八丈島でダイビング!BIENTOS(ビエントス)

八丈でダイビング中に出会った生き物達の写真館です

カモハラギンポ

2011年06月10日 | 八丈の魚
スズキ目/イソギンポ科(八丈島・ナズマド・6cm・10m)
八丈島・三宅島・和歌山県田辺湾・高知県柏島・奄美大島・沖縄県・ケラマ諸島に分布。サンゴ礁、岩礁性海岸に生息する普通種。活発に泳ぐ遊泳性。泳いでは止まって。泳いでは止まってと面白い動きをする。(山と渓谷社「日本の海水魚」参考)

ミツイラメリウミウシ

2011年05月22日 | 八丈のウミウシ
裸鰓目/ドーリス亜目/ラメリウミウシ科(八丈島・底土・1cm・10m)
体地色は多くが白色だが、黄色の個体もある。外套膜と腹足の周縁は黄色で縁取られ、その内側はオレンジ色の色帯がある。触角は半透明でスクリュー状。本州では春に普通に見られるが、八丈島では水深20m以浅の岩礁域で稀に見られる。日本、香港、オーストラリアに分布。(誠文堂新光社「ウミウシ 生きている海の妖精」参考)

テントウウミウシ

2011年05月22日 | 八丈のウミウシ
嚢舌目/ハダカモウミウシ上科/ハダカモウミウシ科(八丈島・底土・5mm・10m)
インド・西太平洋に分布。体地色は黒色や濃青緑色。背面突起の先端には橙色または黄色の細かな点が密集する。触角は青く、白色の細かい点がある。体長は50mmにまでなるが、通常5mm~10mm。八丈島では春から初夏にかけて、緑色のタマミルの上にいることが多い。(誠文堂新光社「ウミウシ 生きている海の妖精」参考)

ハタタテサンカクハゼ

2011年05月22日 | 八丈の魚
スズキ目/ハゼ科(八丈島・底土・5cm・5m)
琉球列島、紅海、インド・西太平洋に分布。サンゴ礁域の砂底に生息する。体には橙黄色の斑点が散在する。背ビレの一部が糸状に伸びることが名前の由来。だが、この写真は確認しずらい。八丈島では時々見られるが、岩穴の砂地にいることが多い。(山と渓谷社「日本の海水魚」参考)

ホシゾラウミウシ

2011年04月17日 | 八丈の魚
裸鰓目/ドーリス亜目/イロウミウシ科(八丈島・乙千代ヶ浜・3cm・15m)
体地色は青白色から暗紫色で個体によって変異がある。背面、腹側の体表には白色から黄色の斑紋や暗青色、黒色の斑点が散在している。触角の先端は赤色。鰓は白色で軸は赤く縁取られている。非常に分布の広い種類で紅海からも報告されている。シモフリイロウミウシは異名。八丈島では夏から秋にかけて水深10以浅の岩礁域でやや普通に見られる。インド・西太平洋熱帯域、地中海に分布。(誠文堂新光社「ウミウシ 生きている海の妖精」参考)

シマウミスズメ幼魚

2011年03月21日 | 八丈の魚
フグ目/ハコフグ科(八丈島・八重根・2cm・15m)
伊豆半島、紀伊半島以南、インド洋・西太平洋の熱帯域に分布。水深50m以浅の沿岸に生息する。体の横断面は5角形。成魚は体に不規則な青色線が入る。サンゴ礁より岩礁域の方でよく見る。群れは作らない。ハーレムを作る。夏の日没前にペアで産卵する。浮遊卵を産む。皮膚に粘液毒を持つ。(山と渓谷社「日本の海水魚」参考)

ドーリス科の一種2

2011年03月21日 | 八丈のウミウシ
裸鰓目/ドーリス科(八丈島・八重根・2cm・15m)
「体地色は白色で体表には毛で覆われたような白い突起で覆われているこの種類は現段階では不明種のままである。公開することで、今後この種類が専門家によって解明されることを期待したい。」と図鑑に書いてあった。なので、珍しい種類なのでしょう。(誠文堂新光社「ウミウシ 生きている海の妖精」参考)

ブドウガイ

2011年03月21日 | 八丈のウミウシ
北太平洋、東太平洋、地中海に分布する。潮溜まりを含む、潮間帯で通年見られる。貝殻は外在し、薄く卵型。軟体部は全体が緑色から褐色で、橙色と黒褐色の丸い班紋と、小さな白点が散らばっている。軟体部は貝殻に完全に収納できる。(誠文堂新光社「ウミウシ 生きている海の妖精」参考)

イボヤギヤドリイトカケ

2011年03月21日 | その他
イトカケガイ科(八丈島・八重根・1cm・10m)
アーチの天井や暗がりにいる「イボヤギ」というイシサンゴの仲間の近くで見ることができる。名前の通り、そのイボヤギにくっついているのですが、それを餌にしているのです。長い管をイボヤギに突っ込みエキスを吸い取っていくのです。吸い取られたイボヤギは白くなっているのを見かけます。

マルスズメダイ幼魚

2010年12月23日 | 八丈の魚
スズキ目/スズメダイ科(八丈島・八重根・2cm・10m)
三宅島以南、台湾に分布。水深20m~40mの岩礁域の底近くに生息する。口が黄色いのと、尾びれが糸状に長いのが特徴。八丈島では幼魚は見られるが、成魚はいない。(山と渓谷社「日本の海水魚」参考)