ビッキーおばさんが亡くなった。
夏にラパスで会った時、もう最後かも知れないと思っていた。
でも、こんなに早いとは思わなかった。
クリスマスを迎えることができなかったティアビッキー。
彼女は数学の先生だった。
生徒の前ではシャキっとして、カッコよかった。
土日は家のレストランの仕事を笑顔で手伝っていた。
毎週末遊びに行くたびに、いつも明るく迎えてくれた。
明け方までエンドレスでUNOをしたこと。
眠ってしまった私に毛布をかけてくれたこと。
日本に帰る前、家族みんなで送別会をしてくれたこと。
かわいい手土産を見るたびに、あの家族とティアビッキーを思い出す。
夏に会ったビッキーおばさんは、化学療法で鬘をかぶり眉毛もなく、痩せていた。
癌が見つかった時には、すでにステージ3だった。彼女はそれを知っていた。
でも、彼女は弱音なんてはかなかった。
「今はちょっとだけ体調が悪いのよ。」そう言って微笑んでいだ。
あれから、3ヶ月。
ビッキーおばさんは天に召された。
訃報を知らせる家族からのメールには
「最後は痛みで苦しんでいたから、楽になれて良かった」と。
きっと今頃、ティアビッキーは天国で、元気に過ごしているだろう。
だから私もビッキーが見守ってくれていると安心して、元気に生きていくからね。
今は何より、家族にきた悲しみが、いつか癒えますように。
Te quiero mucho, Tia Viki...
夏にラパスで会った時、もう最後かも知れないと思っていた。
でも、こんなに早いとは思わなかった。
クリスマスを迎えることができなかったティアビッキー。
彼女は数学の先生だった。
生徒の前ではシャキっとして、カッコよかった。
土日は家のレストランの仕事を笑顔で手伝っていた。
毎週末遊びに行くたびに、いつも明るく迎えてくれた。
明け方までエンドレスでUNOをしたこと。
眠ってしまった私に毛布をかけてくれたこと。
日本に帰る前、家族みんなで送別会をしてくれたこと。
かわいい手土産を見るたびに、あの家族とティアビッキーを思い出す。
夏に会ったビッキーおばさんは、化学療法で鬘をかぶり眉毛もなく、痩せていた。
癌が見つかった時には、すでにステージ3だった。彼女はそれを知っていた。
でも、彼女は弱音なんてはかなかった。
「今はちょっとだけ体調が悪いのよ。」そう言って微笑んでいだ。
あれから、3ヶ月。
ビッキーおばさんは天に召された。
訃報を知らせる家族からのメールには
「最後は痛みで苦しんでいたから、楽になれて良かった」と。
きっと今頃、ティアビッキーは天国で、元気に過ごしているだろう。
だから私もビッキーが見守ってくれていると安心して、元気に生きていくからね。
今は何より、家族にきた悲しみが、いつか癒えますように。
Te quiero mucho, Tia Viki...