドイツにたどりつけない。
それで、ここはさーっと素通りすることにしたが、ちょうど昼時にショラプールの
町にさしかかったので、昼飯をとるために、小さな食堂に入った。


 食事をとっていると、いつの間にか大勢の人々に取り囲まれていた。
そしていつものように、「どこから来た?」等のお決まりの質問が
飛び交いえらい騒ぎになってきた。 落ち着いて食事をとるどころではない。 

 そこでその騒ぎを聞きつけて、例の長いこん棒を持った警官が駆けつけ、
その群衆を追い払ってくれた。 そこでその間を逃さず、一服する間もなく
逃げるようにして、そこを去ったのだ。

 こういったことはそんなにあることではないが、とくに南インドの小さな
町で起こることが多かった。 そういったところでは外国人自体を見る
ことがすくないだろうし、ましてオートバイに乗ってやって来たとなると、
あっという間に、その噂が伝わるのだ。


 ショラプールの後はボンベイを目前にプーナの町があるが、ここも歴史の
ある大都市で大学などもある。 この町では記憶に残っていないのだが、
手帳をみると、イージーライダー風のハンドルをしたオートバイの若者に
出会っている。 この当時これはすごく珍しい。 この長い旅の道中で、
こういった洒落たバイクに出会ったのはこれ限りである。
バイクファンはいい。 そんな彼と一体どんな話をしたんだろう。
憶えていないのが残念だ。 あまつさえ写真も撮っていない。

 この夜はkandleというアメリカのコロラド渓谷に似た景勝地を訪ねており、
そこには滝まであり、さらに緑も濃くまるでスイスみたいと、矛盾する
ような記述が手帳に記してある。 その日はPANVELというところで、
政府経営のレストハウス7ルピーに泊まっている。
立派で安いのがいい。

 前日もそうだったが、午後より雨になり、その雨の中、インド第一の
商業都市、西の玄関港ボンベイ(現ムンバイ)をめざした。

 ボンベイはアラビア海に面した半島の突端にできた都市で、近年人口の流入
に伴いその市街地も拡大の一途をたどっている町である。

 我々はその先端部イギリス植民地時代に造られた旧市街いわゆるフォート
(砦)と呼ばれる地区にバイクを進めた。 

 そこはこの地区が観光の中心であり、またそこがホテル街でもあったからだ。

 我々が泊まったのは、STIFULE HOTEL といい雑居ビルの4階にある小さな
ホテルで、その2階にももう一つレックスホテルという別のホテルが入って
いた。 このホテルのちょっと先はあの有名なタージマハル・ホテルで、
さらにその前は海に面して、インド門があるというロケーション的には
申し分のないところだった。


 我々の泊まったスティッフル・ホテル、名前は立派だが、中身はその名前
とは裏腹におんぼろで、ホテルとは名のみといったところである。
夜には従業員がホテルの廊下の端で直に眠っているといった信じられないような
ところである。 インドはどうしてこんなに雑然としていて汚いのか? という
代表みたいなホテルだった。 その理由は・・・。


 次回に続く!

 

  ボンベイの街中の風景


  


 
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