美術館・展覧会巡りのたわごと等・・・

美術展・展覧会鑑賞初心者の特に役に立たない感想とか。

ダリ展

2016-10-12 00:10:31 | 鑑賞
ダリ展
新国立美術館
2016年9月14日(水)~12月12日(月)

大人気のダリ展に挑戦しました。

連休最終日という事もあり、というか少なくとも休日は、
行列ができているらしいですね。
この日も入場まで約10分ほど行列に並びました。

中も大混雑で鑑賞するためには列に並ばないと最前列では見ることが
難しそうです。
並ぶか並ばないか・・・会場の中の人は並ばずにお好きなところから
鑑賞して下さい的な呼びかけをしていますが、やはり見るなら
最前列で見たいものです。
とはいえ、第1章の初期作品の展示コーナーは黒山の人だかり、
と言うほどのこともなく、2列目あたりで鑑賞できたので、
2列目から覗き込んでの鑑賞することにしました。

初期作品は風景が多く、誰しも最初は普通の絵だよね~
などと思いながら見ていましたが、竹中直人さんの音声ガイドから、
ダリは自己主張をするために、髪を伸ばしたり母親のおしろいを塗ったりした・・
(確かこんな感じのことを言っていました)とのナレーションが流れ、
私の目に映ったのは「ラファエロ風の首をした自画像」・・・
なんでおでこが青いんだろう・・・首・・・首がラファエロの自画像風なのね。
尊敬していたラファエロと自分を重ねて(首だけど)自画像を描くとは、
自分に自信があったのか、自信があると見えるようにふるまったのか・・・
この頃からすでに自分をセルフプロデュースしていたのだな~、
さすがダリ。と思わずにはいられませんでした。

第2章はモダニズムの探求はキュビスムとか他の描き方とか
色々やってみたよ。な、時代です。
絵の学校(ああ、なんか違う・・・でも学校)の時代には、
色々模索していたんですね。あのダリの絵は1日にしてならず、と思いました。
「キュビスム風の自画像」と「巻髪の少女」は同じ人が描いたのか、
私には絶対わかりません。
その後の作品「カダケスの4人の漁師の妻たち、あるいは太陽」は
私が理解することを拒否するようでした(笑)

第3章以降はシュルレアリスム時代。さあ私的イメージするダリです。
とはいえ、その絵を知っているのと理解するのは別のお話でして、
ただただ不可思議な世界を凝視することしかできませんでした。
鑑賞している人たちも色々自分の解釈を語っていて、参考になったり、
面白かったりしました。
「形態学的なこだま」は同じ動きをする人、物、風景などが同じ形を繰り返し、
絵の中にこだまを表現しているとのことでしたが、確かに。
見れば見るほど、ここにもっ!ここにも!!とじっくり楽しめました。
「引き出しのあるミロのヴィーナス」は本当に胸やらお腹やらに引き出しが!
それよりも不思議なのは取っ手が毛。白てんの毛皮の房でモフモフです。


ダリはガラと出会いダリのミューズとして、生涯を共にし、
作品の源泉として、たびたび登場しますが「ポルト・リガトの聖母」は、
大きさ、触れているようで触れていない個々の物体の浮遊感、
澄み渡る青い風景が目を引く作品でした。
よく見ると、聖母マリアのガラの体の真ん中が四角く開いており、
その中に赤子のイエス・キリスト、そしてイエス・キリストの
体の真ん中にも四角く開いていてその中には、キリストの肉を
表すパンが描かれていて・・・体の中心に空間があるという
不思議な絵にも関わらず、それが当たり前のように、全てが
しっくり感じました。

「ラファエロの聖母の最高速度」は、本物をみて初めて気づきました。
真ん中に聖母がいると・・・おおおっ!と思をずうなりました。
(全然気づいてなかった・・・)

「テトゥアンの大会戦」とても大きな絵で見ごたえがありました。
真ん中にダリとガラがいるのですが、その周りに(よく見るとあちこちに)
数字が散りばめられていて、近くで見るとよく分からないのですが
離れてみる数々の数字を確認する事ができて、しばらく夢中になって
数字探しをしてしまいました。この数字も意味があるのかな?
ダリとガラのそばの数字は音声ガイドで謎解きしてましたが。


ダリは絵画の他に映像や舞台衣装・装置、本の挿絵、アクセサリー、
自伝も発行しているようで、その作品の世界観を壊すようなことはせず、
それでいてダリであることも表現されていて、その多彩な才能に
(知ってはいても)改めて驚きました。
そういえば写真の中で人体で顔(骸骨)を表現している写真がありましたが、
そんな浮世絵あったよね・・と思いつつ、ほんとに人の体で作ってるの!?と、
しばらく眺めてしまいました。


作品総数約250点とか。ダリの作品について少しは理解できればと
チャレンジいたしましたが、いやいや、なお一層謎が深まるばかりでした。
そんなこんなもすべて計算済みなのでしょうね。

ただひたすら、何か変ーーっ。これどういう事!?と驚きの連続でした。

勢いだけの鑑賞記録なので間違いばかりとは思いますが、
勢いがあった事だけ感じていただければ幸いです!!
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